寒肥について。
いちじく
【東北】
2012/12/04(火) 20:34:38
植えて3年目の「いちじく2本」と「プルーン2本」と「キウイ2本」に寒肥をあげようと色々調べているのですが、何をあげたらいいのか良く分かりません。有機肥料?化成肥料?具体的に何をあげたらいいのでしょうか?どなたか教えて頂けませんか?
フレッド
2012/12/04(火) 20:51:39
寒肥は堆肥を施肥します。
冬季は植物が活動を止める時期なので、速効性肥料である化成肥料を与えてもあまり効果はありません。そこで、春になり植物が活動を始めると時に肥効が効いてくるように寒肥として緩効性肥料(=効き目がゆっくり現れ、効果が長く持続する肥料の事)である堆肥を施肥するのです。寒肥の有無で植物の成長は結構違いますよ。
たちつ
【近畿】
2012/12/04(火) 21:32:08
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寒肥とは
冬に与える肥料という意味ではない。
昔は、今の腐葉土も家畜堆肥も残飯も化学肥料も、何でも肥料に含めた。
どちらかと言えば、農家として一番暇なときに、今の、土壌改良と言う意味で、農閑期に、根周りに、有機物を鋤込んだり、簡単に土を耕した。その結果、土を柔らかくし、微生物の繁殖を促し、排水通気もよくなり、根張が良くなる 多くは、庭木や果樹系の用語。時として田んぼに魚粉や堆肥を施すとかも含む。
草木は、冬には、休眠するので、根の働きは弱く、肥料はいらないし、役に立たないばかりか、根をいためる。
そこで、有機物は、化学肥料と違って、分解し、肥料としての働きになるまで、長い日数が必要で、冬の間に、有機物を施せば、分解し肥料効果が、現れるときには、春以降の、根の活動する時期となり、都合がよいと言う意味。
その肥料の種類としては、具体的に、腐蝕藁(家畜の敷き藁)や家畜堆肥や腐蝕人糞・野積みした雑草だった。あくまでも、家畜糞単体ではなく、藁などの繊維質が中心。肥料成分としては、窒素分がほとんどで、その他の微量栄養素で、燐カリは少ないので、改めて、燐カリをその時々の時期に施さなければならなかった。 有機石灰とか魚粉とか
と言うことで、今なら、腐葉土が良いかも。 牛糞堆肥とか
植え替えるまでも無いが、根をいためないように、土を耕し土をほぐす。更に、柔らかくなった土を末永く持続させるために、腐蝕藁など有機質を混ぜ込むと理解したほうがわかりやすいかも。
と私は思います。
根の先端は、横枝の先端の真下あたりに有る。蔓植物は、固体別で色々。
http://www.misawa.co.jp/ownersclub/gardening/vol_20/images/p_05_01.gif
http://deliver.commons.nicovideo.jp/thumbnail/nc3330?size=l
のように、毎年少しずつずらせば、2-3年で一周する。
肥料は、根に、満遍なく効果があるように、一面に撒く。
ここが、一般的な肥料やりと寒肥の施し方が、異なる。
一般的な施肥は、株を太らせるもの。寒肥料は、根張りを促進させるもの。
敷き藁マルチングは、土の表面は、改良されても、深い根周りには、効果が及ばない。し、目的も異なる。
と簡単に、割り切ったほうが楽。
と言うことで、化学肥料を施すは、間違いと言える。
極端な話、冬眠中の黒クマは、餌を食わない。寒いし、餌も無いために仕方がないので、穴で寝て、越冬する。
最近は、黒クマも知恵が付いたので、冬でも冬眠しないで、民家に餌探しに来ますが。
白熊は、冬眠しないし、海に氷が張らないと、アザラシなど餌が獲れない。秋冬に餌を食べておかないと、夏に飢え死にする。運が良ければ、夏でも、鯨や魚の屍骸が食べられる。
このようなイメージと思いますよ。
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いちじく
2012/12/13(木) 16:16:28
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みなさん御返事を頂き返答が遅れました。申し訳御座いません。
親戚に不幸がありバタバタしていた次第です。
寒肥の遣り方や施肥の意味がよく分かりました。
早速実行してみます。本当に助かりました。ありがとう御座いました。
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