ミニバラの病気・害虫予防について

[園芸相談センター]の過去ログです

すず 2004/06/14(月) 14:48:41
先週、ミニバラの苗を購入しました。
おやゆび姫シリーズ「筑紫紅」という赤いミニバラです。
ポットに入っている苗でしたので、鉢に植え替えて、
ベランダに置いています。
はじめてのバラなので、本を購入し勉強中です。
「今の時期は害虫・病気に対する予防をしっかりしておきましょう。」
と書いてあったんですが、「予防」というのは具体的に
どのようなことをすればよいのでしょう?
本には、実際に病気になったり、虫がついたりしたときの
対処法はかかれていますが、予防の方法については書いてありません。
ホームセンターの園芸用品売り場にも、害虫駆除剤や、殺菌剤が
ありましたが、予防については記載がありませんでした。
そのような薬剤を先にまいておくことが予防になるのでしょうか??
どなたか教えてください、宜しくお願いします。

バラ初心者 2004/06/14(月) 15:04:45
一鉢ですよね?
それならば予防より市販のハンドスプレー(ベニカXやアタック??とか)で、早めに対処療法した方がよいと思います。
一鉢の為に色々な農薬を揃えられないですよね?他にも鉢植えをお持ちで、そちらにも同時に散布出来ます(勿論、適応品種である事が前提で)ということなら数種類の農薬を揃えてもいいかも知れませんが。

すず 2004/06/14(月) 15:24:53
早速のご回答ありがとうございます。
一鉢だけです。他にはなんにもありませんので
できるだけ手ごろな方法で、と考えています。
特に予防はせず、もしなにか病害虫に侵されるようなことが
あったら、ハンドスプレー等で早めに対処・・というほうが
よい、とのアドバイスですよね?
そのハンドスプレーを散布しておけば、予防になる、ということ
ではないんですよね?
すみません。一応、確認です。

バラ初心者 2004/06/14(月) 15:34:03
予防効果もあるかも知れませんが、(ごめんなさい。ハンドスプレーは対処療法用と決め込んでいて、そこまでラベルをきっちり読んでいません)基本的には病気や害虫が発生したら、と言うことになると思います。病気の対処については、一鉢なら雨天時には軒下や室内に取り込んで雨に濡らさないようにする。これは黒点(黒星)病を避ける為です。しかし。室内において乾燥させると葉ダニが出やすくなりますから、基本的には表で管理した方が良いかと思います。
あとはうどん粉病ですが、かかり始めならハンドスプレーで治癒出来ます。但し、お財布に余裕があればそのハンドスプレーも2〜3種類用意して、同じものを散布し続けないようにした方がよいです。

すず 2004/06/14(月) 15:47:19
ありがとうございました。
ベニカXを検索してみてみたところ、予防にもなるようなことが
書いてありました。予防に使うかどうかは店員さんにも相談して
(店員さんに知識があるかわかりませんが・・)
何かの時のために、購入しておこうかなと思います。

あともう一点教えてください。本当は質問が変わったら
新規でもう一度書くべきなのですが・・
今は花が1つだけ咲いていて、あとは蕾が3つぐらいあります。
このお花が終わったら「お礼肥え」をすると思うんですが
本や、他のサイトでは、油粕や牛糞を株元に施す
と書いてあるものが多いです。
これらはにおいがありますか?
虫がわいたりするんでしょうか?
バラの肥料(っていうのが売ってました。化成肥料です。)
じゃやっぱりダメなんでしょうか?
ミニバラはそこまで頑張らなくても良いのでしょうか・・・?

たちつ 2004/06/14(月) 16:23:49
病害虫の消毒。全植物や付近を年2回、薔薇を毎月、殺虫剤か殺菌剤を(安価農薬)葉裏・地表・その他付近50cm位を隈なく霧散布しておくだけでも、病害虫は随分少なくなります。副次的効果。何分農薬は毒ですから。殺菌剤の殺虫効果・殺虫剤の殺菌効果はあります。尤も、症状に応じた、最も最適な農薬を最適な時期に使うことが、最大の効果はあります。
飛来する昆虫(成虫)や毛虫には効果が薄い。1-2日で効果は低くなります。尤も1ケ月も経てば、新しい葉・茎・蕾も相当大きくなりますからね。薬害・免疫を考えなければ、7-10日間隔かとも感じられます。此処まで来れば、防虫ネットを利用したほうが簡単かも知れません。頭の黒い害虫対策にもなりますからね。

バラ初心者 2004/06/14(月) 16:37:53
私は油粕や固形の肥料は余り使ってません。寒肥等で少々使うだけです。あとは液肥で栽培してます。
匂いなどが気になる。一鉢のみ。と言う事なら、全て液肥でも大丈夫と私は思います。液肥を水代わりに上げます。
但し、窒素分の多いものは駄目です。葉ばかり茂って花が咲かなくなります。又、使う場合の濃度も、規定希釈が1000倍なら2000倍にします。
そして水遣り時に毎回上げるといいです。(去年の「国際バラとガーデニングショー」で??先生の講習より実践)
我が家では今年はそれで見事なスプレー咲きになりましたよ。

