みかん畑でとほうにくれて
みかん君
【近畿】
2005/02/14(月) 22:40:42
はっさくの木が5本、うんしゅうみかんが10本ある畑を父から譲り受けたのですが、うんしゅうみかんはとっくに食べつくし、はっさくは今、収穫を終えておいしく食べています。この時期からそれぞれのみかんの木にするべきことを教えて下さい。剪定、肥料、消毒etc,全くわかりません。よろしくご指南のほどを。
とりあえず・・・
2005/02/14(月) 23:07:57
近所のみかん農家の方に相談するのが一番ですな。
果実は昨日今日の知識で栽培出来る物ではありません。
まずはお父さんに相談が本筋でしょう。
みかん君
2005/02/14(月) 23:19:23
すみません、説明が足りませんで。聞きたくても父が病気で今は少し回復しておりますが、後遺症で教えてもらえる状態ではないのです。近所には畑、田んぼはありますが、みかん畑は珍しいわけでして、、、
みわきち
2005/02/15(火) 00:40:33
みかん君、はじめまして!!
お父様たいへんそうですね・・・でも私だったらみかん畑、ちょっと
羨ましいです!
まず、今からだと3月頃に剪定が必要です。ちょっと難しいかもですが、
最近出た枝(夏〜秋の枝)と今年実がなった垂れた枝には、来年実は
ならないのでそれらを切り戻します。あと、込み合ってる枝も間引いて
木の中のほうまで日が当たるようにします(^^)あと同じく3月上旬
と7月上旬に、速効性の化成肥料をあげます。12月には有機質肥料を。
(あげかた、量は園芸店で聞いてください)
ハッサクも基本的に温州みかんと同じですが、肥料の時期は4月上旬&
7月上旬に。果実が冬もついているので11月下旬〜12月に有機質肥料を
あげてください。あと、温州みかんと違って人工受粉が必要ですが、
できるでしょうか?(^^;
いずれもたくさん付きすぎると味が悪くなるので夏に自然落果が終った
頃、摘果するのですが・・・温州みかんとかだと葉30枚に一個くらいと
いわれていますが、こればかりはカンがある程度必要かもです、できれば
どなたか分かる方に相談なさってください。頑張ってくださいね!
まお
【外国】
2005/02/15(火) 01:36:08
こんにちは。直接の答えにならないのですが、とりあえずさんもおっしゃているように、果実系はややこしいので、本屋さんでカラー写真入りの育て方の本を買うとよいですよ。
今まで育てたことがないのであれば、まずは基本を本で把握するのが大事かと思います。
あと、お近くのJAも相談にのってくれるかと思います。
剪定方法や病気に対する対処方法なども詳しく出ているものを一冊手元においておくと、この先もずっと役に立つと思います。
タネツリ
【中国】
[URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/]
2005/02/15(火) 08:14:48
ミカン畑のある方が、うらやましいです。
私も、まおさんと同意見です。本を読んで理解しにくい点について質問なさるのが、よろしいと思います。
私が持っているのは、『NHK趣味の園芸 作業12か月21 ミカン類』だけです。こういう本の記載に係るご質問なら、ここでの回答はつきやすかろうと思います。
しかし、みかん君さんの場合は、趣味の規模を超えたもので、農協とか専門家との交流がベターと思います。近畿でも、和歌山県とかではないのですか。
☆YuukisaikaTanetsuri☆Suginami*TOKYO☆
みかん君
2005/02/15(火) 23:08:36
[[解決]]
アドバイスありがとうございます。まずは本屋へ出向いてみます。
下草を刈るのと、収穫だけしか手伝ってなかったので肩の荷が少々重いのですが、土日の休みをいかしてできるだけのことはやってみようかと。まずは勉強ですな、がんばります。
pinetree
【九州】
2005/02/16(水) 08:34:33
解決済みで、みなさん方の後に書き込むのも申し訳ないですが
>剪定、肥料、消毒etc
何もしていないのなら、とりあえず急がなければならないのは、マシン油などの発芽前防除、せん定、施肥です。
マシン油は、薬害を起こす可能性もありますが、上手に使えば化学合成農薬を減らすことが出来ます。ぜひ使い方を覚えてください。
せん定や施肥を適当にやってしまうと、修正が効かなくなります。それに、例えば、樹の状態や地域の気象、品種の違い、土壌条件によって、同じせん定をやっても、新芽のふきかたは全く変わります。
どの程度のレベルを求めるかで変わりますが、趣味レベルで初めての栽培であれば、せん定は間引き程度に抑え軽くおこない、花や新芽を見てから修正した方が無難です。失礼な言い方は承知ですが、「間引き」や「切返し」の用語の意味が理解出来ないのレベルなら、徒長枝や夏秋梢を除くだけにして他は手をつけないのが、個人的にはよろしいかと思います。
