米ぬか堆肥について
みみ
2012/06/27(水) 03:21:27
生の米ぬかを、お米屋さんから購入しました。
畑で野菜を作っているのですが
雑草や残渣物を堆肥にできないかと思い購入したのですが、
いろんなサイトに書いてあったのですが、生の米ぬかを敷きこむより
発酵米ぬかを敷きこんだほうが良いのでしょうか?
発酵米ぬかの作り方がよくわからずにいるのですが、
生の米ぬかと発酵促進剤(コーラン)を発泡スチロールに入れようと
思っているのですが、それで発酵米糠ができるでしょうか?
その際、古土や雑草などは入れないほうが良いでしょうか?
また、わかりやすいサイトがあればお願いします。
たちつ
【近畿】
2012/06/27(水) 16:55:44
・
無難しく考えるからややこしくなる。 簡単に考えればよい。
学校の試験じゃないので、どのようにしても、間違いもなければ、ただ一つの正解と言うものも無い。 従って、それぞれの人々が、それぞれの人々が、これが一番正しいと言っているだけですよ。
だから、色々なサイトで、色々な方法が紹介されています。
もし正しい方法が、一つしかなければ、その一つしか紹介されなくなる。 簡単な話、2+3の答えは通常 5 ですから、すべての人は、 5 と答える。もし 1 と答えれば、それは 引き算ですから間違いといい、6 と答えれば 掛け算ではないので、間違いと指摘するようなもの。 社会では、唯一の答えは無い(真の答えはない。)。 最先端の科学でも、唯一の答えは無い。 近似値と状況に応じた修正で、有るべき姿に近づけているだけです。 納得しているだけです。
原子力発電も、宇宙衛星やGPSもしかり、有名なハヤブサの帰還も同じ。
コンピューターの計算でも、真の答えがないものがある。
1/3*3= 1 にはならない。 3/3*1 なら 1になる ここが社会と学校の違い
と言うことで、出鱈目でよい。
出鱈目と言っても、それは近似値ですから、修正か必要です。
醗酵腐敗とは、微生物(黴菌・バクテリア)を飼育することによって、安定した大きい固体(高分子有機質)を
ヨリ小さい固体と液体と気体に、分解させることです。
微生物を飼育すると言うことは、微生物の活動によって、摩擦温度(醗酵熱)と排出ガス(アルコール・メタン・アンモニア・硝酸・塩分・油)が、発生します。 これが時として、植物の根の成長をダメにします。
最近は、プランター栽培が、多いので、完熟とか、未醗酵・未熟が問題視される。花壇や田畑なら問題にならない。
未醗酵・品質による問題以前に、施肥量や偏在かたよりの問題のほうが、重要です。 その他肥料として、効果が早いか、遅いかとか。
現状に応じての、修正の仕方さえ気をつければ、 出鱈目でもよい。
そのまま生ののまま使おうが、気分悪く腐らせようが、香りよく醗酵させようが どうでも良い。
発酵促進剤には、醗酵させるイロイロなバイキンを選別したもの と バイキンを飼育するエサと 2種類あります。
いずれにしても、好みですから、利用しても、しなくても良い。
通常は、米糠や稲藁・腸内細菌豊富な鶏糞とか、古土・表土や枯れ落ち葉・腐葉土を利用しています。 この中にイロイロなバイキンが住んでいます。・・・・醗酵菌の集まり・種菌。
>古土や雑草などは入れないほうが良いでしょうか
