身近で育てやすく、利用しやすいハーブは

[園芸相談センター]の過去ログです

りっぷ 【四国】 2012/06/18(月) 16:19:06
身近で育てやすく、利用しやすいハーブを教えてください。基本、プランターで、水やりなど、管理しながら育てたいと思います。ハーブはいろいろありますが、利用しきっているかといば、あまりできてないと思います。自分の経験では、バジル、ラベンダー、パセリ、ローズマリー、ミント類、しそ、月桂樹(ハーブ?)は、よく使い、自信をもってお勧めできるのですが、その外に、作りやすく、利用しやすいハーブを教えてください。イタリア料理とかフランス料理が得意でない、普通の人でもとっつきやすいのを教えてください。

ハシモト 【関東】 [URL:http://blog.sun-plants.net/] 2012/06/18(月) 16:51:59
和のハーブ?とでもいいましょうか「山椒(サンショウ)」がおすすめです。
木の芽を色々と使えますし、1本あると彩としてとても重宝します。
実がなるものなら、実も使えます。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2012/06/18(月) 20:00:34
ルッコラは使いやすいですよ。ゴマの風味のする葉を生で食べるのが普通ですが、和風にも使えます。沢山栽培できればお浸しにするだけでも美味しいですし、少量ならサラダに混ぜたりピザの上に生のまま載せて食べたりと応用範囲が広いです。

クレソンもピリッと辛さがあって和にも洋にも使えます。北海道では野生化しているので入手出来ると私はさっと茹でてよく絞り細かく刻んだでピーナッツバターで和えたものをサンドウイッチの具にして良く食べます。流水のある環境があれば一番なのですが、ガーデンクレスという普通の畑でも作れる物があります。

あと、以外に使い良いのはタイムです。以前庭で小さなトピアリーの様にして植えていたのですが枝を刈り込んだあと、小枝を乾かして葉をしごき落として保存しておき、カレーやシチューを作る時にブーケガルニとして入れていました。これを入れて具を煮ると肉の臭みが取れ風味が良くて、いつものカレーやシチューにちょっと高級感が出ます。本来ならブーケガルニはタイムの他にパセリの茎・ローリエの葉・セロリ・タラゴンなどを一緒に使いますが、タイムだけや、冷凍保存しておいたパセリの茎や市販のローリエの葉という様にいくつかだけいれても違います。使う時はお茶ガラパックに入れて肉や野菜と一緒に煮て、ルーを入れる前に引き上げて下さいね。

パセリでも、チリチリの葉の普通のパセリよりプレーンパセリ(イタリアンパセリ)が使いやすく食べ易くて良いですよ。
普通のパセリの使い方の他に、野菜炒めなどの青味として葉だけいれて加熱して食べたり(ニンニクを使った炒め物に使うと口臭を弱められる)、自家採取した種子から育てた本葉3〜4枚の苗の間引いた物はスープに加えて食べると眼に美しく美味しいものです(市販の種子には薬剤が塗布されていて苗くらいまでは残留している為)。上記の様に茎は冷凍しておくとカレーやシチューの臭み抜きにつかえますし。

ささ 【関東】 2012/06/18(月) 20:15:59
あさつきorチャイブなんかどうでしょう。
早く収穫できて簡単ですし、味もネギなら普通の人に受け入れやすいですし、植えるタイミング的にもタイムリーです。
花も可愛いです。

たちつ 【近畿】 2012/06/18(月) 20:55:26

基本的に、日本人は、マトン羊肉とかヤギ肉・野獣など独特の臭み肉を食べない事や、
家庭冷蔵庫・冷凍技術が普及していて、魚貝肉の自然常温保存をしないので、西洋ハーブ系は、巷の人気ほど、家庭では普及しない。
超人気のオリーブオイルやワインも、余り家庭では、利用されない。
利用されないと言うより、全く利用価値が無い と短絡的に割り切ったほうが良い。

従って、テレビや人気スターが、話題づくりに、利用している程度。
ここが、EU諸国と、島国たる日本では、異なる。

どちらかと言えば、西洋ハーブは、パセリかクレソンと同じで、飾り以下の値打ちしかないしろもの。
最初は、好奇心で、植えますが、1-2年もたてば、雑草化して、手に負えなくなる。
花も小さく、緑としての、価値も余り無い。
一つだけ、良い事がある。 それは、ミント系は、除草するときに、
とってもいい香りがして、疲れが吹っ飛ぶことです。

