柿の木の環状剥離について

[園芸相談センター]の過去ログです

りっこ 2005/05/02(月) 16:57:10
先住人が植えた実生の柿木が2本あります。高さは3m(幹径10cm
)と2m(幹径7cm程度)植えてから、8年以上と思い2年ほど眺めてもさっぱり花芽がつかないので、昨年環状剥離を実行しました。おかげで小さい方の木は現在たくさんの花芽ができています。ところが大きいほうは数個です。これは昨年5月ころ、すこし枝を整理したときに今年花芽をつける枝を切りすぎたのでしようか?又、環状剥離は一回やると毎年しなければだめでしようか?実生なので渋柿と思いますが名前はわかりません。
よろしくお願いします。

pinetree 2005/05/03(火) 18:27:16
 正しくは「環状剥皮(かんじょうはくひ)」です。

 どの程度の剥皮をいつ頃されたかで話が変わります。
 5mmとか1cm幅にノコを入れて,間の皮を剥くような方法でやって,かつ,葉色が淡くなる新芽が少なすぎるなど樹勢低下の傾向が見られるなら,やめておいた方が無難です。
 せん定ノコやカナノコでひとすじ切れ目を入れる程度で,現時点で傷口が癒合して(治って)いる状況で樹勢低下傾向が見えないなら,10月頃に再度やられても良いでしょう。ただし,成り始めたらその年から止めるのが普通です。

 環状剥皮は両刃の刃です。強くやりすぎると枯れることもありますので,ご注意ください。

りっこ 2005/05/03(火) 19:27:19
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有難うございます。昨年6月ころ、2mm程度の巾で皮を剥ぎました。樹勢低下傾向はなく傷口も癒合し、新芽も多いです。今年はこれで様子をみます。


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