生石灰

この記事は[園芸相談センター]の過去ログです

健太 2005/04/28(木) 20:07:09
生石灰をまいて、耕運した後に、すぐに種をまいても平気ですか?教えてください。

cactus 2005/04/28(木) 20:24:21
畑で使用する時は、約1〜2週間前から準備をし、十分に耕せておく必
要があります。

Ryu. 【関東】 2005/04/29(金) 23:54:10
>生石灰をまいて

生石灰は危険ですな。普通は消石灰を撒くと思うんですが。
cactusさんが仰るように石灰を撒いた後はしばらく時期を置かねばなりません。
また石灰と肥料(堆肥なども含む)を一緒にすると反応して窒素分が減少してしまうのでご注意を。

たちつ 【近畿】 2005/04/30(土) 00:29:44
生石灰は危険ですねぇ。違う意味で。保管が悪いと、吸湿・発熱・発火する恐れがあるのでは。使い切る事ですね。多分本人は「消石灰」のPCの変換誤りと思いますが。
耕運機を使うのなら、耕して、石灰散布して、もう一度耕して混ぜておけば良いのでは、散水すれば尚良い。いづれにしても、据え置き期間は要りますが。農協に行けば、撒いて直ぐ植え付け可能な石灰? 中和剤?があるとは、聞いています。名称不明の緑色らしい。

かつ 【関東】 2005/07/14(木) 19:00:25
・生石灰は、稲などの葉に付着しても、大丈夫ですか。

たちつ 【近畿】 2005/07/15(金) 00:36:26
経験が無いので判りませんが。
粒が微塵で、付着しますから、アルカリ焼け(有機物を溶かす)・発熱焼け(水と反応して、発熱する。)・脱水(葉の水分を逆浸透する。
)などを引き起こしますから、良く無いでしょうね。

中和剤なら、焼き貝殻石灰もあります。すぐに種まき・植え付けができるようです。私は苦土石灰を使っています。

生石灰(安い。酸化カルシューム)・・・水・・・消石灰(心持高い。水酸化カルシューム)。

生石灰の「生」は「素」、「生まれたまま・生娘」従って、「きせっかい(国語)」と読むのは戦前派・国民学校・旧制中学派。「せいせっかい(専門用語)」と読むのは、新制中学派。「なま・・のいしばい(俗語)」と読むのは、凝りしょう派・擬似新語新作症派。
生石灰の発熱障害を防ぐから、消(防)石灰。・・・屁理屈派の私の事。
<(_ _)>。


生石灰・・・

M2 【中国】 2005/07/16(土) 01:52:40
危険危険って用は使い方次第と思うのですが、すぐに撒くということは確かにできませんが、それゆえに病気・雑草を死滅させることができます。その後、(気になるなら二十日大根やほうれん草で試験して芽が出たら本命を蒔く)種を蒔くことにより、より栽培しやすくなると思います。

PS 温めることのできるワンカップのお酒の下にあるのも生石灰です。直接触れることは(人間でも(特に目に入ったら))大変なことになるので(ここは確かに危険か)扱いには注意です。(たちつさんは水と反応するとかいてますが、汗でも十分反応するので撒いた後はよく洗い流すことをお勧めします)

ベイダー 2005/07/18(月) 12:18:52
有機石灰、苦土石灰、生石灰、消石灰、苦土生石灰、の使い分けについて教えてください。

たちつ 【近畿】 2005/07/18(月) 17:09:04
便乗レス?は嫌われますので、新規質問は新たなスレ立ち上げをお勧めします。

何を使っても一緒ですが、酸度中和改良剤で、強いアルカリ性物質ですから、平均的に中和させる為に、よく混ぜる・じっくり据え置き期間を置く、事が基本。2-3週間。
中には、施肥後、散水して、中和を促進させる人もいる。pHは溶解水溶液で計る。従って、用土の保湿程度や雨後(希釈)と乾燥時(濃縮)とでは、測定数値が異なる。
ここで問題となるのは、据え置き期間(なじむ・融和する)を待つのが面倒なので、「アルカリ焼け」 の少ないものが、好まれる。
草木灰(K)・籾殻燻(製)炭(K)・焼き骨粉(P・Ca)・焼き貝殻石灰(Ca)など有機性(扱い)のものは、多量の使用しても、又すぐに、種まきや植え付けしても、アルカリ焼けが少ない。又微量栄誉素も含まれている事や有用微生物群の崩壊も少ない。
苦土石灰は、(Mg・CA) 焼き岩石を砕いたもの。でやや据え置き期間が短い。
生石灰は石灰岩を焼いたものでセメントなどの原料になる。安い。大気湿度を吸湿したり、葉面の湿度で化学反応を起こしたりして、発熱したりする。
消石灰は、生石灰を水で反応させたもの。
苦土生石灰は無いと思う。
いずれも、岩石系は微粉末の状態でもあるので、多用すると、土を固める性質がある。(鍾乳洞やセメントを想像すれば判る。)
又アルカリですから、有機質を分解したり、老廃排泄物の分解、殺菌作用もあります。ミミズ・線虫など軟体生物の減少にも作用する。

「なじむ」「据え置き」とは、砂糖多い目に水を混ぜたときに、最初は溶けなくて、ざらついていますが、時間を置けばシロップになる。このようなイメージ。
尚、鶏糞など糞尿堆肥との同時使用は、土壌中和よりも、先に堆肥のアンモニアと反応するので、避けたほうが良い。
との考え方が一般的。

