オブツーサの根っこが駄目になってしまいました。
りひと
2004/08/30(月) 20:44:35
オブツーサの根っこが駄目になってしまいました。
艶がないな、と思い鉢から抜いてみると、根っこが全てスカスカになっていました。駄目になった根を取り除いたため、今は根が全くない状態です。根が付いていた根元がかろうじて三ミリくらいあります。乾燥気味です。
こうなる前は、二週間くらい水遣りを控えていました。夏になってからは水遣りを二週間ペースで、春は一週間ペースでしてました。冷房の付いた窓辺に置いて育てていました。今は陰干しをしている状態です。
根の再生法や、葉挿しのもぎ取りのコツなど、よい復活方法を教えて下さい。よろしくお願いします。
りひと
2004/08/31(火) 00:03:13
ちなみに、害虫や、見てわかるような菌などは発生していませんでした。
ご回答よろしくお願いします。
Ryu.
2004/09/03(金) 01:31:30
用土がどのようなものか判ればなお良いのですが、恐らくは乾燥しすぎです。
オブツーサは観賞価値が高いので室内に置きたい気持ちはわかるのですが、空中湿度を好みますので冷房の室内は止めた方がよろしいです。
ハオルチアの扱いは本によっても夏型冬型と入り乱れておりますが、オブツーサの場合はおおよそ冬型の扱いでよいようです。
ですから、夏季に水遣りを減らすのは正しい処置なのですが。
住んでいる場所にもよりますが、関東以北はもう十分涼しくなっていますので、根出しをして再生するのがよろしいでしょう。
清潔な乾いた用土にオブツーサを挿してください、根が出る部分が埋まる程度でよいです。
その部分の汚れがひどかったり、硬くなってしまっている場合は消毒したナイフで表面を薄くそぎ、数日乾かしてから挿してください。ハイフレッシュ(ケイ酸塩白土の微粉末)があれば処置直後にごく薄くふりかけ、そのまま挿しても良いです。
1週間〜10日ほどは水をやらず、明るい日陰において発根を待ってください。乾燥がひどければつどシリンジにて水分補給をしてください。びっしょりと濡らさず、さっとかける程度にとどめましょう。
発根が確認できたら鉢底から流れるまでたっぷりと水を与えましょう。以後水管理は通常に戻し(1週間〜10日に1回)、徐々に日に慣らしていきます。
1ヶ月もあれば回復すると思います。
葉挿しも良いのですが、元気な葉を付け根から取ることが重要になりますので小さな株の場合はむしろ危険です。また葉が途中で折れても駄目なので、根出しで再生した方が安全でしょう
りひと
2004/09/03(金) 04:27:24
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Ryu.さん、ありがとうございます。大変参考になりました。
用土はバーミキュライトの多めに入った用土でした。
Ryu.さんのご回答を読み、何よりも乾燥のさせすぎはハオルチアにしてはならないことだと分かりました。また、室内での管理もよくないことのひとつなのですね。これからは明るい日陰で育てようと思います。
私は関東地区に住んでいるので、早速根出しをしてみます。
今後は調子を見てシリンジにもよく気をつけておこうと思います。
ハオルチアの管理法は本によって違い、混乱していたのですが、おおよそ冬型として扱っていこうと思います。
ほかのハオルチアと共に大事に育てていきます。
懇切丁寧に回答して下さり、ありがとうございました。
(一ヶ月もあれば回復すると思います。と書いてくださってように、明快で、目処がつくご回答で、不安が消えました。ありがとうございます。)
Ryu.
2004/09/04(土) 01:54:06
老婆心ながら追記を。
ハオルチアは空中湿度を好むといいましたが、用土の過湿は禁物です。くれぐれも通水通気の良い用土をご使用ください。
鉢と用土との相性も重要です。プラ鉢に保水の良い用土では過湿となりますし、素焼き鉢に排水が良い用土では過乾燥になります。
慣れるまでは乾きやすい用土の方が失敗しにくいです。自分の最初の頃は市販の多肉用土に川砂など混ぜて使用していました。鉢は駄温です。
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