サトイモを植えると・・・花が咲く?
セーラ
2003/01/26(日) 16:49:58
年末の頃にサトイモを買って(煮物の予定)保存していました。
ビニール袋の中が湿っぽくなり、2・3個はなんだかポツポツと芽が出てきたようでアヤシイ感じで、食べたくありません。
サツマイモからは、小学校の頃に姉妹で自宅の庭の子どもの畑に植えたところ、アサガオの花に似た、紫色か白か何かの花が咲いたように覚えています。
芽が出始めているこのサトイモを土にうえると、花が咲くでしょうか。
小さなサトイモは出来るとは思うのですが、取り入れしないで、ずーっと育てると、花は咲くでしょうか・・・?
健作
2003/01/26(日) 17:21:27
↓にありますように
http://www.tcp-ip.or.jp/~jswc3242/mame16.html
全く開花しないというわけじゃないのですけど
かなり稀なことなんだそうですよ。
フラボン
[URL:http://www.alpine-plants-jp.com/]
2003/01/26(日) 22:22:44
先のURLの内容には誤解があるようです。
サトイモの開花は 一般的には極めてまれな現象です。
しかし、品種によっては普通に着花するものもあるんですよ。
人工的に開花させることも可能で、ジベレリンなどのホルモン剤を 成長点に作用させるんです。
花芽が付くと、心葉が出る部分に 鞘状の突起が現れます。
その鞘の中から 花茎が伸び出して開花します。
開花しても 多くの品種は3倍体のため 結実しないんです。
2倍体の品種では 結実することがあり その場合、意外に小さな種子が得られます。
播種すると 小さな苗が得られます。
このように たとえ親芋を植えたとしても 普通は開花するわけでく、
逆に 品種やホルモンなど開花の条件が整っていれば 結構小さな株でも開花します。
まあ 開花しても 鑑賞価値はありませんね
健作
2003/01/26(日) 23:01:31
>しかし、品種によっては普通に着花するものもあるんですよ。
↓なんかにその品種についていくらか情報がありました。
http://www.city.yokkaichi.mie.jp/farm/report/2001/sato2001.html
ご参考までに。
Sunny
2003/01/27(月) 00:38:46
サトイモを作って花を咲かせたことがあります.
栽培者としては失格なんですが……
花の色は黄色でカラーの花に似ています.
以外と綺麗でしたよ.
匂いは何とも言えないとてもいやな匂いでした.
フラボンさんのように植物ホルモンで開花を誘引することも可能ですが,
サトイモに限らず植物はストレスを受けて,
生命の危機を感じると子孫を残そうと花を咲かせます.
サトイモの場合は水分をとても好むため,
極度の乾燥にあうと咲き易いようです.
また,古い種芋を植えると咲き易いとも聞きました.
サトイモに花が着いた年は干ばつが多く,
また滅多に咲かないために良くないことの前兆とされ,
あまり歓迎されてはいないようです.
セーラ
2003/01/27(月) 02:53:57
[[解決]]
健作さん、フラボンさん、ありがとうございます。
見ました・・!!?? ヤッパリ・・・!!
サトイモ科の植物の花の図鑑から想像していた花と、大きな違いはありませんでした。色は白いのかなあと、見ないうちは想像していたのですが・・・。
自然界は不思議なことが多いので非常に興味深いのですが、サトイモの花に関しては、予想の範囲内だったです。
突飛でない、と言うことも、却って興味が湧いてくるものだなあ、と面白く感じました。
市販のサトイモの種類は、土垂・石川早生・赤芽大吉の3種類が殆どらしい(健作さん・参照のHPに書いてありました)ですが、わたしの手元にあるサトイモが、どの種類であるか、全く判りません。
ところで、★市販で流通しているサトイモに、ジベレリンを<成長点に作用させる>と、もしかして、花が咲いてくれるのでしょうか?
