柚子の葉の黄変について

[園芸相談センター]の過去ログです

はなこ 【東海】 2013/08/10(土) 11:21:12
何年も元気に実をつけていた畑の脇に植えた柚子の木の葉が
7月上旬あたりから黄色くなり、成り始めた実も白い色に
なっています。
今まで消毒はしたことがありません。
何かの病気でしょうか?
アドバイスをお願いいたします。

たちつ 【近畿】 2013/08/12(月) 20:14:14

ミカンとは

ミカンの樹が枯れるのは、通常カミキリムシの産卵がほとんどです。
株元に穴が開いているとか、樹に穴を掘ったときの粉がないか確認してください。
もし 株元に穴が開いていて、枯れ出したらたら、枯れるのを待つしか対策は無い。

一度根付けば、その他の病害虫で、ミカンの樹そのものを直接枯れさすものはない。
ミカンの品質や収穫に甚大な被害を及ぼすものは沢山の病害虫は、ありますが。

と思い込んでいます。


はなこ 【東海】 2013/08/12(月) 21:55:06
たつち様 貴重なアドバイスをありがとうございます。
株元の確認などは一切していなかったので、細かく観察してみます。
もしカミキリムシだった場合、他にも何本かある柚子の木を
守るために切ってしまう方が良いのでしょうか・
植えっぱなしの素人のため初歩的な質問で申し訳ありません

pine 2013/08/15(木) 19:49:29
 ユズは強健なカンキツですが,市販の苗であれば台木はほとんどカラタチでしょう。
 この場合,前年の着果量が多かったり,遅くまでならしたり,過乾燥や過湿が続いたりすると,根が傷んで葉が黄色くなることがあります。レモンなどは同様の傾向が強く出ます。
 この場合の対処法は,結果量を少なくして養生しかありませんが。農家など経済栽培であれば,植え替えた方が早いと思います。

 思い当たる節があれば,黄色くなっていない他の樹も予備軍ですので,同じ事を繰り返さない事です。

 たちつさんがご指摘の「カミキリムシ」でも同じような状態にある事はありますので,株元を中心に確認する事です。
 虫は穴を開けて脱出しますので,すでに出ているのであれば,切っても「他にも何本かある柚子の木を守る」ことにはなりません。
 他の樹が,カミキリに食害されていないかどうかを確認して,捕殺する事が大事です。
 

はなこ 【東海】 2013/08/17(土) 17:13:00
[[解決]]
pineさん 回答をありがとうございました。
昨年の着果量は多かったように思います。

経済栽培ではありませんが、毎年良く実をつけてくれていた木なので
pineさんやたつちさんのアドバイスを元に養生に努めたいと思います。

たちつ 解決済み 【近畿】 2013/08/18(日) 12:43:01

>カミキリムシだった場合、他にも何本かある柚子の木を
>守るために切ってしまう方が良いのでしょうか

まず観察し、調べて、原因を確定させないと、その後の対応の仕方がない。・・・・前提条件
伐採するか、見守るかは、樹の健康状態と快復能力・状態による。



ゴマダラカミキリのミカンの害に関する概要。
http://www.syngenta.co.jp/cp/columns/view/?column_id=36
http://www.boujo.net/handbook/newhandbook2/%E3%82%B4%E3%83%9E%E3%83%80%E3%83%A9%E3%82%AB%E3%83%9F%E3%82%AD%E3%83%AA-12.html

今の私は、ほったらかしですから、あてにはなりませんが・・・(時代の変化で、農薬の取り扱いが変わっている・昔の便利な農薬も手に入りにくい)
昔は、とにもかく害虫を寄せ付けない、害虫を発見すれば、撲滅させる。と言うことで、毎年梅雨明けに、ミカンの株元に、石灰硫黄合剤を刷毛塗りしていた。・・・・産卵防止・・・産卵させない、寄せ付けない・産卵防止対策、これが一番大切
その前後に、成虫を見つければ、捕殺する。

ゴマダラカミキリがミカンに産卵する場所は、株元と割り切ること。
バラのチュウレンジの産卵は、元気な緑軸とか、アゲハチョウなら、若葉とかそれぞれ癖がある。

産卵したら、その卵は孵化して、その幼虫は、幹の中心に向かって食い進む。・・・・この頃の穴は、小さいくて良いので、粉状の木屑として、外に排出される。・・・・この段階なら、注射器で、農薬を注入でき撲滅の可能性もある。   ・・・・最初の穴。進入穴

