花屋に売っているようなバラの見分け方
はなこ
2004/04/24(土) 14:50:20
花屋さんで見かける、真っ赤なバラを育てたいと思っています。そのバラの茎と言うのでしょうか?を購入したいのですが、花の大きさはどう言うところを見分けて購入するのがコツでしょうか?
Aquiya
[URL:http://www.catv296.ne.jp/~aquiya/]
2004/04/24(土) 15:35:36
「花屋さんで見かける真っ赤なバラ」というと、大輪で剣弁高芯の‘ローテローゼ’が主流のようですね。
‘ローテローゼ’という園芸品種名を指定して苗を購入されるといいと思いますが、この苗が市販されているかどうか、ちょっと不明です(切り花用の園芸品種なので)。
ぴったり同じものでなくてもいいのなら、インターネット上でさまざまな園芸品種をご覧になり、お好きな品種名を指定して、大きな園芸店や通信販売などで購入されるのが一番確実かと思います。
http://www.keihannet.ne.jp/garden/hinshuitiran.htm
http://www.diy-town.co.jp/rose/abc_ph.html
http://www.ogafarm.com/herbs/rose_ind.html
http://www.green-valley.jp/index.html?PHPSESSID=fe2f9e3c18e48bf0501b24c0c1f45457
るびぃ
2004/04/24(土) 18:38:06
ローテローゼの苗を見たことはありませんが、
大輪の剣弁高芯咲の花は良くホームセンターや園芸店で売っていますよ。
やはり本などで品種や育て方を見ると、見る目も変わってくると思いますが、手軽に初めてみたいなら、ホームセンターなどに行って見られることですね。今からの時期ですと上手くすると花付きの株を買えるかもです。花を確認して選べますからいいですよ。
顧客層の関係なのでしょうけれど、通販だとオールドローズ系や花の集まりで株全体を楽しむ感じの花が比較的多く、店売りだと花一輪のインパクトの強い大輪で剣弁高芯のものが比較的多いようです。
花の大きさは札に書いていなければ、札の名前から調べることになります。
また、余談ですが、最初は花の名前が付いたものを買うことをオススメします。品種により成長が違ったりしますので、もし困ったとき、名称不明だとアドバイスをもらいにくいからです。
お気に入りが見つかるといいですね。
里山
2004/04/24(土) 20:25:07
こんばんは。
皆さんがおっしゃっていた「ローテローゼ」の他にドイツのタンタウ社作出の「カーディナル」というバラも営利切花用の品種です。これは関東のバラ業者「K」で取り扱っているので入手が簡単かと思います。
ところで、はなこさんは暖かい地域にお住まいですか?もしそうなら寒冷地向きの品種が多いドイツ生まれのバラはあまりお勧めしません。例えば、私が住んでいる東京では夏はドイツのバラは樹勢が衰えてただでさえ小さくなりがちな夏のバラがますます貧弱に花開いてしまうからです。私が育てているドイツ生まれの「サマー・ドゥフト」も真夏は樹勢が衰えて、元から細い花首がさらに貧弱になり、花を支えきれずに曲がってしまいます。それでも、同じドイツ生まれの「ヘルムット・コール・ローズ」は夏でも樹勢が衰えにくいと聞きます。
余談でしょうけど、私が個人的に感じている事として、ドイツのバラは病気に強いが東京の夏に弱い。フランスのバラは耐暑性は多少あってもうどんこ病がたまに出る。アメリカのバラもほぼ同じだが、フランスのものよりやや耐病性が強い。日本のバラは耐暑性・耐病性が強く、育てやすい。
私は個人的に、次に買う赤バラは日本作出の「光彩」か「乾杯」か迷っています。関西の方たちは「おいおい、『ローズ・大阪(旧名:マイ・レイコ)』も忘れたらあかん。」とおっしゃるかも知れませんね。
良い品種が見つかりますように。
marie
2004/04/25(日) 22:27:25
里山さんのおっしゃっているドイツとフランスの品種の比較には、うなずけるものがあります。ひとくちに剣弁高芯といっても、高さや広がり、花の特徴などさまざまですから、環境とも相談なさって品種を選ばれたらいかがでしょうか。
ちなみに、私の実家は東京多摩地区北部ですが、ずうっとPapa Meilland(パパ・メイヤン)を植えていました。古い品種で恐縮ですが、とても丈夫でしたよ。
バラ初心者
2004/04/26(月) 10:09:13
どこから購入するか?は別として、
京成バラ園等のカタログは結構参考になります。
見ているだけでも楽しいし。