★??サトイモの<成長点>とは、プックリ膨らんだ芽の先端ことなのでしょうか??
・・・まあ、成長点も判らないのですから、ジベレリンを云々する資格はなさそうなのですが、チョット、面白そうだなあ、と思ってしまいました。
健作さんからの参照HPから、<エグイモ・沖縄青茎・赤芽などは、日本でも容易に開花するが、ほとんどの品種は開花しない>ということが判りました。
この3品種を売っているなら、花を・・・と期待したのですが、一般の流通品種は違う物でしたので、残念でした。
・・・・・*・・・・・
サツマイモの花は、特に珍しい物でもないのですね。
畑でみんなで、”アサガオみたいね!” と話し合ったことを覚えています。昼間に咲いているのをわたしが見つけて、母も一緒に大騒ぎ・・・! そういえば、花全体が、青味がかった紫、だったように思い出しました。
セーラ (追加)
2003/01/27(月) 03:21:59
[[解決]]
Sunny
セーラ
2003/01/27(月) 04:33:31
Sunnyさん 失礼しました。 (ウッカリお名前だけが送られてしまいまして。常にない時間まで起きていますので操作を間違ったようです)
本文を続けさせて戴きます。
今日は、色々で・・・。 フラボンさんの返信を読みまして、サトイモの花を想像する事にして・・・、図鑑を開いたり閉じたり、葉っぱの形を仔細に(花には関係ないかも)思い出して見たり、フラボンさんのHPを開いて赤いタネをクリックしたり、秘密の花園を、丁寧に2つとも尋ねてみたり、山草会の種子交換リスト15ページをぜ〜んぶ読んで、エ? シクラメン? とか。
キエビネの懐かしい花をみつけたり、天皇・皇后両陛下とお話しなさってる方は?とか、フラボンさんの森の小径を彷徨っているうちに、随分と時間が過ぎて、Sunnyさんの返信を待たずに、健作さんの2つ目の返信のところで、解決マーク入りの返信を書き始めてしまいました。
(フラボンさん、済みません。あまりにもHPが面白くて、アチコチにいろいろな仕掛けがあって、ユーモアに溢れていて、専門的なこともとても分かり易くて面白く、情報量がスゴク大量で、ついつい長居をしてしまいました。素晴らしいHPをお訪ねできて、楽しく勉強させていただきました。ありがとうございます。)
Sunnyさん、サトイモの花は、カラーに似ているのですね。
でも、匂いが良くない所は、ザゼンソウに似たのでしょうか。
栽培者としては・・・、と仰っても、花が咲くことは、育てる方の責任ばかりでもないのでは・・・? 気象条件が大きく関係することですから、ご苦労も一方ならないものがおありのようで、大変でしたね。
でも、わたしは、ゼヒにも拝見したかったです。
カラーに似た、黄色の花。
滅多に咲かないから良くないことの前兆、などと言わず、思いがけず訪れる幸せの印、とかいう訳にはいかないものでしょうか?
干ばつや水不足では、収穫量が減ってしまうため、花が咲くことは歓迎されないことなのかも知れませんが・・・。
Sunnyさん、一つ質問があるのですが。
タネイモ、というのは、どこかで売っているのですか? それとも、これを植えよう、と決めれば、それがタネイモになるのでしょうか?
新しいタネイモを買ってきて、保存しておき、古くしてから植え、ひどい水不足状態にすれば、もしかして花が・・・。 咲くでしょうか?
多分、願うことはそれほど簡単には実現出来ないことなのかもしれませんね、無理なことをするのは無理なのでしょうね。
素晴らしい体験談をありがとうございます。
サトイモの花は黄色で、サツマイモの花は紫、とすると2つは、補色の関係になり、これも面白いし不思議、と思います。
みなさん、いろいろありがとうございます。
Sunny
2003/01/27(月) 23:17:00
ああ,なんか誤解を招いているようなので……
私はサトイモ農家とかではなく趣味の範囲ですので……
栽培者とか書いてしまったのでそう思われても仕方ありませんね.
