冷夏の作物

[園芸相談センター]の過去ログです

見習い 【甲信越】 2017/12/25(月) 23:10:58
北海道や東北の方に質問です。
このコーナーで質問が違うかもしれませんが、30年くらい前に冷夏でタイ米輸入の騒ぎがありましたが、その年は、どんな野菜を作付けしたり、果樹が実りましたか?

見習い 2017/12/25(月) 23:20:38
スミマセン。20年前かもしれませんが。

隠居 2017/12/26(火) 14:35:21
>30年くらい前に冷夏でタイ米輸入の騒ぎがありましたが、その年は、ど
>んな野菜を作付けしたり、果樹が実りましたか?

結果論であって、天災はどうしょうもありませんから、ただ茫然と成り行き任せにするしかないですね。
転作するにしても、専門専門の慣れや経験値が必要ですから、簡単に切り替えられません。
果樹になれば、採算ラインに乗るまでには、数年かかります。
大根がダメになったから、直ちに葱や白菜に切り替えるとしても、商品化するまでには、栽培から流通までの流れが整っていないとうまくいきません。
農家にも、得手不得手や好みもあれば、JAにも、知名度や強い弱いがあります。
従って、第一次産業は、運任せのおてんとうさましだいとして、神仏に関連した行事が多い。
必然的に、保守的(今までの慣習が最優先)にならないと仕方がありません。

転職するにしても、たかがパート一つとっても、就職したてなら、何かと戸惑いがある。このようなものです。

ここが、余暇であり、いつでも切り替えられ、方針変更が簡単な趣味の園芸や自家消費の家庭菜園と 生きていくための収入源としての正業農家の違い。

たかが同じような野菜の、白菜とキャベツとレタスでも、専門専門があり、その隔たりは、原っぱとヨーロッパの違いがある。

更に、コメ作りも、野菜栽培も、生育時期は、同時進行(同じ時期)ですから、失敗したとしても、災害事故であろうとも、不可抗力であったとしても、もうその期間の努力は、諦めないと仕方がなく、取り返しがつきません。
それでなくとも、凶作年もあれば、豊作貧乏もある。
だから、おてんとうさまのご機嫌を見上げながら、田畑の見回り観察を暇があれば見に行くことになる。
この結果、大雨の時に、小川に落ちて死亡する事故が時々ニュースになる。

米だけでなく、過去には、玉ねぎ騒動もあれば、去年はジャガイモ騒動で、ポテチが品不足になり、一袋、数千円も数万円もの値段で、オクションが成り立った。
キャベツ白菜なども、豊作で、出荷調整し、泣く泣くトラックターで踏みつぶし処分されたこともあった。
もったいないというより、一生懸命丹精込めて育てたものを捨てなければならないという事の方が、情けない事で、割り切れないものです。

趣味の園芸なら、一年かかって、数年かけてやっと蕾が付き花が咲いたと思ったら、盗られた時の、落ち込みショックは泣くに泣けない。
たかが花の一つでしかないことですが、給料を落としたり、盗られるより、情けない。
他人から見れば、どうでも良いような花であったとしても、そのくだらない花をもう一度咲かせるには、一年や数年かかりますが、給料は、ひと月我慢すれば、取り返しがつく、借金する成り、預貯金を取り崩せば、良いだけで、貨幣の代わりは何でもある。その拘った花は、世界に一つしかなく、過去にも将来にも、それ一つしかない。

価値観の違いもありますが・・・

従って、腹八分目にして、多品種三分割して、リスクを分散する成り、、ABC分析する成りして、万が一に備えるとか、時々刻々と変化する情勢を見据えて、突発的なリスクを回避し、代替え技術なり生産品種を保険とするなり、互助保険を作るなりして、安定向上に努めなければならない。

今は、景気が向上しているという実感なき低成長時期ですから、メリットを追求するより、リスクを回避する事に専念し先の見えない良き事態が来ることを期待しながら、耐え続けることです。
尤も、今以上に、景気が良くなることもなければ、棚ぼた的な遺産が舞い込むか、宝くじが当たらない限り、我々庶民が景気の良くなることはない。
現状維持か、じり貧になるだけ。
世界戦争が起こって、世の中が大混乱するか、差し引き課税している現在の消費税を廃止して、一律1%課税の新消費税に切り替えるか、公務員を2/3解雇の1/3新規採用で、実質人員整理1/3カットの、全員総入れ替えとその上に、公務員の給料1/3のいずれかを実施しない限り、日本の明日はない。期待しないことです。
前例でいえば、明治維新か、太平洋戦争のような状態。

若しくは、科学の発展の即時停止もしくは、廃棄放棄させるか。

いずれにしても、不可能且つ無茶な夢物語ですが・・・

我々庶民にとっての一つの方法は、隙間産業を見つけ開発することですね。
それを成功させるには、数億の資金と100人程度の人材が必要です。
少なくとも、自分自身を含めて、最低10人の頭脳集団が必要です。
若しくは、大海に落ちた一粒の雨粒を見分け採取する機会を見逃さないとか、いろいろ


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