葉野菜に対するモスピラン水溶剤とオルトラン水和剤

[園芸相談センター]の過去ログです

yamada 2014/10/22(水) 17:17:05
葉野菜に対するモスピラン水溶剤とオルトラン水和剤の使い分け、適否を教えてください。
コマツナやカブの葉が虫に食われていますので。

葉野菜 2014/10/22(水) 20:35:18

農薬に関しては、取扱説明書の通り使用してください。 としか言いようがない。
相対会話でなく、広く一般に公開している質問サイトですから。
農薬の好き嫌い以上に異常嫌悪感を持っておられる方もおられます。

農薬の使用や取扱いに関しては、
趣味の範囲内では、栽培者(食収者)の感受性によって様々です。
取扱説明書をよく理解していない・読まない・便利解釈するなどに起因します。
更に、サイトを調べても、国(各省庁を含む)県・製造元・PB含む販売商社・農協などの方針(解釈基準・目的)により、微妙な食い違いがあります。・・・・表見の違いはありますが、極端な言い回しをすれば、無制限に使っても関知しない〜絶対に使うな まであります。
表現は、全く同じであったとしても、前後の説明をよく読めば、↑の解釈になります。

従って、国県(各省庁を含む)など公開説明サイト・農協のサイト・製造元のサイト・生産者団体と消費者団体・近隣の状況の流れ歴史と現況と
総合的に、把握して、販売者個人としてどう取り扱うかを考える必要があります。

手軽なそのまま使用できる水溶液・濃縮農薬液・水溶性顆粒・要希釈水和剤・難水溶性顆粒等いろいろな流通形態があり、質問者さんが、商品ラベルの名前をそのまま表現されていない場合もあります。類似名や略名愛称代表名詞などもあります。又なりすまし宣伝利用目的防除のため
あえて書かないネット独特の習慣もあります。
ほとんどは、曖昧に無視されやすいですが、ややこしいものです。

そこで、趣味の園芸とは何かという個人個人の基本理念をどこにおくのかということになってきます。
主流は、自分で一々確認して作るのだから、安心安全健康エコが一番となってきました。
その前は、新鮮さ←経済的節約・余暇の有効利用←簡単に手に入らない←手に入らない物自体がないと変化してきました。

そこで、コマツナやカブの葉を食べる場合には、ほとんど洗えない事と農薬を散布し付着したまま食べることになる。・・・一番危険な行為。
実野菜や根野菜や花野菜は皮を剥いたり、高い又は深い位置のものを利用する。葉野菜でも白菜キャベツは、数枚の外葉を廃棄するのである程度軽減される。
又、十分に洗う・あく抜きゆがく・漬けるなども軽減される。
問題は、サットゆがく・サラダ生食又はそれに近い食べ方が主流です。
この料理の時には、残留農薬のことなど完全に無視されている。

農薬使用指針厳守以前の問題であり、法規制(極限の最低極少規制としての法的な位置づけ)の限界でもある。
又、事故に遭遇し体験してみないと良く解らないことが多い。
個人個人の解毒耐力や体調体質にもより、即効痙攣から無病無反応まで、いろいろです。 ほとんど公表されない(なにが原因なのか特定できない事と一斉集団発病や連続発病でない限り無視される)

そこで、
私は、害虫の少ない晩秋からしか栽培しませんが、
一つの方法として、整地し種蒔き後に消毒する(あまり意味がない)
直ちに防虫ネットを張る。
発芽して、幼葉が生えたら再び散布し、直ちに防虫ネットを張り隔離状態にする。
などすれば、随分と防除されるでしょう。

それでもだめなら、やむおえず、株元に水溶性顆粒を丁寧に散布する
とにもかく、可食部からできるだけはなして、避けて利用する。
又は、水清ければ魚棲まず流に、ある程度は害虫にもおすそ分けする寛容さで、虫食いでも我慢する。
一部の害虫でない限り、虫食いでも、枯れることは少なく、気持ちが悪いかもしれませんが、食べられないことはない。湯がけば解らない。

農薬毒物劇薬物質の危険性は、大量高濃度に摂取する即効反応性急性中毒(比較的対応処置がしやすい)と少量長期摂取による残留蓄積性慢性中毒(対応処置がない)があります。

大騒動したわりに無被害の例(心理トラウマを除く)
加工食品冷凍食品製造社員の農薬混入事件や小中学校でのいたずら混入
・・・つい最近

コマツナに関しては、極端な表現をすれば、いくら指導しても、残留農薬が基準オーバーなので、(取扱い基準を守らない)出荷できない
そこで、もう農薬を使うなという、厳しい農業部会規則を作って厳しく内部管理している農業団体もあるようです。 多分指定の箱を渡さない、他所の集荷場や自家販売へ排他しているものと想定される。
ただし、仲間喧嘩防止のため、同じ農家の他の農産物は、取り扱うなど。苦慮しているようです。
特に、以前からの農薬嫌悪感以上に、東電の放射能垂れ流し以後、消費者の目が厳しくなった。
最近は少なくなったものの、つい最近まで、一時コマツナの市販品には、虫食いは当たり前の時代もあった。大きな顔をして、陳列されていた。

