苺の育て方について教えてください
ピンク
2003/04/20(日) 01:04:03
1月末頃、苺「あきひめ」の苗を購入しました。
購入時には既に大きな赤い実を3・4個と花をいくつかつけており、直径15cm・深さ20cm程のプラスチックポットに入っていました。
実も付いていたので植替えも可愛そうに思いそのまま育てていました。
その後5〜6個程収穫出来たのですが、3月に入ってから花は咲くものの実が育たなくなってしまいました。
で、思い切って先日野菜用の深型プランターに植替えてみました。
今後どうしたら良いのか、アドバイスをお願いします。
肥料は薄めた液肥を2日に一度くらいとハイポネックス社のアンプル状?のものを時々土にさしてあげています。
置き場所ですが、当初は日中は日当たりの良いベランダに置き、16時以降は室内に入れていましたが、暖かくなったので4月以降は庭先に出してあります。
アブラムシがついたので薄めた牛乳で消毒したり、てんとう虫を見つけては苗にとまらせてみたりもしています。
初心者ですが、よろしくお願いします。
ごん太
2003/04/21(月) 03:54:12
苺を2年ほど育てていますので、判る範囲でお答えします。
まず、通常の苺の育て方ですが、秋にランナーから採った苗を植え付け、冬の寒さに十分に当てます。
そうしないと花芽が着かないためです。
苺の適正土量は、1株あたり2.5リットルとやや多めです。(7号鉢)
植えつけるときは、クラウン(新芽の出る部分)が土中に潜らないように浅植えします。
春になって大きくなったら肥料を与えますが、浅根で肥料焼けしやすいので、与え過ぎないように注意します。
かと言って、少な過ぎると成長が鈍化します。
水遣りは、多少湿り気がいつもあるようにしますが、遣り過ぎると根腐れしますのでこれも注意です。
花が咲いたら人工授粉してあげることで、確実に結実します。
刷毛の先で、花の中を軽くなぞるようにすれば十分です。
苺は害虫(主にアブラムシ)も付くし、病気(うどんこ、灰色かび、葉枯、炭そ等)にもかかりやすいので注意します。
風通しが良く蒸れないようにすれば、病気発生は殆どありません。
私の場合は、病害虫駆除に必ず農薬を使っています。
今の農薬は十分研究されていますし、安全性も高く確実なので、訳の判らない民間療法より良いと私は信じています。
私なんか、薬剤散布後1週間でも平気で生食してますが全然平気です。
(真似しろとは言いません)
武田
2003/04/21(月) 13:51:16
牛乳散布は、乾いて固まった牛乳により
アブラムシの呼吸や動きが妨げられ死ぬものがあるため
駆除できるというだけで、消毒している訳ではありません。
どちらかといえば、牛乳が腐敗するため不衛生です。
abi
2003/04/22(火) 17:50:29
1月に実がついた5号プラ鉢の苗を購入した、という記述から
買った当初の株の状態がどのぐらいの株まで育っていたのか把握できないので
憶測でしかアドバイスできませんが
あまり育ってない株のまま生産者の技術で実らせていたのかもしれない。
普通は秋に定植して、冬の寒さの十分あてて、春まで株を大きく育てて、5月ごろ収穫
というのが基本。
春に植えた苗はあまり収穫はみこめない。(冬〜春の間にポットのままではほとんど育たないから)
ま、それはおいといて
あなたは5号プラ鉢を購入した、といっているので、ある程度は育苗期間があった苗だと推測できる。
5号鉢でもある程度は育つけど足りないです。やがてつまる。
買ってきたらすぐ抜いて根がぱんぱんにはっているかどうか、見ることが重要。
生産者はコストを考えて出荷しているので、買った人が植え替えることを
前提にして土を入れている。
つまり出荷された植物の土の量は、お店にしばらく並ぶ間ぐらいまでしかもたない と思って良い。
5号鉢でもしばらくは育つが、実がたくさんついた後、また継続して実がつくかどうかは
買った人がその後 植え替えるか、そのままかによって変わると思う。
花を咲かせ、実をつける行為はそれだけで体力をつかう。
新しい花房を出して伸びるには、新しく根を貼るスペースも必要。
おそらく買った時点で、もう根がぱんぱんだったのでは?
そしてすでに実がついていたのだから、なおさら消耗していただろうと考えられる。
根を張らしたくとも伸びれず、花を咲かす余力はあったけど、実を熟させる力までは作れなかった
のではないかと思う。
これは余談かもしれないけど
花を咲かせるには、根はそこそこつまり気味の方がよい。
(これ以上ムリダーと感じて子孫を残そうとするから)
鉢植えのハイビスカスはよく咲くが、地植えにすると本来花の咲く成熟期になるまでは
伸びつづけ、なかなか咲かなくなる。
次植えの場合、土が無限にあっても水はすぐ地下に抜けるので根腐れはおきにくいが
鉢植えの場合は極端な土の多さは過湿になります。
鉢植えをひと回りずつ大きな鉢に植えるのはそのため。
つまりぎみにしつつ、つまりすぎず、というバランスだと考えていいでしょう。
野菜用の深い鉢に植えた、とありますが
いちごはそれほど大きな株にならないので野菜用深型に植えるほどではないと思う。
2〜3ヶ月の短期間で人丈以上になるトマトやきゅうり等は野菜用深型必須。
問題は土のバランスと水やりだと思います。
あなたが、野菜用深型に植えた後も、もしまだ2日に一度の水やりを続けているとすれば
水のやりすぎではないかと思う。
水のやりすぎは根がうまく貼っていかない。植物は水を求めて根を張ります。
飢餓感がないので鈍化し、ぜい弱になり花つきも鈍るでしょう。
水は乾燥しすぎさえしなければよい。深型ならなおさら乾くのが遅くなるはず。
肥料は、これから育てよーとあげる元肥と、収穫後ありがとうね、の意味をこめて
「消耗した分を補ってあげる」のが基本。
収穫後、緩効性の固形肥料をころがしておけばよいと思う。
水も肥料も適材適所。緩急をつけて、欲しがっている時にやる、ということ。
アンプルなんていらないよ。あれ肥料じゃないし。
うちでは液肥はおろか、追肥もほとんどあげたことないけどちゃんと実のってますよ。
受粉から収穫までは普通40〜50日かかります。(あきひめは育てたことないけど)
あ、あとあぶらむしは有機肥料をつかわないこと。農薬がいやならガムテープでひたすら取る。
黄色い粘着シートをつるして誘因。(あんまり効かないという人もいるが)
牛乳散布は腐臭のもとです。
もしランナーが出てきてたらチッソ過多かも。
以上長文で申し訳ない。
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