イチゴの育て方

[園芸相談センター]の過去ログです

叶えちゃん 2015/11/24(火) 17:43:26
イチゴ作りを今年は、畑にて挑戦。順調に育っています。来年の2月過ぎに1回目の追肥、その後、黒マルチを掛ける。之も了解。さて、その後、花が咲いたら実が傷まない様に、黒マルチの上から、敷き藁を掛けて、飛ばない様に固定する。之も了解。
しかし、敷き藁を今日、HCにて手に取って視ました。南向きに4Mの長さ、畝幅を十分に取り、2段に植え付けております。全体に敷き藁を敷くためには、相当量の敷き藁が必要になります。90pの長さの敷き藁2束を試に購入。来週、仮想で試しに敷いてみますが、藁に代わる商品は、無いものでしょうか。例えば、100円ショップで売っている簾(すだれ)とか、
果物の下にひいてあるメッシュの発砲スチロールとか・・。
何か良い方法を教えて下さい。無い場合は、今から、藁を購入しておかなければなりません。よろしく、何方かご指導ください。

Guu [URL:http://guu.blog.jp/] 2015/11/25(水) 10:32:40
こんいちは

私は稲藁を近所の農家さんから大量に貰うし、麦を作り麦わらも出ますので買った事は無いですが、最近のコンバインは稲藁を裁断し、田んぼに撒けるようになっているので、農家さんでも稲藁を確保しているケースは少ないらしいです。
そのせいかホームセンターではとんでもない価格で売られてますよね。

私は苺をあまりやらないので的外れかもしれませんが、稲藁の代用品として以下のものが考えられます。

1.もみ殻
これは農家さんも持て余しているので、声をかければだいたい貰えます。

2.段ボール
スーパーなどでただで手に入りますので、適当なサイズに切って使います。
風に飛ばされないように、針金ハンガーなどを細工してU字ピンを作り固定した方がいいかもしれません。私は白菜などが遅れそうな時に時々使ってます。

3.枯れ草
刈った草を干しておいて使います。できれば持ちの良いイネ科の雑草や、これからの時期なら湿地の葦などもいいかもしれません。

4.オガクズ
製材所などで貰えます。私はリフォーム屋さんの友達に貰ってます。

5.発泡スチロール



極論を言えば、無くとも何とかなりますし、黒マルチだけでも充分だと言う人もいます。
なので何処まで手をかけるか?どこまで綺麗な実にこだわるのかということに尽きるかと思います。

ダンゴムシ対策をしっかりやらないと、食害にあいますのでご注意ください。(私が苺をやりたがらない最大の理由です)

叶えちゃん 2015/11/27(金) 14:28:20
Guuさん。有難うございます。
最後に書かれた、ダンゴ虫が気になります。
どの時期に、どの様に対処すればよろしいのですか?
序で、申し訳ありませんが、お教えください。
よろしく。

Guu [URL:http://guu.blog.jp/] 2015/11/27(金) 15:02:54
かなり環境に依存するとは思うのですが、私の畑は無農薬で収穫残差も放置or梳き込みなので有機物が多くダンゴムシとナメクジが大量に発生します。
ダンゴムシはワラジムシと違って顎が固いので腐食物だけではなく、生ものもよく食べます。
特にイチゴの実が大好きなのであっという間にかじられてしまいます。
またイチゴの株はダンゴムシが隠れるのに丁度よい環境になるので、像一度増殖するとなかなか厄介です。

対策ですが、ダンゴムシの隠れらるる場所をなくす→マルチ穴の枠を土で埋めるとか。
増える要素を少なくする→収穫残差を処理しておく。肥料を化成中心にするとかでしょうか。

いずれにせよ稲藁はダンゴムシの餌としても隠れ場所としてもかなり良いポジションなので、増えやすい環境を作りやすいです。

そもそもダンゴムシが少ない環境なら、あまり気にしなくていいかもしれませんね。
私はイチゴが苦手なので、失敗談ばかりになりますが、失敗例の参考になればと思います(自虐笑)

ばんざいうさぎ 【北海道】 2015/12/02(水) 15:59:13
代用品ですが、人工的な物(自然に分解し無い物)はできれば使いたくないですよね。私も過去にいろんなことで代用にとビニールやプラスチック製品を使いましたが、これらは自然分解せず始末に困ります。
日光に長期間さらされると劣化して脆くなり割れたり破れたり、酷いとビニール紐などは繊維がほぐれて粉々になるのですが、それが土に混ざってしまうと取り除くのが大変・・・。原料が石油由来の物も多く、わずかながらでも土壌に成分が染み込むのではと思い今では出来るだけビニールや劣化しやすいプラスチックは避け、紐も麻ひもを使用しています。
分解しない間でも軽めな素材は分解する前に強い風などで近所まで飛ばされてしまい迷惑になる事も・・・。

