いちごの花が咲きません

[園芸相談センター]の過去ログです

らら 2004/05/09(日) 20:11:59
 1昨年の10月に買った苗が去年もあまり咲きませんでしたが、今年は昨年の子苗を育てて植えたものですが、8株のうち、2株しか花がつきませんでした。
 もともと、花がつかない苗なのか、今年もランナーが出始めて子苗取りを始めているのですが、花が着かなかった苗よりも着いた苗からとった方が翌年の苗として適しているのでしょうか。
 花が着かなかった苗から勢いよくランナーが出ていますが、それを育てても無駄なら抜いてしまおうと思っています。
 いろいろなページを見ましたが、咲かないというのはあまり載っていません。桜が咲く頃にその2苗は花が咲きだしましたが、それと同時に日当たりの良いところへ株をだしたため、4月上旬の夏並の高温直射日光にあてたのが悪かったのかな。あとの苗はそれから葉っぱしか出てきませんでした。

mutin 2004/05/09(日) 21:53:35
病気でなければ、2つ考えられると思います。

寒さにあてたか?
気になるのは、
>それと同時に日当たりの良いところへ株をだした
と書かれていること。冬の間はどうされていたのでしょうか? もし、室内に置いてあったのだとすれば、それが原因です。イチゴは、寒さにあたらないと花芽が出来にくいのです。もし、寒い地方にお住まいならば、いずれかのタイミングで室内に取り込むことも考えられますが、普通は戸外に置きっぱなしで問題ありません。

子苗の老化?
 子苗を取るときは、親株から数えて、2個目以降を取るようにします。直接の子苗は使いません。早い時期の苗は、翌春に実を付けるときには老化してしまい、実が大きくならない可能性が高くなります。

ブルースワール 2004/05/09(日) 23:13:27
mutinさんのおっしゃったこと以外では・・・
>花が着かなかった苗から勢いよくランナーが出ていますが、それを育てても無駄なら抜いてしまおうと思っています。
ランナーが出ているときはそちらに力が注がれて花が咲きにくいと聞いたことがあります。
抜いてしまおうかと思っているのなら、試しにランナーを切ってみてもいいのではないでしょうか。
あと、肥料が足りないとか、窒素の多い肥料をやっているとかそういう場合も花がつきにくくなりますよ。

やよい 2004/05/10(月) 15:53:52
私もプランターで栽培して3年目です。1昨年は子苗を植え苺の肥料というのを使用し冬はビニール防寒をして越冬させたところ葉だけ繁ってほとんど実がならなかったのでいろいろ調べると子苗ではなく孫苗を植え付けると実が多いということだったので昨年は孫苗を植え苺の肥料もやめにしてリンの多い元肥を混ぜビニール防寒もだめなのかと思いビニールで防寒したものと防寒を全然しないものと両方試しましたが今春は防寒したプランターの2株だけやっと実を付けたところです。                    
プランターに植える前は地植えしてそこそこに実を付けていたのに
不思議でなりません。しかもほとんど施肥もしていなかったのに...
土は市販の培養土です。日当たりは東向きベランダで午前中いっぱい日が当たります。地植えとプランターの差は日照時間ぐらいしか思い当たらないのですが。他の花や木は十分に満足させてくれているのでよっぽど苺との相性が悪いとしか思えません。

たちつ 2004/05/10(月) 16:47:35
ワイルド系・四季成り系等特殊な品種は別にして。
親株は2-3年で更新する事。出来れば毎年更新する。
来年の小苗は、親から1番目の小苗に土を被せて、根を出さす。其の先は摘み捨てる。
此れを、8月末に元肥を混ぜて、植え替える。水捌けの良い肥沃な砂質が良い。
花穂が付いたら、雨水が無い日当たりにおく。藁・ビニール(蒸れさせない・実が終わったら取り去る)でマルチングすれば良い。泥除け。実が大きくなったら、軽く1回180度回転させれば、満遍なく赤くなる。赤くなったら、毎日摘み取る。忘れると直ぐに腐ったり、虫食い・黴が生える。花から実が赤く成るまでが早い。胡瓜も同じで早い。
花が咲いたら、30cm位の棚の上に置き、ナメクジ忌避剤を撒く。(ブロックが手軽)
此処が肝心。「夏場冬場に乾燥させない」ように注意する。

イチゴ専科のHP・全農や種屋・農家の育て方紹介・簡単で内容が濃いと思います。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Hinoki/3082/rinkusyu.htm

M2 2004/05/12(水) 16:20:14
ブルースワールさんの書いていたように勢いが強いと花が咲きにくくなります。ランナーの芽と花の芽は同じなので勢いを落とすことから始めると良いでしょう。
勢いを落とすにはランナーをすべて取る。そして、葉の枚数を減らすことで出来ます。株当たり1〜2芽(多くて3芽)にして他の芽をかぐ、葉の枚数は株当たり10〜15枚くらいにしてます。これは農家の方法に近いので、少なくても今の半分くらいにしてみるのも良いでしょう。後は、窒素が多いか微量要素が少ないかでしょう。ランナーをだすためにわざと窒素を多くやるので。