いずれにしても、コマツナやカブ(特に二十日大根)には、虫食いが激しいものです。ネギの白色化とか

メーカーの利用指針
http://www.nippon-soda.co.jp/nougyo/seihin/pdf/MOSPILAN_SP.pdf
蛇足として、利用指針を守ることは、大原則ですが
なぜ、他の農産物より薄めて尚且つ使用回数が、極端に低いのかも深読みすれば、面白いかも。
多くの人は、説明書き通りに利用すれば、害虫を壊滅させることができると、勝手に解釈する。 どの農薬が良く効くのかと探して買ってくるのがほとんどですから、やむおえないことです。
昔は、とにかく病害虫撲滅が農薬の利用目的でした。
今は、撲滅より最低限の抑制目的で、それ以上に環境被害や健康被害の撲滅が主目的です。残留させないしない農薬作り。

へと変わってきました。

その他の農薬については、メーカーの広報を調べてください。

適否や使い分けについては、個人個人の好みです。
お手軽入手農薬なら、どれも、プロ仕様?農家向けの推奨指導専用農薬でない限り、同じようなものです。
デザイントと陳列棚位置決めが、勝負のしどころ。それに、簡単な使い勝手の良さかも。

話は変わって、農薬ではありませんが、先日の夜遅く見知らぬ人(紹介で)が見せに来た、綺麗な花の植え替え依頼。時節がら植え替えはダメと断ったのですが、余談が好きですから、話し込んでいるうちに、愛犬が興味を持っていたので、愛犬が齧ったのか、なめたのかしたのでしょう。別れた数分後に、足がもつれて一歩も歩けなくなり、激しい痙攣を引き起こした。クターっとなり、白目をむいて、痙攣のみで身動きせず、そのうちに痙攣もできないようになり、と息と心臓の動きのみが見られるのみに陥った。どうしょうもなく、ただひたすらに、マッサージをするのみで、死ぬかと思っいました。
疲れたのか、6時間後に何とかスヤスヤと寝るようになったので、病院があくまで生きていれば良いと思い。寝た。
幸い用事で、家族がルスだったのがよかった。
朝になったら、元気になっていた。
このようなこともある。ちなみにネットで、調べたら危険植物リストに載っていた。そのサイトにたどり着くのに難儀した。そのサイトの植物名の小さな※マークをクリックして、初めて、劇物成分とある。
何が、禍するか幸せを呼ぶか明日の事は、解らないものです。
多分高級な部類のお花でしたから、リビングに飾ることでしょう。というか室内向けのお花です、
お花の所有者の子供が、興味本位で食べない事を祈るのみ。
もっとも、座敷犬と幼児では、抵抗力親和性が違いますから・・・
犬に対する危険植物食べ物リストには、載っていなかった。
事故例ブログサイトもなかった。猫犬病院に飾ってあるのを齧って、嘔吐剤服用治療をしたという簡単なサイトが1件あった程度。
という体験よもやま話です。

葉野菜 2014/10/22(水) 20:39:17
総合的に、把握して、販売者個人として・・・訂正前

総合的に、把握して、使用者(利用者)個人として・・・訂正後

亜果樹 [URL:http://blogs.yahoo.co.jp/jyougasimabb/MYBLOG/yblog.html] 2014/10/22(水) 22:03:18
農薬はいろいろな種類が有りますが、野菜に対するものと果樹に対するものではかなり適用農薬も違うようです(もちろん両方に使用できるものも有りますがますが、その場合は希釈倍率が違うことが多い)
また普通農薬と買う時に特別な申請が要る農薬が有りますね。
そういう点ではモスビランンは劇薬指定ですから効果も高いですが取り扱いも使用回数など限定されていますね。
あくまで、どの害虫に対して使用するのかという問題も有ります。オルトランは浸透性農薬ですから何にでも効く代わり効果も低いですね。
むしろレービン水和剤のように葉モノ野菜の青虫などに効かせようとすれば、野菜対応農薬の方が効果的だと思います。
農薬には残留期間と収穫時までの使用限定期間と回数などの制限が有りますので、その辺は安全のため厳密に守った方が良いと思います。
今や菜園でもある程度の収穫を期待するなら、適切で最小限の農薬の使用は避けられないと思っています。

亜果樹 [URL:http://blogs.yahoo.co.jp/jyougasimabb/MYBLOG/yblog.html] 2014/10/23(木) 19:08:41
訂正
レービン水和剤 −−ラービン水和剤

済みません、書き間違いました。

なおたか 2014/11/06(木) 22:43:07
 ご質問の回答ではありませんが、ご参考になればと思って書き込みます。

 葉野菜の葉を食害する害虫にはBT剤が有効であることが多いです。
BT剤は害虫が薬のかかった葉を食べることで体内で毒化して害虫を殺しますので害虫が見えなくても(直接かからなくても)効果があります。
 また人間には基本的に無害ですので、食用において有機リン系農薬ほど気を使わないでいいと思っています。
 農薬の選択肢の一つとしていかがでしょうか。


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