基本的な管理方法は、私も、一通りを本で勉強されることをおすすめします。
有る程度の果樹が栽培されている所なら、市町村役場の関係課で「防除暦」または「管理暦」等と呼ばれる年間作業の一覧を作っています。問い合わせて入手されると、お住まいの地域での作業や、施肥の量や時期、防除薬剤がわかります。ぜひ聞いてみてください。
地域の農業改良普及センターなどでも入手出来ると思います。
スーベローザ
2005/02/16(水) 16:44:04
解決済みで申し訳ないんですが
皆さん慎重なんですね。わたしは柚子13本(これは時々売ってます)温州みかん7本夏みかん2本,ほかに金柑デコポンなど作っておりますが、商売で作るわけではないのですので、成長して一人前になった木は、そんなにきちんとしなくても十分育ち、結構実を食べられます。ジャムやマーマレードをバケツに何倍分も作りました。
冬場はお礼肥えにEMボカシをやり、鋭い棘を避けるため皮手袋を付け枝をバッサバッサ切っています。気楽にやれば良いんじゃないんですか(*^^)v
それから農協はNO協と云われるほど当てになりません。ニンジンは、木に生っていると思っている人が要るくらいですから。
ただし春先のアゲハチョウにはご注意ください。葉を丸坊主にされます。"^_^"
あんぱんこ
【近畿】
2005/02/16(水) 18:58:25
解決澄みで、本題と少し離れてしまいますけれど、少し書き込みをさせてください。
「農協はNO協と云われるほど当てになりません」
これは農協の所在地、栽培品目によるので、誤解を招く表現かと思ったのですが・・・。みかん栽培専門のチームがあるところもあるし、栽培に関する質問を電子メールで受け付けてたり、勉強会を開いてるところがあります。ご近所の方が農協でやっていました。
こういう書き方をされると、一部のがんばっている方も同じように思われたりしないか、気になりました。まして、大勢の人が目にする掲示板なので、、、。
さすがに全国の農協に勤める人が全員みかん栽培をマスターしているわけではありませんけれど。
確かに気楽にみかん栽培できれば、それにこしたことないと思いました。
でも、全くの初心者で、剪定時期なども分らないようなのであれば、気楽にやるにはリスクがありすぎです。あまり神経質になるのも問題ですが、ご家族が大事に育ててこられた木で、みかん君さんは初めてなのですから、「気楽にやれば」というのはすこし無責任な発言と思いました。
このような書き方だと、書き込みマナーに反するのか、反しないのか分りません。不適切な場合は、申し訳ございませんが削除してください。
スーベローザ
2005/02/16(水) 20:41:31
農協はNO協はかなり言い古された言い回しですが、モチロンきちんとした所もたくさんあります。玉石混合と書くべきだったと思います。これについては反省するべきだと思いますが。ただ世間一般の人が思うほど当てにならないことはたしかです。
気楽にやれば「案ずるより生むが安し」と云うことです。また関東より気温の高い関西で柑橘類を育てるのは楽ですと云う意味で、肩肘張らなくても結構やっていけるといくことです。温州みかんの北限に近い関東でやっていけるなら十分関西でやっていけるはずです。実践してみるとわかりますよ。関東の丁寧な人は冬場に笹で霜よけをして保護したりしなくています、暖かい関西でならそこまでいらないし。
実際にやったことが無い人が考えるより易しいという意味です。
これは車の運転を考えれば私にできるかしらと考えているのと、実際運転してみるのとは違うというこ云うことです。車の運転ほどの責任も伴わないので…まず初心者であんなに難しい回答をされると私なら辟易してしまいます。そこで気楽にやればと書いたのが文章力の無さでうまく伝わらなかったわけですもう少し文章に気をつけます。
たちつ
【近畿】
2005/02/17(木) 02:13:00
無責任な発言かも知れませんが、1-2年は
1) 草取りに専念する。2週間毎。
2) 蕾が膨らむ-花が散る迄(開花前後・受粉月)と収穫1ケ月前(薬害・残留農薬回避)を除く月は毎月消毒する。
3) 7-9月は株元の茎幹30cmにカミキリ虫駆除剤を塗る。
4) 肥料は化成肥料を年3回やる。
5) カレンダーに予定表を書いておく事と必ず実行すること。
それくらいにしときなさいよ。
近所の裏山に畑がある等近ければ良いですが、それ以外は農作業は続かない。
剪定や摘果なんて1-2年ほって置いても、さほど気にしない事。豊作や不作の裏表や多少の果実の小さくなる事や皮が硬い・擦り傷があるのも実れば良いと割る切る事。多少の鳥の食害も我慢。晩性種・晩生程鳥に齧られ易い。畑の手入れが悪いほど食べられ易い。尤も最近は手入れが良過ぎると羽の無い2本足に食べられますが。
