リビングストンデージー
千鳥
2004/02/27(金) 23:16:30
現在一株あるのですが交配で種を取ってみたくもう一株
購入しようかと考えています。
リビングストンデージーは人工交配は可能でしょうか。また、良い方法があれば教えて頂けたら幸いです。
用土は腐葉土・富士砂・芝の芽土・川砂:2、小粒日向石:1の
多肉の土にしては少し水持ちの良過ぎないかと思うような
配合ですが問題はないでしょうか。
pinetree
2004/02/28(土) 11:31:10
>リビングストンデージー
大好きな花です。転勤までは、春は庭一面が黄金色に輝きましたが、花がら摘みが一仕事でした。
自家受粉で容易にタネが出来ますから、交配を考えるのなら、受粉前に除雄(雄しべを切り取り)し、受粉後に花弁を除去して薄紙の袋掛けをする必要があります。
除雄せずに交配した場合は、タネの全てが交配種子になるわけではないと思います。自家(放任)受粉でも親と同じような花色になりますから、花色やボリュームで株を選び、適当に採種しても十分に楽しめます。交配するにしても、あまり深く考えずに「こんな色が出たら良いな」くらいの気持ちで、適当に筆で花粉を運んであげたらいかがですか。
花を長く楽しみたいのなら、株を大きく作り、タネが出来ないようにせっせと花がらを摘むことですが、1さやのタネは結構たくさん入りますので、必要な数だけ残し、後は摘んでしまう方が良いでしょう。開花後期は充実が悪くなりますので、タネ採り用には、早い時期の花を利用することをおすすめします。
採種は、株が枯れてからサヤを割ってタネを(ほじくり)出します。住んでいたのは九州南部ですが、梅雨明け頃に採取していました。保存は、乾燥後、密封して冷蔵庫でやってました。
土はよくわかりませんが、排水が悪いとカビが発生しやすく株元から枯れ上がる事が多くなります。単に水持ちが良いだけなら、過湿に気を付けて、株元が濡れないようにかん水すれば良いと思いますし、結構水を吸いますので、水持ちの悪い鉢ではかん水に苦労することになります。
ただ、ご存じかとは思いますが、日当たりは大好きですが雨に弱いので、軒下などをうまく利用する事です。余談ですが、ベランダ下にプランターを残しておいても、こぼれ種で結構発芽してました・・・
農業では「苗半作」と言われますが、リビングストンデージーは、まさにそのとおりと思います。育苗にいくつかのポイントがありますので、園芸書籍などで押さえておくことをおすすめします。また、タキイ種苗から種子が販売されており、袋の説明もかなり参考になります。
思い入れが強くつい長々となりましたが、成功を祈ります。
千鳥
2004/02/29(日) 10:19:35
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詳しく教えて頂きありがとうございました。
また、開花までにはまだかかりそうですが
楽しみがもう一つ増えた気がします。交配に
チャレンジしてみます。
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