種芋は近くにサトイモ農家さんがあればいいのですが,JAなどでも譲ってくれることがありますよ.
売っているサトイモを植えて芽が出るかどうかはわかりませんが……
あとは収穫したサトイモを来年まで土の中で休眠させておいてそれを植えればまた出来ますヨ.
花の咲かせ方は……どうなんでしょうかねぇ.
その方法で咲くかもしれませんね.
あと,黄エビネを薄暗い山の中で見たあの感動は忘れられないですね.
健作
2003/01/27(月) 23:52:42
ちょっと補足しておきますと
>
>サツマイモの花は、特に珍しい物でもないのですね。
>畑でみんなで、”アサガオみたいね!” と話し合ったことを
>覚えています。昼間に咲いているのをわたしが見つけて、
>母も一緒に大騒ぎ・・・! そういえば、花全体が、
>青味がかった紫、だったように思い出しました。
>
実はサツマイモには
↓のような園芸品種もあったりするんですよ。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/terrace-lime.html
フラボン
[URL:http://www.alpine-plants-jp.com/]
2003/01/28(火) 18:15:17
サトイモの生長点は葉の付け根にいっぱいあるんです。
品種によって異なりますが、イモをよく観察するとわかるかもしれません。
普通は 葉の落ちた跡の中心に大きな丸いポッチがあり、その両脇に小さなポッチが0〜10個以上連なります。
その全ての中に成長点が眠っているんですよ。中心の芽が痛むと予備の芽が出てくる仕組みですね。
セーラ (追加)
2003/01/29(水) 22:51:24
Sunnyさん、健作さん、フラボンさん、再度の返信をありがとうござます。サツマイモの進化した園芸品種の美しい花には驚きました。
昨日、友達に(3畳位の畑を2ヶ所借りて野菜づくりをしている)サトイモの花について聞いてみました。まだ見たことがないとのこと。サツマイモの花は彼女も見たことがある、青っぽかった、と言っていました。<赤芋だったから・・・>とのことでした。(?)
サトイモのタネイモ・親芋を、畑友達からでも、分けて貰えないかナアと相談をすると、”わたし植えてるよ。まだ有る” と、うれしいお返事。小芋の取り入れが済んだ後の親芋を2つ、送って貰うことになりました。小芋を外した後は捨てる部分だそうです。上の方は葉が付いていて、下の方は根が付いていたところで、小芋から言えば、親芋に当たるところ、だそうです。
<新しいタネイモがよいなら、それも手に入る>そうです。
彼女の手元にある親芋は、フラボンさんの仰るように、葉が落ちた後のポッチも(話の上で確認しましたら)あるそうです。葉の痕がグルリと回って並んでいるので、沢山あるそうです。
★親芋は、新しい方がよいでしょうか、あるいは、手持ちの物でよいでしょうか? どちらがよいか迷っています。教えて下さい。
ジベレリンはわたしがホームセンターで買い、分けてあげることに決まりました。あっち=山口とこっち=東京で、<黄色のカラーみたいな花が咲くかな? やってみようヨ!>という楽しい話がまとまりました。
ジベレリンは、<武田ジベラ錠5>をホーム・センターで購入の予定です。
ジベレリンなど、初めてなのですが、<成長点に付ける>というのは、どのようにすればよいのでしょうか。薬の箱に使用方法が具体的に説明してあるでしょうか。 (イザ! となると、何にも知らなかったです。心細いことです)
成長点は、薄皮を剥がす、とかいう手順が必要なのでしょうか。★成長点に薬を付ける方法を教えてください。(教えて下さいが多くて済みません)
<・・その全ての中に成長点が眠っているんですよ。・・・>なんと詩的な世界でしょう!