以上の、理由から、前任者の和風薬味をお勧めします。
青紫蘇(葉は、魚料理とか、和え物に、種系は、乾燥させても良いし、天ぷらの衣に混ぜるとか、ゴマ代わりに)とか、チャイブ(西洋分葱)なら、葱の変わりに。 青唐とか(葉の炒め物も美味しい)
何にでも合う。

サンショウも良いのですが、突然死するのが栽培上の難点がある。

西洋ハーブにせよ、和風薬味にせよ、絶えず利用する癖をつけないことには、どうしょうもない。

一番簡単な、利用方法は、サラダ油は、買わない。何でも油は、オリーブオイルで済ます。
日本酒も買わない・米酢も買わない。 ワインを使うビネガーを使う
この程度まで、西洋かぶれになれば、西洋ハーブも上手く利用できるようになるかも知れません。
とりあえず、パセリの大束を2-3タバ買ってきて、すべてそこそこ満足する程度に、使い切れれば、合格するかも。

西洋文化とは、細かく細分化させるものですから、他に使い道が無い。
良い例が、洋服を見れば良く判る。他に使い道が無い。雑巾にも使えない。
和服は、着物でも、若ければ、薄い色で染めて、徐々に濃い色に染めなおして、最後には、子供の寝巻きから、オシメ、雑巾と無駄がない。
体型が、少々変化しても、着れる。という包括的な考え方。

と言うことで、分葱やトウガラシが万能で、良いのでは。
買えば、結構高い。
葱も、真綿のように細く切れば美味しい。0.1〜0.3mm巾。
西洋ハーブなら、乾物瓶詰めが香辛料で安く手に入る。
多分コショウ以外なら、1-2回使ったら、後は、台所の飾りになっているかも。
コショウといえば、鳥の炊き込みご飯に、よくあう。粗びきコショウの炊き込みご飯は、当家の人気メニューです。 (^^♪

日本人は、癖の無い、あっさりとした、淡白な食材ばかりで、又それが大変好まれる。新鮮な食材が誰でもいつでも手に入る。
ここに、問題がある。

このように、思います。


ミルテ 2012/06/19(火) 09:34:40
利用しやすい、手元に必要なハーブとは、普段お店で何気なく買っている、自身が普段から使っているハーブだろうなと思います。それ以外は、基本的には別になくても困らないもの。

そういう意味では和ハーブの鉄板、葱、紫蘇、三つ葉や
優先順位はちょっと落ちて、山椒、蕗、茗荷など

私は半分野菜的に、バジル、ロケット(ルッコラ)、ニラ、オカワカメや、西洋料理的薬味、タイム、ローズマリー、パセリ、ローレル、西洋サンショウ(トキワサンショウ)なども手元で育てています。

西洋サンショウ、もし見つけられたらおススメですよ。
山椒は入手しやすいものの、私もよく枯らしますし、使いたい時期にはまだ葉が出揃っていないのですが、西洋サンショウはトキワで、うち(関西)の軒下では常緑のまま越冬してくれますので。

ラベンダーや、センティッドゼラニウム、各種セージ、ミント、その他ティー用ハーブなども好きで色々育ててはいますが、勿論利用も出来ますし、最初は調べて楽しくあれこれ試してはみたのですけど、今ではそれらは主に鑑賞というか愛玩的な位置づけですね。

りっぷ 【四国】 2012/06/20(水) 14:21:29
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ハーブの利用について、やはり、昔から、おばあちゃんが使って食べさせてくれたものを、よく利用する、他はなくても特に困らないっていうのが皆様のご意見のようで、私もまったく同感で安心しました。おばあちゃんが知らなくて、私が十分に使いこなせるものは、バジルとパセリくらいでしょうか、、、たちつさんがおっしゃるとおり、ワインを飲み、味にクセのある肉を食べ、デザートはチーズ。そんな生活をして初めて西洋ハーブを使いこなせるのでしょうね。今回、和のハーブの良さをいろいろ見直すことができ、自信を持って使えそうな気がしてきましたし、クレソン、ルッコラ等は、引き立て役ではなく、新鮮な野菜そのものとして楽しめそうです。チャイブも要チェック。皆様、ありがとうございました。


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