生石灰の使用方法について
まみ
【東海】
2005/02/02(水) 16:32:21
倉庫の整理をしていたら、大きな缶に入った「生石灰」がでてきました。
祖父母が農業をしていたので、それに使用していたのかと思われます。
今では両親が農業を少しやっている程度です。
いくら調べても「発熱するので注意」としか分かりませんでした。
使用・廃棄方法を教えていただきたいと思います。
マーベリック
2005/02/02(水) 19:03:11
先ず「廃棄処分」を考えた方が賢明です。元農家の様ですので 近くに「農協」があると思います。そこの肥料担当の方に「廃棄方法」を聞いてください。
利用方法ですがたぶん 堆肥を作られていたときに使用されていたのだと思います。堆肥の原材料(くず野菜や落ち葉)を積んで少量の生石灰をまき水をかけますと発熱して 発酵が促進されその後消石灰になり土に鋤き込むと酸度調整に役立つのです。でもプロでないのなら万が一その容器に水がかかると火事になることもありますので農協に相談されるのが一番だと思います。
水瀬葵
[URL:http://id1.fm-p.jp/9/ICIJOU/]
2005/02/03(木) 00:44:58
生石灰は酸性土壌の中和によく使われます。ハーブを育てる時にもアルカリ性に近づけるために土にまぜこみますねー。
pinetree
【九州】
2005/02/03(木) 18:44:43
一斗缶に入った生石灰なら,硫酸銅と混合して石灰ボルドーの調整に用いたものではないでしょうか。
缶に入っていても,長時間が経過し吸湿していれば,缶が膨らみ粉状になっています。反応が完全に終われば,マーベリックさんがお書きのように消石灰になっていますので問題ないのですが,未反応の生石灰をポリ袋などで捨てると,水と反応して激しく発熱するので注意が必要です。それに,確証はありませんが,扱いが農薬ですので,ゴミに出すことは適当ではないでしょう。
固まりが残っている場合は,生石灰のままですので,土に入れると熱反応を起こします。細かく砕いて小量ずつ混ぜれば大きな問題はありませんが,生石灰の粉体を吸い込むのは,あまり気持ちの良いものではありません。
私なら,金属製の洗面器やバケツに,水と水の量の4分の一くらいの大きさの生石灰を入れて反応させ,その後に畑にすき込みます。
吸湿していない生石灰は,結構発熱しますので驚かないように。水はお湯になりますので,やけどに気を付け,植物に影響のない広い場所で処理します。量にもよりますが,2〜3時間で反応は終わるはずです。
最初は石灰の量を少な目にして,反応を確かめながら入れる量を増やした方が良いでしょう。缶の中で吸湿していれば,反応は穏やかです。プラスチックは熔けますので,古いナベやフライパンなどを使われた方が良いと思います。
反応が終わり冷めれば「生石灰」の出来上がりです。
犬塚信乃
2005/02/03(木) 18:53:29
失礼ながら、物申し上げると
「消石灰になる」のではないでしょうか?
pinetree
2005/02/03(木) 18:57:49
ありゃ失礼。「消石灰」でした。確かに・・・
それにしても早い突っ込みに感謝いたします。
犬塚信乃
2005/02/03(木) 19:04:25
pinetreeさん、どもです。
下らないつっこみ失礼しました。
それよりも、私が知りたかったのは、硫酸銅と石灰の混合の部分なのです。
pinetreeさんは経験されているのでしょうか?
姑息な手段でスレを曲げてしまうようですが、是非とも知りたいところです。
よし
【近畿】
2005/02/04(金) 21:34:37
うちでもたぶん同じ!?ものがあったので、
畑に薄く撒き散らして処分しました
pinetree
【九州】
2005/02/08(火) 20:30:33
私事により返事が遅くなりました。
スレッドの最初の質問から外れて申しわけありません。
犬塚さんが何を知りたいのか、いまいち本意(裏?)が見えないのですが、石灰ボルドーの作成方法は以下をご覧ください。http://www.jppn.ne.jp/osaka/gijyutu/borudo/borudo.html
調整のポイントは、石灰乳に硫酸銅水溶液を少量ずつ加えながら、とにかく素早く攪拌する(混ぜる)事です。はっきり申しまして、調整が面倒ですので、農家でも使う事はほとんど無くなってきたはずです。
専門家ではありませんので自信はありませんが、殺菌性を持った硫酸銅に石灰を加える事で、薬害を抑制しているのだと思います。もしかしたら相互に影響しているのかもしれませんが、よく解りません。
カンキツでなら、殺菌効果は他の銅剤(○○ボルドーなど)に比較して優れていると思います。ただし、高温時に高濃度で散布すると落葉など著しい薬害を起こす事もありますので注意が必要です。
安全性に関しては様々な意見があるでしょうが、有機農産物にも使用できると規定されています。ここらに関しては、ご存じかもしれませんがグレガリナ氏の
http://members.at.infoseek.co.jp/gregarina/index.html#NEW
あたりを読まれれば解りやすいでしょう。
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