どうでも良い。好きなように。
堆肥を作ること・肥料を買うのを節約するが主な目的なのか。 ゴミの処分が困るのので、その処分が目的なりか。 エコ協力・資源再利用・もったいないという考えなのか 仮に置いておいて、後で処分するという面倒からの開放なのか と言うことです。
昔は、ゴミの処分に困ったことが始まり。・・・不衛生とじゃまになる。
これが肥料になることから、畑が最終処分場となった。 今は、埋め立てが最終処分場。
戦後、農作物の栽培の効率化のために、化学肥料(栄養剤・サプリのような発想) と 農薬(西洋の医薬品のようなもの) が急速に流行した。 これは、肥沃な土を荒野に変えるので、有機肥料(野菜や魚介類など自然食)やエコ忌避農薬(自然物農薬・漢方薬)という有機栽培が見直されてきた。
どの程度の割合で、西洋科学と和漢科学を取り入れるかの問題です。
と言うことで、一番簡単な方法は、
例えば、米糠に水をしっとりと混ざるように、かき混ぜれて、ほっておけば、白い黴などが生えてくる。 時として、黒かび・赤黴・黄色や緑
の黴とか、そのときには、その混合物(糠床)は、温度が高くなってくる。 そこで、黴菌を満遍なくいきわたるように、かき混ぜる。
・・・黴が集まる・偏ると、エサがなくなったり、高温で、黴菌が冬眠する。
更に、ほっておくと、黴のエサがなくなって、冬眠し、黴も生えなくなる。 これが完熟と言うものです。
最終的には、ミネラル灰分と水とガスになる。 失敗すれば、炭素が残って、化石になる。・・・数十年〜数億年かかる。 宗教的には、その水を聖水と言うらしい。
尚水分は、材料に含まれている水分と、黴菌が大気中の水蒸気を集めるものがアル。
従って、水を加えたり、水抜きしたり、ガス抜きしたりします。
材料を一度乾燥させたり。
堆肥つくりとは、汚い漬物つくりのようなもの。 培養土・堆肥とは、バイキンの塊である。
作る場所が、広ければ、地層のように、積み重ねればよいし・・「堆」肥の「堆」積
狭ければ、大型のゴミバケツや普通のバケツの底を破って、倒れないように、土に半分ほど埋めて、そこへ生ゴミ菜などを投げこんでおけばよいし、使い古しのパンストに、摘めて、乾燥しない程度に積んで置けばよい。・・・・・ただし、腐らすことですから、不快虫や悪臭に注意。
詳しくは、貴方の風呂場の隅とか、冷蔵庫の中を探せばよい参考書がありますよ。
ミイラになった人参や生姜・・・・乾燥で、醗酵失敗
かびの生えた、トマトとかキュウリ・・・・醗酵成功
中の腐った白菜やレタス・・・・・・・・・水分が多い醗酵
糸を引く悪臭のする腐った魚や肉・豆腐・牛乳・バター・・・・・たんぱく質の醗酵は、悪臭がする。
使い古しのてんぷら油・・・・・油は醗酵しない、酸化する。
その他、黴の生えたお餅とか。
いずれにしても、人間には、有害かも知れませんが、バイキン・微生物には、美味しいものです。 このバイキンの食べ残りが、植物の美味しい食べ物となる。
このように思います。
・
みみ
2012/06/28(木) 00:11:43
丁寧なご回答ありがとうございます。
発酵させた米糠のほうが虫が沸きにくいと聞き
ほんじつ発泡スチロールに
発酵促進剤のコーランと混ぜあわせました。
この場合、発泡スチロールは密封すべきでしょうか?
しないほうが良いのでしょうか?
