ネギの再生メカニズム

[園芸相談センター]の過去ログです

飯の種 2012/07/24(火) 00:32:46
ネギの植え替え時、干して乾燥させてから、植え替えしますが、一旦、枯れたものがどうして再生されるのか不思議でなりません。生き代えるメカニズムを教えてください。

ネギ農家 【関東】 2012/07/24(火) 04:21:17
【解答にはなりませんが】 おっしゃるとうり、枯れたわけではありません。乾燥してるだけです。メカニズムはわからなくてもたくさん収穫出来るからいじゃん! 大学の教授にお聞きください。
ちなみに私はネギは30アールほどですが春先苗を植えてから干して植え替えみたいなことはしません。秋から冬出荷します。

ネギ農家 【関東】 2012/07/24(火) 04:35:23
飯の種さん 失礼しました 数字を入れ間違えました 『3アール』 です。 病気にかからずたくさん収穫出来ることを願っています

たちつ 【近畿】 2012/07/24(火) 06:18:08

青ネギも白ネギも 球根です。球根部分と茎葉部分の境目が解りにくいだけです。

従って、球根ですから、球根部分がカラカラに乾燥しミイラになければ、根も新芽も生えてきます。 ネギの仲間は、ニンニクでない限り、ネバネバがあるので、タマネギなどは、ミイラになる前に腐ってしまいます。茎が細ければ、腐る前に、ミイラになりますが。ミイラというより、紙ですね。風で飛んでいく。

>ネギの植え替え時、干して乾燥させてから、植え替えしますが
完全に乾燥させていませんよ。
根と葉だけ乾燥させた、生乾きです。
太陽に当てるのは、部分的(葉のみ)に早く乾かさないと、腐ってくるからです。 1-4週間程度乾かすようです。
この乾かす理由は、病害虫の消毒(昔は農薬がなかった)
ストレスを与えて、株別れを促す。 茎の太りを促すためです。

獣の服を着ていて、パンツも無い時代・太古の大昔は、もっぱら自家消費の季節野菜だった。 そこで、花が咲いたら、硬くて食べられないし、余った。その残りを引き抜いて、捨てたら、再び生えてきた。その死にぞこないのネギは、株数も増えるし、太くなったし、甘かった。これば、便利な新発見と喜んで、それから、植え替えるときには干すようになった。今は、品種も多くなり、細くて、柔らかいものが好まれますから、栽培の仕方により、植え替えたり、干したりしない場合もある。 その時代の名残り。

もともとは、小さい球根が有った。いつの間にか球根部分が、細くなった。又は、最初は、球根部分がなくて、その後に、球根として進化した。 中途半端な球根です。
タマネギを斬ればよく解る。 ラッキョウやニンニクと比較するとか。
http://www.e-expo.net/materials/015602/0002/1.jpg

ネギの断面図がないですが、球根の部分のイメージ
http://www.musaseed.co.jp/sec02/thd11/img/02_30.jpg 
もう少し、長く斬れば、これを植えても生えてくる。
主婦の節約術として、よく利用される。

このような性質のあるのがネギの仲間です。

ユリの仲間は、大所帯なので、分類も良くもめる。
極端な話、 アスパラガスは、タケの仲間か、ワラビの仲間か、ユリの仲間か。 根はユリで、茎は筍で、葉は、ワラビで 種には、果肉があるし・・・・とややこしいので、アスパラガスとして、独立させた。
葱の仲間も、どの葱が先に誕生し、どこで、何に別れたのかという、葱のルーツ・家系図でよくもめている。 なにぶん原産地の、中国は長いこと、戦争や内乱や鎖国していたし、今も生物化学は、鎖国していますから分析も、進まない。何でも、持ち出し禁止・銭払え・共同作業のリーダーは、中国側でないと許可が下りない。




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