2005/07/19(火) 20:25:19
生石灰はお勧めしません保管も大変ですし、潅水で反応して発熱します。皮膚や植物についてもアルカリ反応で問題があります。
特に反応がおきやすい石灰ですので施用ごすぐに定植や播種はだめです。そのため石灰では苦土石灰・消石灰がお勧めです。家庭菜園なら有機石灰(牡蠣ガラ・貝殻粉末)・貝化石もミネラル分がありこれならすぐ播種・定植可能です。

ハッピ−マン 2005/07/26(火) 10:53:54
生石灰なんかを使用してはいけません。良いことは何もないでしょう。消石灰も使い方を間違えるとひどいことになります。アルカリで一番良いのは木灰ですが、化学成分では、苦土石灰が一番良いと思います。貝殻をお使いになるときは、出来るだけ細かく砕いて使いましょう。

M2 2005/07/27(水) 05:27:49
>生石灰なんかを使用してはいけません。
これはなぜですか。いけないもの好くないものが売り物になるわけがないでしょう。(しかも長い年月にわたって)確かに熱反応を起こします。(時には火事になるほどの)しかし、それゆえに雑菌や雑草を退治することもできるのも事実なんです。肥料としてだけならば私も生石灰よりも使い易い物をお勧めします。ph中和なら、ピートモスでも使用しない限り無駄な事止めてしまいなさいとも言う場合もあります。ですが、そのもの自体を否定するのは間違っていると思います。

たちつ 【近畿】 2005/07/27(水) 06:51:33
>生石灰なんかを使用してはいけません。
の意味は、趣味の園芸レベルでは、他にも良いものがあると言う事と思います。何も危険を冒してでも使用する事も無いの意味。とおもいます。

先ず値段的にも、殆ど変わらない。(同じ位の値段)
販売量(販売単位)も20Kgと多すぎる。使用利用も極めて少ない。
   どちらかと言えば、農家用。
アルカリ成分がきつすぎる。
せっかちな人が多く、据え置き期間を待ちきれない。すぐ植えつけたい。
おおよそ知識も薄く・効果効能書きをよく読まない。何のために使うのかさえ、理解しないまま使用する人も多い。
目的と取り扱いや利点・欠点さえ理解していれば、生石灰の方が、アルカリ反応強く・中和・殺菌・有機質溶解にすぐれています。私個人としては、残ったものの保管が心配。 「その事を理解」 していれば、屋敷周りの不快虫駆除や侵入防止にもってこいの忌避剤。最高と思いますよ。
私は、貝殻石灰(高いがやさしい・微量成分が入っている)や苦土石灰(普通・Mgがはいっている)を主にお勧めしています。

何でも、適期適量を考えないと、効果が無かったり(意味が無い・ムダ)、薬害を引き起こす。(枯れる・事故を起こす)

ハッピ−マン 2005/07/27(水) 09:06:27
生石灰は無機系の農薬のなかでも反応性、毒性とも大変強いのです。使い方を間違えて植物をだめにするばかりか、使用した人間様でさえ医者にかかることがあるのです。M2さんのおっしゃっているように使い方さえしっかり守れば問題ないのですが、わたしの気持ちとして「何も無理して使う必要はない」ということです。一般には、土のPHをしっかり測定しておられる方など少ないのではないかとも思います。かつさん、生石灰を植物に直接使用してダメ−ジにない植物はありませんよ。たちつさんのおっしゃるように、生石灰はリスクが大きいのです。そのことをよく理解して使いましょう。

M2 【中国】 2005/07/28(木) 06:08:34
たちつさん、ハッピーマンさん、私は御二方がおっしゃることもそのもの自体も承知しています。しかしながら、失礼とは思いますが先だっての言葉はあまりにも足らなかったのではないでしょうか。(かく言う私も最近指摘受けたばかりですが)「いけない」「しなさい」に近い言葉のみだと説得力もないですし、何がどういけないのか(まぁ、今回は私を含め、皆さんがどう危険か書かれているから省いたと言われればそれまでなんですが)いけないまで明記するにはそれなりの説明が要るのではと思いました。そしてしなければかえって相談者に失礼に当たるのではと最近思ってます。

>趣味の園芸レベルでは
どちらもした経験から言わせて頂くと変わりないですね。要は栽培者にとっての目的に合う様に誘導するのが栽培です。規模は違えど方法は基本的に同じと言っても良いくらいです。最も、最新の技術や情報は生産者の方のほうが早いのですが(実際そうでないと不安?又困りますが)。確かに使用量からすると使い切れないと危ないものもあるでしょうが。

話し変わりますが、最近は生石灰は農薬とされているのですか?私の勉強し始めたころは(12年位前かな、もう情報が古いのかな〜、勉強し直さないといけないかも)肥料扱いでしたが。やっぱり日々変わっていきますね〜。

ハッピ−マン 2005/07/28(木) 09:18:19
M2さん。何事も決め付けるのはよくないですね。反省です。現在登録されている農薬の数は数千種類はあるでしょう。生石灰そのものも農薬として登録されています。そして、やっかいなのは、生石灰を含む混合タイプの農薬もけっこう多いのです。アルカリ性であること、水和による発熱で殺菌作用があることの応用でしょうが、使用方法に注意して取り扱わなければ、少なからず皮膚に炎症をおこす人がどこかに必ずおられることと思います。


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