目的としては、ゴミの処分が主になります。
たちつ
【近畿】
2012/06/28(木) 16:11:39
・
>発酵させた米糠のほうが虫が沸きにくいと聞き
有機物ですから、どのようにしても、虫(コバエ)は、湧くときにはわきますよ。 従って、ベランダ栽培や室内管理の鉢植えには、遣わないほうが良い。 最近の生活環境は、天敵もいないし、清潔密閉快適すぎ
て、不快虫だけが住みやすいものです。・・・外風との換気も悪い。室内循環型。
昔の砂ほこりと煤が、今は、綿ほこりと排ガス。 昔は、冬の隙間風とアオカビが、今は、結露黒かび。と色々と変わってきている。
http://www.youtube.com/watch?v=RMwwufg_a58
米糠は、 穀物専用のコクゾウ虫や穀ヌストモドキが大発生するので、
保存しない・早く処分すること。 お米や小麦粉・パン粉・綿ぼこり・タタミに伝染する。コキブリやコバエ以上にうっとうしいものです。髪の毛や首筋でうろうろする。マンション集合住宅なら、行ったり来たりする。
PCのキーボートの間に落ちると、動かなくなる。・・・死番虫
こうなれば、お米を小分けして、毎週買わなければならなくなる。
>発泡スチロールは密封すべきでしょうか
通常は、醗酵時の過剰な水分を蒸発させるとか、醗酵温度が発散されないために、蓋はしないし、底に、排水穴が必要かも。・・・・ところが、臭いし、コバエが湧く。汚水が漏れたら大変。 と言うことから、密閉しているようです。 夏の風物の糠漬けでも、密閉して、冷蔵庫に入れるのが、当たり前の生活様式ですから、どこかが狂っている。
発砲箱は、保冷断熱に大変優れていますが、一つの欠陥は、中が見えない・安心感があると言うことで、ほったらかしにしておくと、
案外と防水に弱く、汚水が漏れるとか、不快虫が隙間から入って、中で大量繁殖すると、今度は、発砲粒を食い破って、外へ逃げ出す。
いずれにしても、屋敷の周りでは、使用しない・作らない ほうが無難。
特に、都会人・事務職・サービス業のサラリーマン家庭では ダメ。
日常生活での、経験値が低く・体験もないので、その対応ができないし、マニュアルも模範解答も無い。
始末するより、嫌悪感・恐怖感がさきにたつ。
コキブリ退治は、まさに、生き残りをかけた、命がけのサバイバルゲーム。対戦ゲームです。 (-_-;)
作るとか工夫するという、必要性も習慣もないし、自然と親しむ機会もないので、ムリ と簡単に割り切ったほうが無難。
サービス担当サラリーマンとは、云われたままに働いて、お金を貰い、そのお金で、便利さと交換する集団。 公務員とは、休まず遅れず仕事せずを基本とし、余分なことをしたら、処罰される集団。軍隊は、それに、危険が伴う。 職人や第一次産業は、工夫と年季が要求される
。
と言うことで、何でも、余分な事は考えずに、便利なものを買ったほうが楽。作るという概念は捨てたほうが楽。
>目的としては、ゴミの処分が主になります。
何でも、清掃局に任したほうが楽。 折角 消費税も上げたことですし。払ったものは、少なくとも、3倍にして、取り返さないと面白くない。昔は、ゴミ屋清掃局と言うものがなかった。尤も鍋持参の新聞紙包装と、化学包装もなかった。何でも、自然循環ができた時代の話。
このように思います。
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たちつ
【近畿】
2012/06/28(木) 19:20:24
・
>発泡スチロールは密封すべきでしょうか
肝心なことを忘れていた。
密封強度の程度にも、拠りますが、 醗酵ガスが発生して、破裂するかも。 自然に隙間から抜ければ、その隙間から コバエが入る。
・・・イースト菌は、この醗酵ガスを利用して、パンを膨らましています。 世界一臭い缶詰・爆発する缶詰などと、時々TVで遊ぶものもあります。世界の珍味も、日本では玩具扱い。 スダチやユコウ・レモンの自家製果汁を瓶詰めにして、ビンが破裂したとか。 いろいろ
・
タネツギ
【関東】
[URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/]
2012/06/28(木) 20:12:36
次のように両方やっています。
土作りと基肥用に
http://homepage2.nifty.com/tane-tak/fmsg/f_taihi.htm
追肥用に
http://homepage2.nifty.com/tane-tak/fmsg10.htm#1
生米糠を追肥としても、表土に混ぜ込めば安全です。
タネツギ
【関東】
[URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/]
2012/06/28(木) 20:15:19
