パプリカの形がピーマン
ティティ
2011/09/25(日) 19:27:16
(株)サカタのタネが発売している、「ソニアレッド」という品種のパプリカを育てています。
説明では、「整形なベル型」とあります。
それが、1番最初の実はベル型になったのですが、最近は、普通のピーマンの形です。
形はベル型にはならなくとも、肉厚で甘くて美味しいのですが、なぜベル型にならないのだろう?と疑問を持ちました。
栄養状態とかあるのでしょうか?
ご存知の方、教えて頂けると嬉しいです。
たちつ
【近畿】
2011/09/29(木) 17:47:38
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>整形なベル型・・・サカタの格好良い形状的表現の方法で、風鈴のように、均整のとれた容貌と言う意味なのでしょうね。 簡単に言えば美形のこと
ピーマンの形は、唐辛子の性質が残っているので、形がいびつにとがっている。
パプリカの形は、比較的大きく丸みがある。
そこで、両者を掛け合わせて、実数多く、丸く、小さく、臭みの無いカラフルな品種をつくり、形に注目して、選別した品種と想像します。
ソニア(王室の女性の名前)+ レッド 紅い +女のお尻のふくよかな柔らかさ。 黄色ならゴールデンイエロー金貨となる。
大抵は、整形なベル型になるはずなのですが、なにぶん品種改良し、選別したものの、まだまだ、ピーマンの性質が残っています。
更に、唐辛子の果実種子のでき方にも、種子がある以上、種子の配置や栄養を送る血管と、種子を守る容器との力関係(引力のようなもの)が、その時々の環境と成長速度が、アンバランスで、いびつに育ったのでしょう。 引力力関係とは、家に例えれば、柱=種=凹部分=力が内側に引っ張られる 壁=容器・種の無い皮の部分=凸部=力がかからないので相対的に膨らむか柱と柱の合力で、外にたわむ。・・・・縦横に斬ってみれば解る。
いびつに育つとは、種の数が多ければ、尻部分は、とがってくる。柱の長さによって、お尻がゆがむ。お尻とは、花の跡
凹凸は、柱の太さで決まる。
そこで、果実の成長速度によって、色々な個性が生まれる。
成長速度、表面張力は、細胞分裂の回数と細胞の大きさにより変わる。
それは、肥料栄養であったり、栄養の伝送能力(循環器障害)だったり、気温・日照・湿度・風などの環境にもよる。
多分、成長期のお肌の乾燥だったと思う。
従って、細かく観察すれば、同じ時期になった果実とか、方向とかが一方向に偏っていると思う。果実が若いとかの情緒不安定とか。
そのうちに、戻って、本来の形に成長すると思う。
いずれも、農家やサカタでなければ、管理不能(すべて格好良く育つ)なことと考えます。
パプリカというより、カラーピーマンで、一果100g以上と解説されていますから、大きくなれば、自然にバランスが取れて、表紙の写真のように、実ると思います。
パプリカとピーマン(カラーピーマン)の違いは、前者が、完熟したものを利用するのに対して、後者は、完熟する前の未成熟果実を利用するに適した品種とと云うことです。体感的には、日持ちが違う。
このようなものと思います。
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ティティ
2011/09/30(金) 23:43:13
[[解決]]
想像外の詳しい回答ありがとうございます。
なるほど、と読ませて頂きました。引力バランスは面白いですね。
確かに、A株の一番最初に咲いたゾーン(?)は、ベル型でした。
B株は、最初からピーマン型でしたが、土とプランターが違うので比較できません。
方向は、決まってませんね。すべてです。
大きさは……。100g以上にはなかなかなりません。サイズは縦9cmくらいにはなるんですが。
とりあえず、ピーマンの好きなように(?)させたいと思います。
ありがとうございました。
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