もしお値段を問わないのなら、藁の代用品として牧草が都会でも買えます。
我が家ではペットに小型のウサギを飼っているのですが、この子が特に牧草が好きで、餌と牧草を同時に出すと迷わず牧草を選ぶくらいなので常時食べられるようにと牧草フィーダーにたっぷりと入れて置く為餌を買いに行く「ウサギ専門店」で、一月分大袋2つ分を買ってきます。
私の行きつけでは牛の酪農家さんから直接買い付けているそうで刈られ乾燥した形状そのままです。お値段設定も割と安い方だと思いますが、お店独自でそれぞれ仕入れ先や袋の大きさ・お値段はバラバラです。それでも酷くお値段が高い物でもありません。
まずお近くに「ウサギ専門店」があるか調べ、電話でどんな種類があるか確かめてみると良いでしょう。
確かめる点はお値段と量の他には国産物か、乾燥牧草の種類(チモシーが多いと思います)、形状(長いまま或いは1番刈りか2番刈りか、もしカットされている製品なら何センチ程か)は必ず聞いてみて下さい。それで藁として代用できそうなら一度に売ってくれる量はどのくらいまで可能か聞いて、店に実物を見に行ってみてから購入を決めて下さい。
藁の代用として使うなら2番刈りの方が使いやすいと思います。時期的にも1番草よりも出回っていますし、ウサギ飼育に拘る店だと2番刈り草は栄養面が劣り硬くて1番刈り草よりお値段が安い所もあります。
注意すべき点は、一つの店であまり沢山買いすぎない事。もしイチゴの植え付け範囲が広めで2〜3袋くらいでは足りない場合は、店によっては在庫の関係から大量購入が出来ない事もありますので、専門店数件から2〜3袋づつ買うと良いです。買う時もウサギの飼育に使う以外での用途だと知ると売り渋る場合があるかもしれませんので(お店ではあくまでも餌として売ってますので・・・。)本来の用途は言わずに適当に話を合わせておく(「店に来れない知り合いから長めの牧草が手に入りにくいので買ってくるのを頼まれた。詳しくは知らない」など)のが良いかもしれません・・・。
インターネットショッピングでも大手ウサギ専門店から購入できます。品ぞろえも良く商品説明でちゃんと確認すればお望みの物がお望みの量、どんな用途だとしても確実に買えますから面倒はありません。
ただし、袋が透明では無い製品では注意が必要です。普通のペットショップなどで売られている牧草は食べやすく短くカットされている物が多く、その状態では軽すぎて風ですぐ飛ばされてしまいます。ウサギの飼育用品の揃えが良い大手のホームセンターなら長い乾燥牧草を置いている所もありますが、内容量が少ないうえにお値段も割高となります・・・。

身近な人の知り合いに牛の酪農家が居れば、お願いして聞いて貰ってみると運搬さえ自分持ちなら譲ってくれることもあります。もちろん紹介してくれた人と酪農家の人に何らかのお礼をさしあげなければなりませんが、場合によってはどっさりと下さることも・・・。
以前別の趣味で知り合った方が、「ウサギを飼ってるのなら、牧草いくらでもあげるよ?」と言って下さったことがあります。
牧草を自家生産している酪農家では、古い牧草を持て余す事が多いのだそうで、遠くの街のご兄弟の家でもウサギを飼っているのでお盆とお正月に来ると、牛は食べないけどまだ食べられる鮮度の物をどっさりと持って帰るのだそうです。
昔は牛の寝藁にも牧草の余りを使っていましたが、現代の飼育では衛生面とストレス軽減に牛専用のマットレスなどを使うので牧草は食べるだけ。牧草の収穫時期に成れば牛は美味しい物しか食べないので新しい牧草を食べ、古い物だと味が落ちるので食いつきが極端に悪くなるので食いつき重視の牛の飼育では毎年古い牧草が余るそうです。
牧草の保管はブロック状やロール状に固めてしまうので処分するにしても牧草をバラバラにする作業の方に手間がかかりすぎ面倒なので、誰かが貰ってくれない限りは溜まっていく一方なのだとか。
ロール状の物は大きすぎ貰うには運ぶことも困難ですがブロック状の物はそんなに大きすぎもせず人の手で運べ1つくらいならブルーシートなどに包めば乗用車にも積め、1個あれば充分足りる量かと思います。

