夏つばきの葉枯れについて
夏つばき
2004/07/28(水) 15:38:53
4年前に株立ちの夏つばきを植えてもらいました。当初より、真夏の葉焼けがひどく、ほとんど完全に枯れてしまいます。それでも、4年目の今年の6月には、200個くらい花が咲きました。そのせいか、花が終わるとすぐに葉枯れが始まり、現在は95%くらい枯れています。
それで、別の場所に今年の3月、株立ちの夏つばきを植えました。ところが、それは、もっと日があたるところに植えたのに、全然葉焼けしないのです。初めての年なのに、30個くらい花も咲かせました。今も青々としています。この差は、根の障害だと思います。前のは、植え方が悪かったのだと思います。それで、これを救うために、3月ごろに植え替えしたほうがいいかな・・・と考えています。植え替えをしたほうがいいでしょうか。これほど激しく枯れるのをほおっておくと、年々弱って、最後には枯れると思うのです。どなたか、お教えください。
旬
2004/07/28(水) 17:51:47
いろいろなケースが考えられるので、断定的な判断を下すのは難しいと思います。
以下は個人的な意見として書きます。(申し訳ありませんが、結果は保証できません)
・シャラ(ヒメシャラ)はとても気まぐれな樹木だという感じがします。
環境を万全に整えてもへそを曲げることがあるし、順調だった木が、突然枯れたりすることが多いように思います。
・また、同じ樹種でも個体差はあります。全く同じ環境に植えても、生育に差がでることはよくあります。
・樹木にとっての植替えは、人間の大手術に相当します(成木の場合)。
どうしても植え場所を変える必要がある場合以外は、不用意に行うべきではないと考えます。
・根に重大な障害がある場合は、木はあっという間に枯れます。
4年もかけて、じわじわ元気がなくなるということはあまりないと考えます。
・以上より、私なら植替えはしません。
効果があるかわかりませんが、以下の対策を試みます。
1) コガネムシ幼虫の食害を受けている可能性を考え、ダイアジノン粒剤を散布
2)根元付近をバーク堆肥などで厚めにマルチング
3)幹が直射日光を受ける部分について、緑化テープを幹巻きして保護
4)落葉期に、根のまわりに腐葉土を多めにすきこむ
以上、脈絡のない書き方になりましたが、ご容赦を
夏つばき
2004/07/29(木) 08:58:17
そうなのですか。植え替えは、大変なことなのですね。しない方がいいですね。ようく見ると、枯れた葉のすぐ下から、緑の葉がでてきていますが・・・。最初の葉は、ほとんど枯れています。
その枯れ方が、年々ひどくなっていくようなので、心配でした。
それらの処置をしてみます。それで、枯れたら、諦めます。ありがとうございました。
cat
2004/07/30(金) 10:22:18
http://www.misawa.co.jp/F-lifeplus1/garden/tokutyo/natsutsubaki.html
など、移植は容易と書かれているサイトが多いみたいですが。
それと、日当たりがよいところでもOKのようですが、自生している
のは明るい雑木林の下などですよね。
夏つばき
2004/07/30(金) 20:26:14
移植は容易と書かれていますね。どうすればいいのかな?
どうして植え方が悪いと思うのかというと、植木やの若い人が植えたのですが、堆肥をあまり土に混ぜなかったように思います。
今年植えたほうは、堆肥や腐葉土をたくさん混ぜました。その違いかなと思います。だから、そうしたら、この激しい葉焼けがおさまるかな・・・・と思ったのです。植え替えが容易なら、そうしたほうがいいでしょうか。今年の枯れ方は、特別ひどく、部分的に本枯れになったような感じです。枝をぽきんと折っても、枯れているところがあるのです。
旬
2004/07/30(金) 21:39:45
移植の容/難は、根巻きすることを前提に、根の形態(直根/密生根,粗根/細根)や成長性(発根性)を基準に決められています。
大まかに言えば、移植が容易とされる樹種は、根巻きの手順をきちんと踏んで移植をすれば枯れる心配が少ないもの、
困難とされるものは、上記手順を踏んでも活着せずに枯れる可能性が高いものを言います。
したがって、移植が容易とされる樹種は移植してもダメージが少ない、と考えることは誤りです。
一般に、根巻きでは根を極端に切り詰めますので、木に大きなストレスを与えます。
木の体調が万全でない場合、木を枯らす原因にもなります。
上記で「私なら植え替えをしない」とした根拠は、このような植え替えのリスクに対し、それにより根の障害が解消される(はず)という根拠が薄弱と考えたためです。
むしろ、せっかく伸びた根を切り詰めることにより、水揚げを阻害して体調をより悪化させる可能性が高いと思います。
土壌の改良であれば、植え替えをしなくても、株の周囲(根の先端付近)を大きめに掘り返して、腐葉土・堆肥をすき込むことで十分と考えます。
ただし、以上は私の私見であり、最終的な決断はご自身で下されるべきでしょう。
ただ、もし植え替えをするのであれば、必ずプロに依頼するべきです。
最後に、ナツツバキの移植については、「困難」「中庸」と位置づけている情報もあります。(以下URL)
どちらが正しいかはわかりませんが、上にも書いたように、ナツツバキは非常にデリケートな木だと個人的には思います。
http://www.green-site.com/manual/treelist.htm
http://store.yahoo.co.jp/engei/b9kr0862.html
夏つばき
2004/07/30(金) 22:19:59
ご丁寧に本当にありがとうございます。冬に根元に堆肥や腐葉土を入れてみます。それから、様子をみてみます。どうしても枯れるようなら、植木やさんに見てもらいます。本当にありがとうございました。
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