もし、失敗したとしても、この経過を息子と共に(勿論、主人(夫)も一緒に)見守って行きたいと思っています。
ご指導よろしくおねがいします。
フラボン
[URL:http://www.alpine-plants-jp.com/]
2003/01/29(水) 23:22:27
サトイモに対するジベレリン処理は 生育盛期に実施します。
葉心付近に刃物で切れ目を入れて ジベレリン液を注入したり
注射器で成長点付近に注入したりするしかないでしょう。
ちょっと難しいかもしれません。
親芋は 収量を重視しなければ 何でもいいと思いますよ
たとえ処理に失敗したとしても いろいろなことが見えてくるでしょう。
親芋を水盤に置いて 芽の出る様を観察することもおすすめします。中心の芽を欠いたら 本当に予備の芽が昇格するのかどうかとか...秘密の固まりをこじ開けて覗くチャンスですね。
サツマイモの花は 除草剤が誤ってかかったときなどによく開花するものです。わざと うんと薄めた薬剤をかけてみるのも手かな?
もし 花が咲いて実が付いたら種が採れるかも。種まきすると親とは違う色や形のイモが作れるかもしれません。
畑では ときどき とんでもない斑入りなどが出現します。でも農家の人は見向きもしないのが普通です。キャベツ、大根、にんじん、サトイモ、長ネギ、イチゴ、セリ...みんな斑入りがありますよ。
セーラ
2003/01/30(木) 01:06:46
早速の返信ありがとうございます。
サトイモの親芋を水盤に置いて観察、してみます。
以前から不思議に思っていたことですが、大根などを、葉(軸)をとり、食べる部分を少し付けて切り、水栽培のようにすると、葉の痕から、1本1本、大根の芽がでてきますが、これも、成長点に関することだったのでしょうか。どうしてかな〜と思っていました。毎年、秋深くなる頃から窓辺に置いて芽が出てくるのを楽しんでいます。
ニンジンは、食用部の軸の左右を少し切り、数本並べて芽がでると、武蔵野の雑木林のようで、可愛いです。
サトイモに対するジベレリン処理・は、わたしたちにとっては少し、高度過ぎるように思われます。用具・技術が必要のようで・・・。
しかし、わたしたちには <<秘密の固まりをこじ開けて覗くチャンス>> が残っているようです。
今年はサトイモの中の面白い仕組みが見られるかも知れません。
サツマイモと除草剤の関係も思いがけないことです。(種→新・芋)
友達にもこれらのことを、早速知らせたいと思います。
斑入りの野菜は、野菜としては商品価値が無く、無意味かも知れませんが、暇な時に眺めると、案外、キレイに見えるかも知れませんね。
(斑入りのイチゴなどは結構目新しくて売れるかも?)
水盤のサトイモが斑入り(まあ、あり得ないでしょうけど)になったら、バンザイ! ですね。
年末に食べ忘れたサトイモから、このように植物の深い仕組みを知ることになるとは、全く予想もしませんでした。
フラボンさんはじめ、皆さんのお陰様で益々園芸の楽しさ・奥深さを知ることができました。本当にありがとうございます。
フラボンさん、お忙しい中、難しいことも楽しく科学すること(チョット大袈裟?)を教えて下さってほんとうにありがとうございます。
Sunny
2003/01/30(木) 08:49:41
面白そうなことになってきましたね.
その後の経過が楽しみです.
>芽の出方と作り方
ジャガイモやサトイモは頂芽優勢といいまして,たくさん芽があってもてっぺんに近い芽が大きくなりやすい傾向があります.
しかしながら,何本かにょきにょき生えてきますから,良いやつを残してあとは掻き取った方がよいです.
あとは水管理(マルチをすると良いです)と土寄せ(子芋からの芽を出にくくするため)をしっかり行えば,
秋にはサトイモがゴロゴロ取れますヨ.
あと私だけかもしれませんが,市販のサトイモではかゆくないんですが,
自家栽培したサトイモはモーレツにかゆくなりましたのでご注意を(笑
あと,子芋をはずした親芋もおいしいものですよ.