追肥については、第1列のeです。
ごいち
2012/07/05(木) 17:45:03
いろいろと皆様がお書きで、蛇足になると思いますが、私の経験を。
米ぬかを肥料に使うのは、今は時期的には最悪で虫が湧きやすいですので、一般も農家でもしません。
作ろうとするなら、11月〜2月の虫のいない時期が最適です。
私の作り方は米ぬかと発酵促進剤(コーラン)類似のものをごみポリバケツ45Lでかき混ぜ、そのまま置き、ときおりかき混ぜるだけ。これも虫のいない時期だからできます。春になり、十分発酵したことを確認して、ゴザに広げ、水気を抜きます、この時は発酵済みでお酒の匂いと同じです。いささか酔いが回る感じです。
しかし発酵したものですので虫は1匹も寄ってきません。これを乾かしボロボロにして保存しています。もちろん腐りません。いわゆる米ぬかのぼかしです。
今冬試してください。発砲スチロールでも密封してできます。お酒の匂いはすごいですよ。街中ではどうでしょうか。
タネツギ
【関東】
[URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/]
2012/07/05(木) 20:32:56
ごいちさんへ
最初に水を加えるのなら、水加減を教えてください。
コーラン類似品が販売品なら、商品名を教えてください。
堆肥づくりでは、今は虫が発生します。追肥として糠のまま漉き込んだ場合については、発生を感じたことがありません。
ごいち
2012/07/06(金) 12:48:03
水加減は 握って団子にしてチョンと押せば崩れる程度がいいと思います。団子にして詰めてもいいです。
コーランで十分ですし、ホームセンターで生ごみ用のものでいいです。嫌気性ものです。つまり蜜封してもかまわないタイプ。
この時期、追肥として直にすき込んだ場合、虫が発生すると考えた方がいいし、農家では先々の支障を考えて(翌年特定の虫の大発生)まず
畑に入れません。また追肥として効き始めるのが遅すぎると思います。
私は12月に畝間に敷き詰め軽く土をかけるのが
生の米ぬかの利用法です。虫の活動まえの春先までに菌によりうまく分解されます。
今すき込んだなら、じっくりと手に取り、観察すれば、かならず虫や卵等が寄っていると思います。
一番最初の質問に戻れば、発砲スチロールで作る時は他のものは入れない。野菜くずとかはコンポストに入れ、コーランをふりまき、すこし土をいれかき回すことで、夏場でも虫は抑えられます。
また、米ぬかはお米屋さんとのことですが、郊外を車で走れば、コイン式の精米所がありますから、ただで米袋ほど持ち帰ればいいですが、場所柄どうでしょうか。ただ11,12月は漬物造りのため、米ぬかは取り合いになります。
また、畑の残滓、雑草は根に土のついたまま、肥料袋にぎゅうぎゅうに詰め込み、いり口を折って さかさまにして畑の隅の日の当たる処におけば、きづいた頃にはいい堆肥モドキができております。
これは私が始めだし、集落に広がっております。畑の畝間にポこぽこ置いてあります。
みみ
2012/07/25(水) 21:16:52
あれから、生の米糠とコーランのみを発泡スチロールに入
密封し、表面に白いカビ状のものができていて甘酒のような
ニオイがしていました。
数日おきにかき混ぜていたのですが
本日、中に白い虫を発見してしまいました。
近くを見たら、黒い虫がいてネットで検索したら
コクゾウムシの幼虫の様なのですが
発生してしまったら、もう廃棄するしかないのでしょうか?
また発生したということは発酵できていなかったという事でしょうか?
週末農園の畑の残渣と混ぜて、ビニールシートで覆い
残渣の処理と堆肥作りを兼ねられれば、と思ったのですが
処分以外に現在の状況で対応できる方法があれば
ご教授お願いします。
やはりこの時期の堆肥作りは問題だと思い知ったので、
できれば批判ばかりではなく、アドバイス頂けるとありがたいです。
家庭菜園命
【関東】
2012/07/26(木) 04:29:00
いろいろお悩みのご様子ですがなかなか100バーセント完璧はありませんね。 農家では植え付け前に害虫駆除剤を撒き化学肥料を撒きその後は出荷何日前に農薬散布を止め だから青々した広い畑が広がっているのです。 どれだけ完璧な堆肥だと思っても土地柄 環境 日照り 大雨に影響されるし 蝶も蛾もコガネも来るし 隣の畑からヨトウムシもアブラムシもナメクジも来るし 私の畑の葉物野菜はレース状態になります それでも楽しんで年間通して作っています 私もコイン精米の無料米糠 野菜クズ 残渣のボカシ 畑の雑草などです 自分で出来ることを考えながら 周りの畑の様子を見ながら聞きながら 楽しんでいます。 まぐれでいいものが出来た時ほどうれしいことはありません。
頑張ってください
野菜・家庭菜園用掲示板@園芸相談センター