たちつ 2004/06/14(月) 17:33:25
ミニバラの予防薬。主に黒星病を対象に考えた方が重要かと考えます。買うときに姿・形・インテリア等の見栄えに拘らず、ついでに、他のバラを見て、黒星病がないかを、事細かく観察して買うこと。一株でも見つかれば、その店で買わない事。唯でももらったらダメ。  但し切花感覚の使い捨て用やすでに手持ち株に蔓延していたのなら別ですが。伝染したら、後々面倒。

私は、ミニバラのセリーナで後悔した。花色は全く違うし、病気は持っていたし、今でも難儀している。(セリーナは、青花が本来の色か、小豆色が本来の色か、どうでしょうね?。)

ミニバラに限らず、好みの花は開花を確認後、正確な種別個別名をメモし、買うこと。でないと、こんな筈ではなかったと後悔したりします。花色や花の形が微妙に、カタログと食い違います。

黒星病・黒点病・斑点病については、下記のHPや過去ログを参照してください。
http://botany.cool.ne.jp/wwwlng.cgi?print+200406/04060125.txt

すず 2004/06/14(月) 17:36:49
[[解決]]
たちつさん、バラ初心者さん、すごく親切に教えていただき
ありがとうございました!勉強になりました!!
肥料は、液肥なら手ごろで私も実践できそうです!
鉢1つしかないし、手ごろに手ごろに・・とはいっても
やっぱりそれなりに世話はちゃんとしてあげたいですし、
末永く育ててあげたいし、綺麗な花も咲かせたいなって思ってます。
回答ありがとうございました。
またなにかありましたらその節は宜しくお願い致します。

ぽー 2004/06/14(月) 17:38:52
バラに関しては私も初心者なんですが、この掲示板を知って2か月、けっこう詳しくなった気が・・・(笑)。
薬について。薬さえまけば一発で治る、とも限らないので、今の時期はハダニ予防に葉水をやる・見つけたらシャワーで流す、などを私は心がけています。
肥料。小さい鉢で油粕などの有機肥料は使いづらいので、化成肥料でいいんじゃないでしょうか。
過去ログ「ミニバラ」で検索すると、いい情報がいっぱい載ってます。

ぽー 2004/06/14(月) 17:43:27
↑あ、過去ログ検索ついでにちょっと読みふけっていたら、短時間にベテランの方々からたくさんの書き込みが・・・。すごーくマヌケなレスでごめんなさいっ!
すずさん、初心者どうし、きれいなミニバラを咲かせたいですね!

すず 2004/06/14(月) 17:55:39
先ほど書き込み更新したら、3分前にたちつさんからの
書き込みが。黒星病、要注意ですね。過去ログを読み、
また本などでも勉強します!!

ぽーさん、ありがとうございます。
お互いがんばりましょうp(^o^)q

皆様短時間にたくさんの回答ありがとうございました!!

VITA [URL:http://vita.easter.ne.jp/] 2004/06/15(火) 00:20:56
>て水遣り時に毎回上げるといいです。

今頃ですが、補足です。
10日に一度1000倍希釈で与えるようにラベルに書いてあるものを、
5日に一度与えるならば2000倍、2日に一度与えるならば5000倍。
つまり総量は同じで、薄めて頻繁にやるのです。
それ以上だと多肥になります。

バラ初心者 2004/06/15(火) 07:46:41
>つまり総量は同じで、薄めて頻繁にやるのです。

今まで幾つか講習等に行きました。「鉢植えは薄い肥料を回数で補う」と言うのは何度となく聞きましたが、これは初めてです。
私も勉強になりましたm(_ _)m

たちつ 2004/06/16(水) 04:02:47
セリーナはベンムーンの間違い。セントラルXXXセリーヌと書いてありました。青系のスカイパープルブルーの写真表示だったのですが、開花したものは、どす黒赤の赤系。で病気持ちと失敗。とても、平和・清らか、心に沁み通る色とは思われない。ベンムーンには悪いですが、失敗の風化を防ぐ為の記念として、続けて栽培している。唯たんなるケチなのかも・・・・

バラの初心者さんの補足。細かい事ですが・・・・
液肥は潅水後に、続けて施肥した方がよろしい。
何故なら、乾燥した用土に、液肥を施肥すれば、定まった排水通路で排出され、又液肥は乾燥すれば、結晶化します。
この辺に、「2週間毎の施肥を・・」の意味があるのかもしれませんね。
尤も、結晶は溶けにくいですし、原液の肥料成分低数字なら問題ないものと考えられます。
人に例えるなら、胃・腸の消化を固形肥料とするなら、液肥は即効性のリンゲル・輸液と考えがちですが、追肥・速効性・化成肥料です。「すぐ」でなく、「早く」効果が現れると言うこと。

液肥の特性や利便性を利用し、園芸家が考え出した 技? として、潅水替わりに、液肥を、極薄く希釈(規定希釈の10-20倍)して、毎回潅水する。と言う方法。潅水ですから、十分に・鉢から流れ出す位に 遣るという事。唯単に、算術的に考えるようなものではないとかんがえられます。従って、希釈毎回利用とは、どの効能書きにも書いていません。単なる方便・応用と考えています。
良く似た、言葉として、「幼苗や弱い植物には、より薄めてご利用ください」とは書いてあります。これは、肥料焼け防止の注意書きと考えられます。


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