今からでは難しいですがmutinさんが書いた温度にによる要因と短日植物なので16時間の暗黒(遮光率100%を連続30日以上)が必要です。

これすべてできると良いですが上記だけでもできると違ってくるでしょう。

こば 2004/05/13(木) 11:52:17
花が咲かないのは、株の休眠があけて、花芽がランナーになってしまったからでしょ。
昨秋の定植時肥料やその後の管理が問題ないなら、1〜2本は果房がでるはずです。
あと、育苗時が高温(25℃以上)だと花芽はつきにくいので、遮光や冷房等が必要になるはずですね。
イチゴは25℃以上の高温では生理障害がでやすく、せっかくの花芽分化も解消されてしまうはずです。

こば 2004/05/13(木) 11:56:30
追加ですみません。
イチゴは多乾燥や多湿に非常に弱いのはご存じですよね。
プランターは乾燥しやすく、露地は多湿になりやすいので、農家ではこれらを上手に管理してイチゴ生産してるんですよ!

らら 2004/05/14(金) 10:22:35
 ありがとうございました。追加で記入すると、苗は孫苗と曾孫苗でした。冬場は寒さにあてました。大阪ですので気温が零度を下回ることは2度ほどしかありませんでした。防寒はしてません。玄関先の地上3センチくらいの所でした。3月中旬に3苗とも新芽(葉)が伸び始めました。肥料は果菜用のリンが比較的多めになっているものを使いましたが、冬場はほとんど与えていませんでした。昨年のランナー取りをしたのは6月くらいからで、植え付けは10月か、11月初旬でした。
 今年も4月以降のランナーはすべてつみ取っていましたが、気温が29度の日もあり、それ以外でも25度くらいの日が4月上旬に何日もありました。桜が咲いたのは3月下旬です。いくら待っても花芽はできそうになく、4月中旬に諦めました。異常気象のせいでしょうか。
 今1株の収穫が最後の1個になっていて、その横の2株には花芽は着かなかったのでランナー取りを始め、孫苗が3センチくらいの状態で3号ポットに根が着きかけているところです。子苗は根が着いていますが、切り離したあとは捨てようと思っていました。たしかに親株の葉っぱは大きく、ピンと上に向いて張っています。葉の生育がよくなりすぎて花が着かなかったのかな。微量要素も冬の間で無くなってしまっていたのかもしれません。
 植え付け時の土には培養土、赤玉、腐葉土、底の方に過燐酸石灰少しと堆肥を入れていました。

mutin 2004/05/14(金) 18:37:25
 こちらが恥ずかしくなるほど、きちんと手入れされていますね。あとは、3月に追肥する事でしょうか。
 こちらは、関東地方なのですが、今年は大収穫でした。イチゴも連作障害があるようで、離れた畝に移したのが功を奏したようです。

こば 2004/05/16(日) 20:29:09
ららさん 大阪ですか。
夏は結構暑いところですよね。夏の管理が影響しているものと考えられます。(夏の夜温が高いと花芽分化しにくい)
春先未だ花がでないのは4月の気温の影響ではなく、育苗時の影響かと思われます。
今年もランナーを採るようでしたら、2〜3番目の苗を活着後、
室内等の涼しいところで管理してはどうでしょうか。
この時期の管理の方が「花芽」に関係しているので、ららさんの
いう4月の気象は事後の影響と思いますよ。

たちつ 2004/05/17(月) 22:13:12
再び読めば、株の育ちが悪く、株が小さいのではないでしょうか。ふと思いました。私も大阪ですが吃驚イチゴや四季成りイチゴは、鉢植えで、放りっぱなしでも、そこそこ実っていますが。
株の大きさと実の比較の為のHP
http://www6.ocn.ne.jp/~nyohou/index.html
其れから、四季成りイチゴは、種から2-3年経った方が、実が丸く大きくなる。近所の人は、肥料を遣らないからとも云うが。
株の間隔もある程度離したほうが良い。私のは、雑草防止の為の下草に使っているもので、毀種で増えて、増えて雑草並み。毀種を靴底で拾ってくるのか、彼方此方に飛び火している。尤も、飛び火苗には、現在花実は付いていません。此れから付くかもしれませんが。

らら 2004/05/19(水) 20:01:42
[[解決]]
みなさんありがとうございました。
なんとか、来年のため頑張ってみたいと思います。
花芽の付かなかった株から出た1番苗と、2番苗、3番苗とを比較するように2株づつ取って、花の付いたのからも(これからランナーが伸びてくるようです。)1番苗、2番苗、3番苗を2株づつ取って実験のつもりで育てて見ます。
 夏場の夜間の高温ですが、去年の夏は冷夏でした。が、10月ころに真夏日が遅れてやってきていました。
 今年も長雨に悩まされそうな気がして憂鬱ですが、夏場あまり高温にならないように管理しようと思っています。
 みなさんたくさんのご意見ありがとうございました。


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