バラが一日で弱ってしまいました。。。
しゃる
【近畿】
2005/07/06(水) 18:58:12
昨日の夕方は普通だったのですが、さっき見たら茎がぐんにゃりと曲がって萎れていました。
土は湿っており、水枯れではないようです。葉っぱもやわらかいままです。
品種はプリンセス・オブ・ウェールズ。
新苗で鉢植えにして育てています。
2ヶ月前、持ち運び中にシュートを根元から折ってしまったため、葉っぱの数は少なく、途中から細々とシュートが出ていていました。
ただ、そのうち一本だけしっかりとしたシュート(途中からですが)が伸びていました。
その一本がぐんにゃりと曲がってしまったんです。。。
そう言えば、途中から出てるシュートの中には、枝先が黒くなってしまうものがありました。
その都度、黒い部分を切っていたのですが、それと何か関係があるのでしょうか。
今日はもう暗くなるので、明日掘り返してみようかと思っています。
7月なので暑さが心配ですが、何か気をつける点があれば教えてください。
犬塚信乃
2005/07/06(水) 19:19:56
クロケシツブチョッキリの可能性が高いと思います。
春先に最初の被害を与えるクロケシ・・・はバラの茎に産卵して
その第二世代が今、この時期に再び被害をもたらすのです。
被害にあった茎は速やかに隔離して自分の庭で孵化、繁殖しないようにするべきです。
防除は難しいです。
クロケシ・・の襲来を忌避できるような農薬はカルホスやマラソンの粉剤を
使用する以外に無いと思います(見苦しいし、登録外農薬です)
早朝の飛来が多い、という見解があるようです。捕殺も有効な手段かと思います。
しゃる
【近畿】
2005/07/06(水) 20:18:54
犬塚さん、ありがとうございます。
クロケシツブチョッキリ、調べてみました。
バラゾウムシは通称なんですね。クロケシツブチョッキリの方が憎らしさが増します。。。
細々と出ていた枝先が黒くなったのは、どうやらクロケシツブチョッキリの仕業のようです。
ただ、一本だけ大事に大事にしていた太い枝が途中でぐんにゃりしたのはそのせいではないような気がするんです。
クロケシツブチョッキリの被害にあった写真を見ていると、だいたい先端部分が黒くなって落ちたりしていますよね。
うちの場合は、先端はきれいな葉っぱのままですし、曲がった部分は先端から20cmくらいの場所なんです。
ちょっと長すぎるような。。。
一つだけ思い当たるのは、2ヶ月ほど前にそのシュートに茶色の点線ができたことです。
チュウレンジハバチにしては幅広かな?、と思いつつ、こすってみるとポロポロ落ちて、元通りのきれいな茎になりました。
その次の日に見ると、こすった部分は黒くなっていました。
とりあえず殺虫剤を撒いておいたところ、特に枯れこむこともなく、上に上に伸びていったので安心していました。。。
(曲がった場所は、黒くなった部分よりも下です)
しっかり育っているところは、そのシュートだけだったので諦めきれず、ぐんにゃりしたまま置いてましたが、もし卵などが孵化したら大変とのアドバイスをいただき、さっき涙をのんで切ってきました。
現在、ほとんど葉っぱがありません。。。
犬塚信乃
2005/07/06(水) 20:28:02
しゃるさん、ご苦労の程をお察しします。
もうひとつ、バラクキバチというのが仰ったような被害をもたらすのですが
只、バラクキバチは4〜5月にかけて年に一度の活動ですので除外した訳です。
犬塚の家でも今年のクロケシツブチョッキリの被害は盛大なものです。
彼らには好みの品種があるようで、特定のバラのみが被害を受けております。
その対策として、来年からは寒冷沙の遮光率の低いものを張って
クロケシ・・やバラクキ・・の飛来を邪魔してみようかな、と考えております。
しゃる
2005/07/06(水) 21:02:57
犬塚さん、ありがとうございます。
バラクキバチの被害写真を見てみました。うちのとそっくりです。。。
ただ、犬塚さんが仰られたとおり、4、5月に発生するもののようですね。
この時期に現れた例は見つけられませんでした。
うーん。では何だろう。。。
どちらかというと茎だけの問題でしょうか。
もしかしたら鉢の中で何か障害が起こってるのかもしれないので、掘り返してみようと思っていたですが、この時期だと暑すぎますよね。
もし茎だけの問題である可能性が高いとすれば、掘り返したりせず、このまま様子を見る方がいいのでしょうか?
犬塚信乃
2005/07/06(水) 22:41:06
その他にバラが萎れる要因で思いあたるのはコガネムシの幼虫による
根の食害ですが、それだとすると株全体が勢いを失った状態になると思います。
鉢から抜いて少しずつ土を落として根を確認するのも、致し方ない状況かと
思いますが、コガネムシを確認出来なかった場合は速やかに
保全処置を施さなければならないと思います。
相当にギャンブルですので、秋の花に影響の出るのは避けられないと思います。
土を落とす行為は見た目には大したことがなくても、先端の毛根を切断する
行為になります。
これからの本格的な夏の過酷さを考えると、私だったらダイアジノン粒剤を
散布して様子を見ますが。
しゃる
2005/07/08(金) 18:54:35
[[解決]]
犬塚さん、ありがとうございます。
昨日、薬剤を撒いてみました。
それでも、さっき見ると切り口のところが黒くなってきていました。
どうやらかなり弱っているようです。
このまま置いておいても枯死しそうな状態なので、やっぱり明日植え替えてみます。
秋の花はあきらめます。
それでもかなりのリスクですが、このまま死んでしまうのも悲しいので。。。
いろいろと教えてくださり、ありがとうございました。
とても勉強になりました。今後に役立てたいと思います。
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