木酢について

[園芸相談センター]の過去ログです

はっとさん 2005/03/25(金) 10:34:50
時々、木酢を植物や土にかけています。
おおかたの植物は中性から弱酸性の土を好むということですが、木酢は、強い酸性なんですよね?たびたびかけていたら土の酸度が変わってしまって、良くないんじゃないでしょうか?冬に石灰を撒いてもなんにもならないとか…。ルピナスみたいにアルカリよりの土を好むものなど特に気になります。植物や土が元気になると言う木酢ですが、気になっていたので質問させていただきました。

たちつ 【近畿】 2005/03/25(金) 15:53:50
考えた事も、ありませんが、毎日撒く訳ではありませんから・・・

木酢(pH 3).竹炭酢(pH 3.5)は100倍に薄めて、水素側から見た有効酸性度3/100=pH5 to 5.5でと可也きついですが、原液が元々数十倍薄めてあるので、余り影響は無いと考えます。又水ですから、雨や潅水でながれてしまいます。 乾燥し過ぎて、ヤニ油の固形・粘着性がでてくれば、水に溶け難いので結局薄くなります。と言って固まりを根の付近に撒くのは良くないでしょね。
元々から園芸用(薄い)・入浴用(濃い)別に50-100倍に薄めてあるものと想像します、従って、使用するときは100倍希釈する程度で良い。という事でしょう。実際の使用は元の原液の1-10万倍に薄めてあると想像します。又メーカーの薄め方や製造過程でバラツキがでて来るものと思います。だからpHの表示は無い。硫酸や塩酸等の無機質の酸とクエン酸や酢酸等の有機質の酸は性質が違うと思います。
濃度としては、植物の樹液程度と思います。只、匂いがきついので、心配になる人も多いかもしれません。

好アルカリ系の豆やホーレンソウやクレマチスは良くないかも知れません。 
判ったような・判ってないような  (^_^;)
とにかく、今まで障害は見つからなかったですよ。
硝酸や塩酸や硫酸で火傷したり、手が黄色くなったりしたことはありますが、尤も原液ですが、梅やレモンの実で焼けた事はありません。でもレモンの汁を絞っていて、皮膚が剥けた事はあります。やっぱり「酸っぱい」だけあると感心しました。毎日撒く訳ではないし、せいぜい、良く使ったとしても、月1回程度ですから余り影響は無いでしょう。
安物(薄い・タールが多い・成分は原液に近く・粗製品)は100倍、気持ちだけ高いものは濃い・粘るは1000倍に薄める。これは表示されています。対人用は生成頻度が多い(脱タール分) 製品により品質はバラバラ。流行だから、買ったけれど、余り効果が無いように思う。気分のもの。匂いが強いので害虫忌避効果ぐらい。アブラムシには粘るので窒息死程度と思います。多少殺菌効果や微量栄養素程度はあるでしょうし、後々には分解微生物は繁殖するでしょう。やっぱり気分のもの という気がします。使用のときは程ほどに。

はっとさん 2005/03/26(土) 20:44:18
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たちつさん、丁寧なアドバイスありがとうございます。安心しました。
でも、なんにしてもほどほどがいいようですね。私は肥料にしても、指定されている分量より多めにやってしまう癖があるので、改めないといけませんね。
いままで本に書いてあるとおりきちんと肥料をあげていましたが、最近は肥料に頼るのもどうかという気もしているんです。ちょっと甘やかしすぎのように思えて…。何もかも大きくなってしまいますし。
話が逸れてすみませんでした。大変、参考になりました。


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