簾も代用には使えるでしょうが、100均の店の製品だと露地で使うには耐久性に不安があり、なにより使う数が多ければかえって割高かも・・・。簾を使う習慣の無い国で作られている可能性が高く室内やベランダでの使用なら1〜2年使えても、屋外で使うには耐久性に心配がありそうです。
ある程度の数の株が植えてあるのなら、ホームセンターで売られている葦を切って使う方がお値段の面でも耐久性も良いと感じます。
葦簀の古い物を誰かから譲って貰えればもっと良いので物々交換サイトなどで使えそうなものを譲ってもらうのも良いかもしれません。
葦簀を使うなら、縦に葦部分の幅を何等分かに切り分けて(必ず紐で編んでいる部分を2か所残す事)イチゴの株元に置くと良いと思います。
おそらく畝の斜面に敷く形になると思うので葦が縦に並ぶ状態です。こうすると水に当たっても葦簀にあまり染み込まずに表面を伝って畝下に落ちるでしょう。もし葦簀の幅そのままに切り分けて使ってしまうと、なにより編んでいる紐部分が切る時に解け易いですし、それを防ぐのに接着剤を使用しても屋外で使用するうちに案外接着部分の耐久性が無くばらけてしまい使える期間は短いです。実際敷けば畝と平行に葦が横に並ぶこととなり、水は葦部分に溜まり易く落ちにくくもなります。使用後撤去する時も葦簀を横に切れば幅が長すぎるのと脆くなってバラバラに成ったりで集めるのも面倒なうえに保管に幅を取りますが、縦方向に切ってある物なら編み紐の部分は切らずに済んでいるのでクルクル巻きながら撤去でき運びやすく邪魔にもなりません。
敷き藁の代用品としてはこんなところでしょうか・・・。

しかしながら、黒マルチ使用の栽培で畝がそこそこ高めなら張り方さえ工夫すれば敷き藁の有無にはそれほどこだわらなくても良いと感じます。
それと言うのも私の住む地域から車で内陸に片道2時間ほどの所と4時間ほどの所にイチゴ産地があるのですが、敷き藁の様な物は使わない栽培なのです。
2時間ほど離れた地域は、盆地である大きい街の郊外の山間の日当たり良い斜面を利用しての栽培で果樹園の多い地区ですが、北海道のイチゴ産地とは地元や周辺以外ではそれほど知られていません。春先から蕾が出来るまではビニールトンネルを設置しているのもあって黒マルチの幅は普通。一方4時間ほどの所は地名がテレビの昔のCMで有名になったので本州の方もご存知な方もおられるでしょうが、実はイチゴの有名な大規模栽培地です。ここはかなり広い平野なので(同じ平野内の隣街は有名な米どころ)黒マルチ部分の幅が目立つ畝幅がゆったり広めの畑での完全露地栽培。2つの産地は栽培環境や畝幅の違いはあるものの大体似た感じです。どちらの産地もそちら方面に出かけるときは必ず通る道なのですが道路脇にイチゴ農家の畑が沢山あって、移動中は退屈なので助手席から眺めていると、黒マルチ使用で植えられている露地栽培の畑での実の収穫時期は実がそのままぶら下がっており敷き藁やそれに当たる様な資材は全く使われていませんでした。
平地の産地は広い畑が碁盤の目のように広く区画してあり道路部分だけが土が盛られ高くなっている以外は平坦な畑の土地ばかり。建物も農家の家だけで少ないので車の中からかなり遠くの方まで畑を見渡せますが、見える範囲どこも畑でも敷き藁にあたる資材の使用は無いようです。
それを見ていると、おそらく黒マルチの張り方(畝を下がっていく斜め部分まで覆うなど)苗の植え付け位置によっては敷き藁を使わずとも黒マルチだけでも実の保護には充分なのだと思われます。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2015/12/02(水) 16:25:15
すみません訂正です・・・。
ホームセンターで売られているのは「葦」ではなく「葦簀(よしず)」です。
ホームセンターで売られている物でも、置いてあれば日本産の葦の質が特に質が頑丈で外国産の葦よりも耐久年数が長いそうですし、編むのに使われている紐もシュロ縄を使っていることが多いそうなので、できれば外国産のものよりは国産材料の日本製の葦簀を選ぶのが良いようです。
それと調べてみた所、葦簀の編み紐の編み方は誤って切ってしまうと次々とほつれてしまい、葦がバラバラに外れてしまうそうです。葦簀を切るなら方向に十分お気を付け、編んだ紐を痛めないようにご注意ください。

叶えちゃん 2016/04/16(土) 07:13:49
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大変詳しく、ご説明を受け、ありがとうございました。畑では、順調に進行中です。


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