ポリホットへの移植の必要性
くむくむ
2004/03/12(金) 21:31:33
初歩的なご質問ですみませんが、よろしくお願いします。
草花を種から育てる時、卵パック等の分割された容器にに種まきをして育てる方法があるようですが、間引き後、葉が数枚でてきた時に改めて育苗ポットに移植しなければならないのはどうしてなのでしょうか？
ポットを省いて地植えやプランターに移植するのは良くないのでしょうか？
VITA
[URL:http://vita.easter.ne.jp/]
2004/03/14(日) 01:09:32
＞ポットを省いて地植えやプランターに移植するのは良くないのでしょうか？
やりましたが、非常に生育が悪いです。
いきなり大きなものに植込むと、根が回りにくいので分岐しない、
過湿になるなどが仮植の必要性とされています。
あるびの
2004/03/14(日) 01:34:07
育苗の目的は、根・茎・葉をある程度生育させ環境への耐性を付けるためです。
例えば水と言う一要素だけ考えても、
直播でも条件が良ければ発芽・生育しますが土が乾燥して一本も発芽しない場合もあります。
育苗箱から直接移植する場合は根張りが不十分で蒸散が多い場合は満足に給水できず
水切れ枯死する可能性があります。
ポットに移植して定植する場合は植物体が十分に生育して植物体内に
水を蓄えることが出来、さらに根が十分に張っており給水を十分に
行えるので水切れ枯死する可能性は前者より低いです。
可能性の問題なのでうまく生育させる技術があって
自分で省いてもよいと思えば省略してもよいと思います。
たちつ
2004/03/14(日) 18:23:23
あるびのさんの助言の通りです。特に種の小さいものは「種蒔き床」・・・・「育苗床」・・・・「本植え場所」と次々に移植した方が生育が良い。又移植時の枯れる確立が少なく、安定する。
卵パックやイチゴパック利用は、乾燥を防ぐ(保湿性確保)ので最近の流行ですが、小さい・高さが無いという不便さがあります。
コンパクトで綺麗で中が良く見えるという便利さからでしょうか。薫やオダマキの様に好光性でない限り、細かい種は、あらかじめ土と一緒に混ぜれば、種が一箇所に集中せずに、疎らになります。
サイト
2004/03/14(日) 19:18:09
上記の方々と同意見です。
追加で、移植に不向きな植物があることもチェックしてくださいね。
でも、カリフォルニアポピーのポットが売ってたりしますよね。
くむくむ
2004/03/15(月) 21:26:19
VITAさん、あるびのさん、たちつさん、サイト様ご回答有難うございます。あるびのさんの蒸散が多いというのは土からの蒸発という意味でとらえて良いのでしょうか？
初心者でおまけに貧乏なのでなんとか手間のかからない方法は無いかと考えているところでしたが、そんなにうまい方法はないかなぁと思っているところです。種蒔き、移植の方法で簡単であまりお金のかからない良い方法がありましたら、どなたかご享受くださいませ。よろし区お願いします。
くむくむ
2004/03/15(月) 21:28:29
今、一応家にあります種はオークションで買ったマリーゴールドと日々草、ジニアプロフュージョンとセンニチコウとアリッサムです。
あるびの
2004/03/15(月) 21:54:18
> 蒸散が多いというのは土からの蒸発という意味でとらえて良いのでしょうか？
ここでは植物体から、ですね。いくら土の中に水分があっても根が十分に
機能していなければ給水量＜蒸散量となり枯死に繋がります。
> あまりお金のかからない良い方法
お金より手間の方が問題ですよね。
お金を節約→育苗箱や、それでもお金がなければ廃棄発泡スチロール箱に
穴を開けてすべての種を蒔く。そして適宜移植。
お金と手間を節約→定植場所に直播。手間は蒔くだけです。お金もそんなにかかりません。確実性はありませんが。
手間を節約→初めから苗を買う(爆。どれくらい必要かによりますが。一株50円くらいですし。
くむくむ
2004/03/16(火) 08:07:14
あるびのさん、有難うございます。
>ここでは植物体から、ですね。いくら土の中に水分があっても根が十分に機能していなければ給水量蒸散量となり枯死に繋がります。
というのは、ポット移植をすればさけられるものでしょうか？
単純に考えて、根張りの悪いものをポットに入れるとどうして育つことが可能なのかそこが良く解らないのです。本当に素人の質問ですみません。
M2
2004/03/16(火) 15:14:19
>>ここでは植物体から、ですね。いくら土の中に水分があっても根が十>分に機能していなければ給水量蒸散量となり枯死に繋がります。
>というのは、ポット移植をすればさけられるものでしょうか？
>単純に考えて、根張りの悪いものをポットに入れるとどうして育つこ
>とが可能なのかそこが良く解らないのです。本当に素人の質問ですみ
>せん。
私が答えていいか分かりませんが割り込みます。
もともとは、無駄を省くためにこの方法がうまれました。ポット育苗の利点は、
１・場所を無駄なく使える。
芽が出なかったり生育の悪い株は別にするか植えなければ良いわけです。庭での花や実が付くまでの生育期間を短くする事にも繋がります。
２・水はけをよくする。
種のときは水も沢山要りますが、芽が出ると種のときほど要りません。しかも庭に植える場合は乾燥することを前提に考えた方が無難です。乾燥に強くなる準備期間と考えてください。
３・栄養・水を十分にやれる。
パックなどに種を蒔くと芽だ出たら植物同士で生き残るために競争します。栄養の取り合いや日光の取り合いもします。目の見えるところでは日光の取り合いは通常より節間の長くなっているものはそうだったと考えていいでしょう。それをポットに植えることで防ぎます。競争しなくなった分、早くも育ちます。
４・生育を抑える。
花を早く咲かせたいときに有効です。と言うか、根が回ると上の生育も鈍くなります。そうなると生殖成長（子どもを残すための準備）を始めます。それ故に早く咲きます。
理屈っぽくなりましたが、」上の答えとしては２と３になると思います。
たちつ 大阪府 解決後 「済」 を !!
2004/03/16(火) 16:03:34
くむくむさんの種なら、苗床へ種蒔きして、そこそこ大きくなれば(3-5ｃｍ)、直接移植しても、簡単に根付く。丈夫で簡単。私は毎年、苗床から、間引きがてら、牛蒡抜きして植え替えています。この程度の種なら、オクションも良いが、ホームセンターで買ったほうが安い。又種交換のHPもあります。種交換の時は品種や花色が不安定ですが、又それなりの楽しみもあるかと思います。アリッサムは一番に蒔かないと、花が終わってしまいますよ〜。育て方は「花名全角カタカナ (スペース空白1文字) 育て方」で検索できます。・・・・半角カタカナはCPの歴史上対応していないのでエラーが出る場合がある。
くむくむ
2004/03/16(火) 18:15:21
[[解決]]
Ｍ２様、たちつ様有難うございました。
とてもわかり易いご説明です。納得いたしました。
お気に入りに保存します。
アリッサムは秋蒔きかと思っていましたが春でもいいのですね。
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