ヒメエニシダの花芽とくるめつつじについて

[園芸相談センター]の過去ログです

てくにゃく 【関東】 2005/04/06(水) 10:18:12
こんにちは!
一年前に植えたヒメエニシダですが、
まだ花が咲きません。白っぽい花芽もついてません。
この一年で、もりもりと大きくなり、剪定せざるおえなくなり、去年2回程剪定してしまいました。
そのころは花後すぐに剪定しなければ花芽をおとしてしまう植物があることを知らず、10月頃も剪定してしまいました。
その影響でしょうか。今年はもうあの黄色いお花は見られないのでしょうか。(TT)
今年も剪定しなくてはいけないほどもりもりになっているので、
花後に剪定する予定ですが、花が咲かないと、いつが「花後」なのかよくわかりませんが、花が咲かなかったばあい、いつ剪定したらいいでしょうか??
同様に、くるめつつじの剪定も「花後」すぐ、ということですが、
「すぐ」というのはどれくらいの事を言うのでしょうか。
じゅんじゅんに咲いていますので、一番遅い花がしおれる待っていると、他の一番速く咲いた花芽をおとすことになってしまいますよね?

【関東】 2005/04/06(水) 21:41:26
ヒメエニシダもツツジも7月から8月にかけて花芽が分化するので、剪定は6月の梅雨前、春から伸びた新芽の伸びが
落ち着いたころに行うのが基本です。
ヒメエニシダは、分枝している箇所で切り替え剪定(主枝を切って側枝を残す)を行いますが、
内芽(上側に伸びる枝)の分枝部で剪定した方が枝先が垂れ下がるエニシダらしい樹形になります。
また、株立ちで株が混んでいる場合は、3月に混みあった部分の枝を地際から刈り取って枝を更新します。
ツツジは6月中旬から下旬に枝先を刈込みます。
8月以降に土用芽が伸びたら、樹冠から飛び出た枝については枝元から間引きます。
夏以降に枝先を一様に切り詰めるような剪定をすると、花芽を落としてしまうことになるので、
翌年の花つきが悪くなります。ご注意を。

たちつ 【近畿】 2005/04/06(水) 22:06:47
「花芽」とは、国語では「蕾」を意味しますが、園芸用語では、「花芽形成」時期を表します。蕾が出来る為の下準備。下準備ですから、確定せず不安定で、その後の環境の変化で、消滅したり、葉茎に変わったりする場合もあります。「予定は未定で確定ではない」ということです。でも、花芽形成部分を切れば、花は咲かない。花芽形成部分を残して育てれば、花が咲く可能性は高い。大抵の樹木系の花は暑い夏に出来る。

てくにゃく 2005/04/07(木) 10:49:54
レスありがとうございます。

ここは知識の泉ですね〜(^^)

ところで、土用芽とはなんでしょうか??
樹冠はなんとなく想像できるのですが(飛び出た芽ですよね??)

【関東】 2005/04/07(木) 12:30:53
「土用芽」は、夏(土用)以降の二次成長で伸びる芽のことをいいます。
↓こちらにわかり易い説明があります。
http://www2.ocn.ne.jp/~niekawa/ijikanri.htm

また「樹冠」は、樹木の枝葉が密集している部分のことをいっています。
この樹冠からぴょこんと飛び出して伸びている枝が、典型的な「徒長枝」です。
(ただし、他にも「徒長枝」と呼ばれる枝はあります)


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