台風の後を見に行く程度。
15本程度なら大した事はありませんが、消毒の水の確保・手洗い水や果実の摘み取り搬出ルートや保管場所の確保も大変ですよ。今から木箱や涼しい保管場所を確保して置く事ですね。
最低上記の5つはしないと、畑や蜜柑の樹がムチャクチャになります。
きっと親に感謝する事でしょう。たかがミカン、食うに易し、作る事にはシンドイものです。
pinetree
2005/02/17(木) 18:59:06
農協(JA)は、全国組織として全国農業協同組合連合会(全農)がありますが、個々の農協は「単農」と呼ばれる独立した組織です。運営方針や技術員のレベルが単農で異なりますから、十把一絡げに「NO協」と断じる事はできないと思います。
また、管理人さんが定められた「掲示板使用上の注意」の共通一般マナー(禁止行為)には「個人または特定の企業・団体を誹謗中傷するような発言」もあげられております。やはり書き込みに際して注意すべき事ではないでしょうか。あんぱんこさんの意見に同感です。
20年以上を果樹栽培に関わってきましたが、私の住む地域ではここ10年ほどは農協の技術員が激減しており、技術レベルの低下を感じております。その点はおっしゃる通りかもしれません。
ただ、農協は組合員が出資して設立する共同組織です。基本的には組合員に対してのみサービス提供するものと考えます。この点は、都道府県や市町村など、地方自治体の技術員が農家だけでなく一般住民にもサービスとして情報提供の義務を負う場合とは異なると思います。
スーベローザさんが農協の組合員でなければ、農協からの的確なアドバイスが無かったとしても、それはある意味当たりと思います。もし組合員であるのなら、農協全体を一括して批判するのは筋違いとお解りでしょうから、不満は所属の組合総会などを通じて伝えるべき事ではないでしょうか。
質問をされる方の知識や求める回答のレベルは、確かにそれぞれで異なるでしょう。だからこそ色んな人たちが、それぞれの知識に基づいて解りやすい様に工夫して回答されておいでです。質問された方は、それらの回答の中から理解できるもの、自分に適したものを選択し、その人なりに消化してゆけば良いのではないでしょうか。
みかん君さんは、とりあえず・・・さんの指摘に答える形で、ほとんど初心者である旨の返答をなさっておいでです。回答の皆さん方はその事情を理解されたうえでアドバイスし、体系的な知識を書籍等で得る事を奨められているわけです。
スーベローザさんの「あんまり気にせず適当にやっても何とかなります」との趣旨は理解できます。しかし、おっしゃる「適当」とは、何年かの栽培経験を基にしたものであって、ほとんど白紙の人への情報としては具体性を欠く様に思います。逆に、例えば、経験者としてのぼかし肥の量や具体的なせん定方法などを伝えれば、みかん君さんへの一番へのアドバイスに成り得たと思います。
最後に、揚げ足取りと感じられるかもしれませんが、
>初心者であんなに難しい回答をされると私なら辟易してしまいます。
とお書きですが、この表現は回答された方々に対して失礼に当たるのではないでしょうか。
もし私の書き込みに対してなら、私は、趣味家ではありませんので、本当の意味でのみかん君さんやスーベローザさんの気持ちはわかり得ないのかもしれません。経済栽培に関わる者の知識が、必ずしも趣味的栽培者のアドバイスになり得ない事は承知しております。そのうえで、可能な限り解りやく、できるだけ多くの情報を伝える努力をしてもあの程度なのです。その部分では、至らなさはお詫び申し上げます。
>みかん君さんへ
沈んだスレッドを上げる様な書き込みで申し訳ありません。お気を悪くされたらお許しください。
ミカン畑を引き継いだ事情はともかくも、みわきちさんやタネツリさんのように「うらやましい」と感じる方もおいでです。家業のミカンの収穫では、妻が「都会ではお金払って観光農園に行くのよ」と、苦にするでもなく手伝ってくれます。
スーベローザさんもお書きですが、仕事で作るわけではないのですから、手抜きできる部分は適当に手を抜きながら、どうぞ楽しく続けてください。
犬塚信乃
【北陸】
2005/02/17(木) 20:39:40
またスレを違った方向に持っていきそうですが
これは大事な事だと思いますので発言させていただきます。
先ず、この掲示板に回答しようとする動機の人たちには当然様々な経歴の
方々がおられますので、回答の内容のレベルが違うのはあたりまえのことです。
質問者にはそれらを包括的に纏めてレスする義務があると思います。
理解できない用語や名称が出てきた場合は、調べればいいのです。
調べて、尚解らない部分は再度質問し直せばいいのです。
実際に生産して生計を建てておられる方や園芸歴何十年という方の意見を
聞かせてもらう機会というものはそうそう得られるものではありませんよ。
園芸相談掲示板@園芸相談センター