その後、幼虫は、根に向かって進み成長し続ける・・・太い根が食い荒らされる。 秋冬春と気温が低くミカンの活動も消極的なら、ミカンの体力でミカンは生きている。根が弱り気温が高くなってくると、新芽も鬱蒼となり、花実もなりだすと、突然に枯れだす。
その前に、カミキリムシは、食料がなくなるので、成虫になって逃げ出す。・・・・・大きい穴 2回目の穴。
カミキリムシにとって、ミカンの味が悪くなるのかどうか解りませんが、枯れる前には逃げ出す。 枯れなければ、美味しいので。もう一年居座る。
 いずれにしても、枯れる。 少なくとも、弱って、当分収穫にはならない。 従って、伐採して、新たに苗を植え替えたほうが、有利と思う。

農家は、畑が仕事場ですから、常に見回りしているし、消毒の目的は、違っても、絶えず消毒している。除草・土寄せ・潅水・寒暖対策・剪定・摘果・施肥などと平行して、健康診断している。これが最大の防衛対策。
農家と趣味の園芸の違いは、 例えば、水やりを例にすれば、同じ行為でも、農家は、健康診断が主目的で、潅水はおまけ。趣味の場合は、水遊びが主目的で、健康診断など眼中に無い・意識もないので、当然に無視される。
肥料の場合も同じように、農家の場合には、健康診断が主目的ですから、肥料はそれから処方する。 趣味の場合には、肥料遊びですから、
肥料を見つけたら、とにかく撒く。肥料と言う単語を思い浮かべたら、
撒きたくなる。肥料が見当たらなければ、遊ばない。
一度撒きだせば、もうなくなるまで・飽きるまでやめない。
このようなものとおもう。・・・・いずれも見かけは、同じでも、目的と手段が合致していない。

枯れる直前(前年・当年)のミカンは、ユズでも、小さいミカンがやたらに沢山実る。SS-SMサイズ 。
通常は、大小不ぞろいに実る。多いのはL-Mサイズ
・・・・ほったらかし栽培における、個人的なも思い込み。

と言うことで、防除対策は、消毒と健康診断(見回り)

余談ついでに
ゴマダラカミキリが、なぜミカンを枯らすことができるのかは、一応
根の基を食い荒らして、根を枯らすと、上では、仮に解説しましたが、
良く判らない。

テッポウムシの食害(産卵)は、植物を枯らす これは体感的に、事実です。多分テッポウムシの食害により、植物が、枯れるというより、
テッポウムシの幼虫が成長する間に、幼虫が病原菌を誘発して、その菌が植物を枯らしているのと思う。 特にその病原菌は、根活動を停止させる働きがある。と想像する。

その根拠は、樹木の材木部分は、屍骸の塊で、支柱の働きしかしていないので、竹のようになくてもよい。強度の問題・倒木の問題で、生死には無関係。・・・・全部も食べない。せいぜい1-3割り程度で、横断面の7割りも残っている。

生きている樹皮(形成層・管束系)も、穴が大きいと言っても、幹周りからすれば、微々たるもの、穴数も少ないし。致命傷とは考えられない。
出血多量の樹液噴出しもない。
と言うことで、枯れることは枯れますが、その屁理屈は、よくわからない。

自然界での、枯れる確率。(よく目立つ光景) ・・・・私の思い込み
ミカンの樹の株元を一本一本見て周り、半日捕獲しても、多くて10-30匹程度。 消毒しても、飛んできている。

ミカン畑のミカンの枯れる確率。
通常のメンテナンス作業をしていれば、ほとんどミカンは、枯れることはない。
放棄地で草ボウボウのミカン畑なら、すぐに全滅する。
すぐと言っても、2-5年程度はかかる。
放棄地に隣接するミカン畑なら、被害がよりおおくなる。 枯れやすい。
収穫の少ない若木より、収穫最盛期樹齢の株が、枯れやすい。
一本枯れたら、近所・付近・隣接するミカンも連続してかれやすい。
など、連続性? 関連性が見られる。

一回の産卵で、20-400個の卵を生むとか云われていますが、20匹も一つの穴に住み込んでいるのかも不明。多分兄弟喧嘩して1-2匹しか生き残れないと思う。
穴の横断面は、切り倒しますから見ることはあっても、たて断面は、観ることはない。
と言うことで、詳細は不明です。



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