>除草剤
2,4-D(最近はもう使いませんが)などの除草剤には植物ホルモンを含んでいるものがあります.
セーラ
2003/01/30(木) 22:34:58
Sunnyさん、返信ありがとうございます。
本当に、思いがけず、面白そうなことになってきました。"その後の経過が楽しみです”と喜んでくださってありがとうございます。
・・・どうか途中で枯れたりしませんように、と言う気持ちです。
友達も畑にも植えるけど、それは面白い面白い、と乗り気です。
事前に予想されるような順調な経過を辿るかどうかは判りませんが、秋まで楽しめる事は間違いないと思います。取り入れたサトイモを食べるまでなら、冬までということになるでしょうか。
Sunnyさんも、趣味で栽培なさって、親芋も美味しいとのことですので大きな親芋を食べてみたいと思います。
小芋収穫の後には、親芋を食べるかまたは続けて育てるか、きっと迷うと思いますが、大きな親芋は ”食べてみたい” という誘惑は強いですね。お正月前に<京のナントカ芋>という芽の元が沢山付いた赤っぽい大きな芋が出回りますが、食感などは似ているか、楽しみです。
*芽の出方と作り方・・・ご助言ありがとうございます。
土寄せの必要があることが判りました。
土寄せをするのは初めてなのですが、植え付けは、親芋を10号鉢に深めに置き普通に土を入れた後に、鉢に深さの余裕を持たせておき、土寄せが必要になった時に、十分な厚みで土を追加すれば良いかなあと思うのですが、如何でしょうか。
畑ではないのですが、秋には小芋がゴロゴロになるでしょうか。
自家栽培のサトイモはモーレツにかゆかったそうですので、茹でて食べる、または、下茹でして皮を剥いて、味付けした煮付け汁で煮る、というのは名案ではないかと思うのですが。
里芋が煮くずれているのは余り美味しそうではありませんが、育てたお芋なら、味がよく含んでとっても美味しいネ! かも知れません。
除草剤については、友達にお知らせして、サツマイモの件について相談する事にしたいと思います。
明日はサトイモの用土などについて調べようと思います。
今年は、いろいろと忙しくて面白い1年になりそうです。
ありがとうございます。
Sunny
2003/01/31(金) 22:29:57
10号鉢ではちょっと小さい気がしますが,花を咲かせるための管理であればちょうど良いかもしれません.
サトイモは親芋の周りに子芋,子芋の周りに孫芋……と出来ますから,鉢の深さも大事ですが鉢の大きさが問題になります.
でも,出来なくはないと思いますから,ゴロゴロとまではいかないまでもコロコロくらいは出来るのではと思います(笑
親芋の触感はかためですが甘さがありました.
あと,手のかゆみは手袋をしてれば平気です.
それとかゆくなったときは,塩で手を洗うと良いそうです.
フラボン
[URL:http://www.alpine-plants-jp.com/]
2003/02/01(土) 00:00:12
サトイモは品種によって 用途が異なります。利用する部位によって 以下のように分けられます。
1:子イモ用品種、2:親イモ用品種、3:親イモ・子イモ兼用品種、4:葉柄利用品種
サトイモは栽培条件などによって 体内にシュウ酸化合物を大量に作り出すことがあります。
このような場合、いわゆる「エグ味」を感じることになります。口の中の粘膜にシュウ酸カルシウムの針状結晶が刺さったりして、とんでもない目に遭うことがあるんですよ。
同じサトイモ科のマムシグサの仲間も大量のシュウ酸を含んでいて、フラボンは植え替えの時に 手が荒れてしまうことがよくあります。
にんじんの首の部分は 切っておくと芽が吹いてきますよね。
あれは 葉の腋にある生長点が動き出して出たものです。
実は、だいこんやにんじんの上部は 根ではなくて茎なんですよ。
双葉が開いたときにある 胚軸が肥大した部分があるんです。
水盤などで首の部分を上手に栽培すると 結構 観葉植物的に楽しめるものです。
品種による違いなどもありますから 極めてみるのもいいかも?
