バラのシュートが出ません!

[園芸相談センター]の過去ログです

のりこ 【北海道】 2005/07/13(水) 13:35:29
初めて質問させていただきます。
北海道在中の者です。

今年の3月にオークションでCL5鉢セットを1500円で落札しました。送料入れてもこの値段は安いと、とても嬉しかったのですが、育て方が悪いのか今だ、シュートが出ません。
購入したバラは、ミスタードラゴン・ニュードーン・カクテル・サマースノー・プリンセスみちこです。

現在は鉛筆の太さくらいの一本の茎だけが一メートルくらい伸びています。ただ、ニュードンだけは脇から一本シュートが出てきました。
他は送られてきた時の状態のまま今も茎一本だけです。

送られたのは、新苗の接木で、3.5号のポットに入っていました。
今は8号の鉢に植えかえしております。
接木の部分が2センチくらい見えるように植えると教わったため、その通りしました。

花屋さんで見かける苗は根元から茎が何本も出て、もっとがっちりしているのですが、ゆくゆくは、このようになるのでしょうか?
初心者のため、自己流で管理しているせいか、この後どうして良いのか判りません。安かったのであまり期待できないでしょうか?
ちなみにバラを植えるスペースの花壇もあったのですが余りにも苗が小さかったのでそのまま鉢に植え替えました。
花壇の方が良かったのでしょうか?
また、この5種類のバラは全部同じ育て方をして良いのでしょうか?

まとまらない文章質問が多くすいません。
アドバイス頂ければ嬉しいです。

ユキタロウ 【関東】 2005/07/13(水) 14:15:32
のりこさん、はじめまして。
詳しい管理情報が書かれてなかったので、あまりお役には立てませんが・・。日当たりが少ないとシュートが出にくくなります。
あとひとつ言える事は
地植えよりは鉢植えにしておかれて良かったと思います。
理由は新苗でまだ株の力がついてないので菌に対する抵抗力が弱い事。
(鉢だと自分で良い土が作れる)
生育状態に合わせて置く場所を移動できる。
水やりや肥料やりの量やタイミングがわかりやすい。
しばらく育てていくとそのバラの事が(大きさ、樹形、病気の事など)
だいたい分かってくるので、もし地植えにされたいのならそれから
そのバラに合う植え場所を選ばれてはいかがでしょうか?
私はそうやっていい結果を出していますよ。
ちなみに地植えにするとニュードーンはつるが5M位は伸びます。
サマースノーもつる性の方だったら同じくらい伸びます。

たちつ 【近畿】 2005/07/13(水) 14:44:13
草丈が解りませんが、芽先を爪で摘んで置けば良いのでは。その内に根張りが確りすれば、勝手に出てきますよ。最初の1年は中々大きくなり難い。来年の今頃には、邪魔に成るくらいになりますよ。(^^♪
とりあえず、根を育て、太い茎が出るまでの辛抱に・信望ですね。

犬塚信乃 2005/07/13(水) 19:18:15
今年3.5号の鉢植えになっていたバラ!
それは明らかに幼苗ですし、人間に例えれば幼稚園児みたいなものでしょう。

幼稚園児に大人並の成育兆候を求めるのは間違っていませんか?
シュートは栄養成長ですから、成熟の過程に従って発生するものです。
性急な要求は「角を矯めて牛を殺す」類の例になる可能性がありますよ。

のりこ 2005/07/13(水) 21:25:10
早速ご回答頂きありがとうございます。
鉢植えで良かったと聞き、先ずはホッとしています。
私の購入したのは確かに幼苗でした。
この鉢のまま、日の当たるところで管理すれば、そのうちシュートは出てくると思っていて良いのですか?
雨、風にさらしても大丈夫ですか?
肥料はこれから先、何をどの程度上げたら良いですか?
(植え替えの時は牛糞をいれました。)
たちつさんのおっしゃる、芽先とはつるの一番先の事を言うのでしょうか?
また、幼苗の場合、冬場は室内に入れたほうがいいでしょうか?
北海道でも、雪が少ない地方で、その分しばれが強く、かなり寒いです。

M2 【中国】 2005/07/14(木) 02:46:59
あの〜、横から失礼しますが、シュートって春に株元から出る新芽のことですよね。この場合「春に」ではなくすべての時期が当てはまりそうですが。今は、そういう意味でしたら、書いてみる価値があると思って書いて見ます。

シュートというのは基本的に寝ていたときに貯めた力で春に新しく株元から出ます。貯まった力がない状態ではうまく出ませんので、今の時期に出ることはないと思ってください。(環境にもよりますし、植えた株の力にもよりますが)バラは、あまり聞かないかもしれませんが、「頂芽優勢」という性質を持ってます。その株の枝の途中であれ天辺であればそこに栄養を集め芽や花を咲かします。寝ているときは生き残るために、葉を落とし枝に栄養がいかないようにします。そうして春枝に栄養が送られるよりも先に地下部の準備ができ(この時点での頂芽は栄養の送れることのできるのは暖かい地下部となる)シュートとなります。ということでこの時期に基本的には出ないということです。

ただし、やっぱり例外があります。株元が一番頂点になることです。切花用栽培でこれを応用した栽培方法「アーチング方式」というものがあります。鉢や棚の上で栽培し、同化葉(光合成専用にする葉・枝)と花の枝を分けて栽培します。同化葉をまず株元より折り、そこからシュートが出る様に一切のわき目を取り(切り株見たいのが残らないように、あるとわき目は残ってます)株元に栄養が貯まるようにするとでてきます。これに農家は花を咲かし出荷してます。

まあ、理屈的にではありましたが一般では春しか出ないものと思っていただけると良いと思います。(心配も減ると思います)シュートの話以前に事がわかっていないようでしたので書かせていただきました。

ついでにですが、頂芽優勢の性質があるので株の高さをいつも同じになる様にきり戻すと、(特につるバラ)よく咲き揃います。お試しあれ。

では、ご検討お祈りします。


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