千両が枯れるのはなぜ?

[園芸相談センター]の過去ログです

港のようこ 2004/12/09(木) 10:51:48
実生から育てた千両の株が沢山あります。
例年、何株かが夏場にしおれたようになり枝が順に枯れてゆきます。
水不足かと思い、水を充分与えてみるのですが効果が有りません。
大きい木の下で、木漏れ日と朝夕の陽があたる場所に植えています。
どう言う原因が考えられるのか、お教え下さい。

cactus 2004/12/09(木) 18:17:45
千両は光線には比較的弱い性質があるので、1日中光線が当たる所
での栽培は難しいと思います。半日程度光線が当たれば十分です。
それと冷たい北風も苦手ですから、もし当たる場所でしたら何らか
の風除けをされた方がいいと思います。

生育が悪いと感じられたら、光線が強すぎたと考えても間違いでは
ないと思います。夏にしおれたようですが、これも光線が強すぎた
からだと思います。夏には遮光幕を使用して、光線が当たる量を少
なくするようにされるといいかも知れません。

水不足が原因ではないと僕は思います。

2004/12/09(木) 20:06:28
センリョウは、日照が強すぎる場合、葉が黄色く変色します。
そのような兆候が見られたり、日当りの良い場所の株から順にしおれていくのであれば、日当たりが原因でしょう。
ただ、お書きになっている環境(朝夕の日があたり、日中は木漏れ日が当たる)は、それほど悪い条件のようには思われません。
もし日照が原因でなければ、用土の問題(水はけがわるい/水もちが悪い)なども考えられます。
cactusさんのお書きのように寒さも苦手ですが、それが原因であれば冬場に枯れると思います。

たちつ大阪 2004/12/09(木) 20:47:28
センリョウ(弱い)・マンリョウ(数字が多いだけにやや強い)。
移植・連作に弱い。立ち枯れ病や急激落葉壊死に成り易い。
4-9月に毎月トップジンM水和剤等殺菌剤を散布すると良いかも。
又用土の再利用は、決してしない。腐葉土を混ぜ込み排水と保水を計る。等が考えられます。植え替え時期はなるべく4月、次いで9月中旬位かも。
生育環境は前任御両人のおっしゃる とおりと思います。

田舎暮らしの時は、ほったらかしでも良かったですが、都会は難しい。私も、山椒と千万両は根付いたら余り、動かさないようにしています。大きくなれば成る程、痛みやすいように思います。4-5cm以内は、なんともありませんが、15-30cmが一番危険と思っています。

港のようこ 2004/12/09(木) 23:05:32
皆様、貴重なご意見有り難うございます。m(__)m

我が家の生育環境は、植えっぱなしです。
今年枯れた2株は、比較的古い株でした。
株がが大きくなって、密集してしまうのは良くないのでしょうか?
時々株分するか、それとも大幅に刈り込んで風通しを良くした方が良いのでしょうか。

2004/12/09(木) 23:33:49
たちつさんが書かれているように移植は嫌うので、株分けは行わない方が無難です。
また、あまり枝が密生する方ではないので通常は剪定もあまり必要なく、強剪定すると樹勢が衰えることもあります。
ただ、大株の場合は、古い枝(結果枝)を地際から切り取り、新しい枝を伸ばした方が良いようです。
正月の切花用に結果枝を毎年1〜3枝ほど外していくと、適度に枝が更新されて株が長持ちするという話を聞いたことがあります。

2004/12/09(木) 23:53:41
我が家ではセン・マンよりもヒャクリョウ(カラタチバナ)が最も強健に育っています。
というわけで、必ずしも数字に比例するわけではないようですよ、たちつさん。
余談でした。

たちつ大阪 2004/12/10(金) 02:05:02
カラタチバナは百両金と書くらしいですね。旬くん さすが!!
山に生えている、ヤブコウジは十両とネットあります。なぜこの様な呼称が付いているのでしょうね。又機会があったらネット探しに行ってこよ。

pinetree 2004/12/10(金) 07:54:44
>夏場にしおれたようになり枝が順に枯れてゆきます。
 は、根に異常があることを示しているのではないでしょうか。

 水や日射など環境だけの問題ではないようにも思えますので、病害や根を食べる害虫を含め、観察し直してみたらいかがですか。

港のようこ 2004/12/10(金) 17:16:16
[[解決]]
皆様の意見を総合して考えてみました。
pinetree様のご意見の通り、病気も含めてやはり株の根元に問題が有るようですね。
来年は春先からよく観察して、消毒もしてみようと思います。

皆様貴重なご意見を有り難うございました。


[園芸相談センター]の過去ログです

園芸相談掲示板@園芸相談センター園芸相談センター