セーラ
2003/02/09(日) 03:48:18
ご連絡が大変遅くなり、申し訳ありません。
1日〜4日までは、サトイモは、<品種によって用途が異なり・・>は何かなあ、と調べ(サトイモの茎はズイキと言うそうで、料理法は純和風のものばかりでした)、<シュウ酸カルシュウムの針状結晶が刺さったりして、とんでもない目に遭うことが・・>は、エッ! 何のこと? 初耳! とフッ飛んで(?)調べたり、<マムシグサの植え替えの時に手が荒れて>は、花の形状から、妙に納得出来るなあ、と思ったり(草形で判断してはいけませんが)、<胚軸>については、広く読み過ぎて時間が掛かり過ぎたり(非常に面白かったです)、また、遡ってはっきりと理解していなかった部分を調べなおしたり、あっという間に日にちが過ぎてしまいました。
途中で返信を書くわけにも行かず、内心では困りましたが、一方では、久し振りに自由に好きなように調べたりする楽しさも満喫しました。
(このように、一つのことで大きく関連することを調べるのは久し振りの事で、手順が悪く、行ったり来たりもあり、時間が掛かってしまいました)
サトイモのモチモチ・ホックリとした旨味は、化学肥料ばかりで手っ取り早く育てるのではなく、堆肥を入れたり、ボカシとかいう肥料なども良さそう(シュウ酸化合物の生成の予防)、などに依って得られるのではないかと思ったりしました。
10号鉢では少し小さめ、ということも教えて戴きましたので、ホームセンターで下見して来ますと、野菜用の深い・四角・大きいプランターが色々ありました。実際の植え方も他で聞いたり調べたりで準備万端、と思いました。
4日の夜、ご報告を、と返信しようとしますと、機械が不調です。
インターネットE、が働いてくれません。
思いがけず、5日に、友達から緊急の電話が入り、取ってあった大親芋がダメになってる・・・とのことです。霜柱や雪のため、凍ったり溶けたりするうちにぼこぼこになったらしい、とのことです。
畑友達は、誰も保存していない、とのことでした。
今回は残念だけど仕方ない→秋には一番で送ってあげる、と慰めてくれました。 取り敢えず、タネイモは別途購入先を探すことにしました。(農家・農協等に、その時期に尋ねることになります) ジャガイモのタネイモは、現在ホームセンターで販売中です。
パソコンの不調がなかなか直らず、<往生しました>。
今夜、やっとのことで解決。
原因は、多分、わたしの不注意からの間違った操作が重なった為、だろうと思いました。機械はホントニ正直ですから。
Sunnyさん、<手袋>を忘れていました。すんでのことに、ぜ〜んぶ、キヌカツギにするところでした。危ないアブナイ。・・・収穫の秋がお楽しみ・です。
サトイモを買って食べるのは至極簡単なことですが、<栽培する>ことは本当に色々なご苦労があることがよく判りました。
試験栽培などは、結果は全て数値で表されており、調査する植物はもとより、肥料の種類・量など、植え方・気候、その他の条件などまで、非常に緻密であることを初めて知りました。
このようなご苦労の上に、美味しい野菜・米などが食べられるわけで・・・。 買ったものは枯れさせたり、芽が出るまで置いたりしないようにしなければ・・・、と心に決めました。
皆様のお陰様で、楽しみながら本当に良い勉強をさせて戴きました。(ジベレリンの件も、花が咲かなくてもともとで、やってみようよ、と友達が言ってくれました。スタートはそこでした。今年はトンデモナク忙しくなりそうです。 ・・ああ・畑が欲しいです)
(管理人さん、出来れば途中で切らないで欲しいのですが。長くなって済みません。よろしくお願いします)
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