M2
2004/04/26(月) 11:30:42
ローテローゼですか。バラから少し離れていたから久しぶりに聞いた。このての切花用(農業用)は園芸店では扱ってないことが多いでしょう。手に入れるには、花栽培の盛んな農業用用品店でカタログを見せてもらう方が確かでしょう。
切花用でも栽培の仕方(仕立て方)で普通の庭木の様に(家庭の栽培のままでは)茎が短いので、切花ならば農業の仕立て方を勉強して実行してみるのもいいでしょう。家庭用(園芸用)の品種でも切花にはできるのでして見るのもいいでしょう。
花1輪1輪の大きさは茎(枝)と成長の時間によって変わります。茎が太いと必然的に大きくなります。これは細い枝を根元から除き、太い枝のみにしていくと後々出来てきます。それでも細いのが出てくるときは切り株が出来ていないか確認してみてください。花が咲けば良いのであれば頬っておけば言いのですが、花を大きくするにはこの切り株も曲者です。切り株の大きさにあわせて芽が出てきますので、切り株の影響のなくなるくらい取り除いた方が良いです。そうなると太い枝になる芽が出易くなります。後は成長の時間ですが、夏と春秋では花が咲くまでのスピードが違います。(もちろん温度のせいです)特に花弁の枚数は目に見えて変わってきます。涼しいくらいの方が枚数が増えるので環境を整えてみてください。
あとは切花のスプレーバラなんかは種類的に園芸用のミニバラにあたるので興味があれば試してみるのもいいでしょう。これは切花にするには仕立て方で切花に出来なかったりするので少し難しいです。
仕立て方に興味おありでしたらどういう環境か書いてくだされば次の機会に知っている限り書きたいと思います。(切花用ですが他にも使える処もあるでしょう)(水耕栽培用の仕立て方もあるのでプランターでも出来なくはないはずです)
里山
2004/04/26(月) 22:53:02
marieさん今晩は。
お話の中の「パパ・メイアン」私は育てた事がないのですが、とても気になる品種です。以前、秋田県の石田バラ園でこのバラの香りを嗅いだ事が有りますが、何か、身体がしびれる様な、刺激的で何とも言えない『ダマスク・モダン』の素晴らしい香りでした。
>とても丈夫でしたよ。
との事ですが、そうなんですね。やはり栽培経験がおありになる方のお話は、興味深いです。
私がこの品種で気になるのは花もちと花の開きが早いか遅いかでしょうか。
私の「サマー・ドゥフト」は私の育て方が悪いのか、花もちは普通又はややもちが悪い位な気がします。香りは中香くらいで、甘酸っぱい爽やかな、言ってみれば夏らしい香りです。花色も素晴らしい黒紅色で、気品があり、肥料をしっかりやれば花弁数も増えて、不思議と夏でも花もちが良かった時もあったような気がします(話が矛盾してますね、ごめんなさい)。
M2さん今晩は。
>あとは切花のスプレーバラなんかは種類的に園芸用のミニバラにあたるので
ミニバラは花もちが良いのは知っていましたが、切花のスプレーバラに使われているのですね。知りませんでした。
質問者の方のテーマである切花ですが、スペースさえあれば、赤バラのつる品種の「アンクル・ウォルター」などを育てるのも選択肢の中の一つかもしれません。ただ、つるバラの四季咲き性品種はハイブリットティー(四季咲き大輪種)よりも四季咲き性が弱く、その代わりに5月頃に一期咲き的に数十輪〜数百輪の花が楽しめるそうです(土植えで)。と言う事は、期間限定ではあっても、一度に沢山の切花が収穫できるのではないでしょうか?
話は少し離れるかも知れませんが、私は無謀(?)にも、去年取り寄せたつるバラの「つる聖火(これも赤バラと言えるのでしょうか?)」を鉢でハイブリットティーの様に育てようとしています。これから先の生育はまだ分かりませんが、ベランダで鉢植え状態で7〜8輪蕾が付いています。
もうじきバラの季節ですね。今の時期にバラを入手なされるのであれば、「新苗」と呼ばれる状態のものになりますね。
M2
2004/05/06(木) 14:08:33
>あとは切花のスプレーバラなんかは種類的に園芸用のミニバラにあたるので
100%ミニと言うわけではないですが勢いを強くする栽培法が出来てからミニも切花にできるようになってきました。
たちつ
2004/05/06(木) 17:09:32
確実なのは、好みの切り花を買ってきて、挿し木すれば良い。根付くかどうかは、運と腕次第。染料発色の切花は今は無いと考えますが。只品質保持剤が初根に影響するかどうかは知りませんが。成功すれば、探す手間が要らない。茎が軟いかも。
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