バラの黒星病
かずこ
2001/06/17(日) 21:29:56
今年2年目のバラ(ブルームーン)が黒星病に犯されて
葉が黄色くなって落ち始めています。
2メートル以上に伸びた枝の2/3程の葉に黒い斑点が
広がっています。
防菌剤を散布して1週間ほどたちますが
株の元気もないようです。
今の時期でも、枝を切ったほうがいいのでしょうか。
弘
2001/06/18(月) 10:56:08
枝を切る必要はないと考えます。一度黒点病の病状がでた葉は元のようには戻りません。軽傷ならば葉を取って蔓延を防ぎますが、2/3もやられてしまうと、葉をとることによる株へのダメージが少し心配されます。極端に病状の進んだ葉は取ることもよいでしょうが、ある程度残すようにしたほうが良いと思います。株を雨に当てないことで黒点病をある程度防ぐこともできます。地植えならばいたしかたないでしょうが。
殺菌剤を定期的に散布して、様子を見てあげたほうが良いと思います。
かずこ
2001/06/19(火) 17:01:21
弘さん、回答をありがとうございました。
はやまって枝を切ってしまわないでよかったです。
おっしゃるとうりに、葉を残し、殺菌剤を定期的に散布しながら、
様子を見ることにします。
ちなみに、黒星病の予防には葉が出始めたときから
殺菌剤の散布が必要なのでしょうか?
弘
2001/06/19(火) 20:27:47
「サプロールは浸透性が有り治療と予防に効果が有るが、耐性菌が出来やすい欠点が有ります。ダコニールは治療効果は劣りますが、残効性に勝れ、予防効果が高く、耐性菌が出来ない等の特徴があります。
春のせん定直後と黒点病発生時にはサプロールを、予防を主にするときはダコニールを使用しました。9月になり黒点病が散見されましたので、両薬の特徴を加味して混合しました。 」以上小山バラ会の会報からの引用です。この考え方でよいと思います。
予防は病状が出る前に散布。ただ新葉は少し弱いので濃度は規定濃度より薄め目にしたほうが良いと思います。
慣れれば減農薬を志しても良いかもしれませんね。
弘
2001/06/19(火) 20:29:32
ちなみに、私はダコニールをあまり使いません。色々な薬剤がありますから、サプロールを中心に様々な薬品を試してみるのも良いかもしれませんね。
かずこ
2001/06/20(水) 21:31:22
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薬剤の種類から、散布上の注意点まで、ご丁寧に教えていただき
ありがとうございました。
今年、きれいな花をつけて家族みんなを楽しませてくれたブルームーンですから、早く元気にしてあげたいと思います。
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