薔薇の苗について
のぶこ
2004/12/27(月) 08:52:58
四季咲きバラの「スーパースター」という30センチ弱の苗を購入しました。ポットに植えてあるので鉢植えにしたいのですが、アドバイスをお願いします。苗は花はなく枝を剪定した後に新葉がついた、直径7,8ミリ弱の割と太いものです。カードについた写真では赤い大輪のバラです。
たちつ大阪
2004/12/27(月) 19:27:30
バラの説明サイト
http://www5d.biglobe.ne.jp/~ros/jrd/r_qz/s_star.htm
花色 朱色から
http://www.h3.dion.ne.jp/~potiron/gardening_102.html
花色 赤紫まで。
http://tokirin-garden.kissweb.jp/superstar.htm
スーパースターでも、本来のHTタイプとその変異の蔓バラの「つるスーパースター」があるみたいです。育て方は、いずれの種類も、同じと考えます。
たちつ大阪
2004/12/27(月) 19:35:29
駒場ばら園を特集していただいて、おばあちゃんのしわしわの手をでっかく載せていただきました。と云う。大先輩・専門家のHP。
育て方。
http://www2.plala.or.jp/mirisawa/deal.html
たちつ大阪
2004/12/27(月) 19:48:23
追加。3枠目のサイトの一番下に、日本バラ会のリンクが付いてます。
のぶこ
2004/12/28(火) 09:12:05
たちつ大阪様 色々有難うございます。日本バラ会のサイトは見たことがあります。3枠目のサイトが分かりやすく、参考にさせていただきます。
只肥料を植えるときに土に混ぜるとか、肥料はすぐにはやらないとかありまして迷っています。どちらが良いのでしょうか。アドバイスお願いします。
たちつ大阪
2004/12/28(火) 12:05:32
施肥の仕方は、元肥(遅行性の肥料・緩慢性)と追肥(即効性の肥料)や寒肥(重に地植え用の有機肥料)があります。
元肥料は植え付け時に、用土に混ぜ込みます。長い月日を掛けて、緩やかに効果が現れます。ハイポネックスが人気あります。
追肥は、潅水や、雨水で洗い流されたり、植物・微生物が分解吸収したりして、不足したもを補ったり、其の時々の必要な成分を補ったりします。草花等はリン・カリや微量栄養素を中心施肥されます。液肥とか、骨粉・化成肥料を用います。
寒肥は、早春の芽だしや根の活動する時期に効果があるように、前もって農閑期の冬に、有機肥料を施します。殆どは窒素肥料です。
原則として、冬は殆どの植物は、休眠期にはいりますから、必要ありません。根焼けの原因になります。従って、効果の遅い、害の少ない完熟堆肥等の有機肥料と云うことになります。
又この頃の気温は低いことでもあり、低温で活動する分解微生物の快適な活動時期になります。其の発酵温度で、微生物の越冬場所になったりもします。不快虫もこの頃だけは、有益虫となります。現在は肥料と言う目的よりも、土をフカフカにする、土壌改良の効果となってきました。便利な追肥用化学肥料が沢山有りますからね。
実際の用土の配分は、原則として、根に触れる部分の土は無肥料の用土、根が伸長した時に、丁度元肥料が効いている土があるのが望ましい。
下から、肥料ありの土、真ん中の根は無肥料の土、根の周りや表土は肥料ありとなります。根焼け・肥料焼けを防ぐ為。大抵は無造作にしてしまいますが、中には、敏感な植物もありますからね。
種撒きの土に無肥料の用土を使ったり、球根の植え付け時に、球根の周りの用土は無肥料を使うのは其の為です。
従って、元肥料は必ず必要とか、反対に、全く必要ないとかの両極端の意見が出てきます。この意見はどちらも正しい。何事も程々に、少量を数多く施肥する事が大切。
肥料が無くても、花は咲く。ヒヤシンスの水栽培や児童公園の樹や街路樹・野山の草花は肥料はだれもやらなくても、綺麗にさいています。
自然と人工(鉢植え等)に付いて、自然には、環境適応能力や自然淘汰等の過酷な生存条件もあります。人工は其れを無視していますから、其れ相当の保護が必要な事も事実です。
みわきち
2004/12/29(水) 00:52:29
のぶこさん、初めまして。
たちつさんが詳しくいろいろ書いてらっしゃるので、もう大丈夫なのかもしれませんが・・・
私はそれほど難しいことは考えず、以下のように植え替えています。
@12月が植替えの適期です。7〜8号サイズの鉢に植え付けます。苗はポットから出して土を落とし、バケツの水に漬けておきます。
A鉢底に鉢のかけらやネットを敷いて、ゴロ土を3cmくらい入れる。
B赤玉土(小粒)4:乾燥牛糞1の割合の用土(面倒ならバラ専用土でも)を山形に盛り上げて1/3程度まで入れる。
C根を四方に広げて苗を置く。
D用土を鉢に入れ、継ぎ目が土の下にやや隠れるくらいにし、枝を切り詰める。
Eたっぷり水をやる。
以上が基本です。
寒い地方ではマルチングを忘れずに、また翌朝殺菌剤と殺虫剤を散布します。植付け後の水遣りは3日に1回くらい、朝10時くらいまでに。日当たりのよい場所、凍らない場所に鉢を置きましょうね(^^)
あとは、きれいなお花が咲くことを祈りましょう。
みわきち
2004/12/29(水) 01:13:48
肥料の件、抜けていました、すみません^^;
苗の植付けの時は肥料は不要です。植付け後しばらくたってから追肥します。大きくなった木をまた植え替える時にはヨウセイリンヒというのを混ぜて植えますが、一年目の苗は大丈夫です。
がんばってくださいね!^^
のぶこ
2004/12/29(水) 10:48:58
たちつ大阪様、みわきち様、色々有難う。
たちつ大阪様の詳しいアドバイスは本当に勉強になります。
また、みわきち様の簡単なアドバイス、横着者の私には最適かも? お二人のアドバイスを参考にこれから植えてみます。
来春、見事に花が咲いたら又お礼かたがたご報告しますね。
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