ヒヨドリの被害は終息に向かっていますか。

[園芸相談センター]の過去ログです

もみもみ 【九州】 2011/02/21(月) 18:01:28
今年は異常なヒヨドリの被害でしたが、皆さんの地域はどうでしたか。
そろそろ変化の兆しは見えてきましたか。

福岡ですが、飛来数は大分減ってきた感じですが、まだ不織布のカバーは外せません。

エンドウの蔓葉まで引き抜かれてしまった人も周辺には多いですが、今からでもエンドウを不織布で囲む作業はしておいた方が良いでしょうか。

ヒヨドリ情報を交換し合いましょう。

みみこ 【関東】 2011/02/21(月) 23:40:39
我が家は今年野菜は植えませんでした。スティックセニョールを守りきれなかった苦い経験から。

が!被害?でしょうか。
教えていただきたいのですが、ヒヨドリはジュリアンの葉を食べるのでしょうか。
今年ボランティアで花壇を担当したのですが、ジュリアンの葉だけが日に日に無くなってゆくのです。(涙)
最初(秋)はヨトウムシを疑い、ずいぶん周辺を掘り返し、数匹いたので撲滅「これで大丈夫ね♪」と思ったのも束の間。
今やほとんど葉の無いジュリアンが、必死に花を咲かせているといった様子です。
花を間引きするのですが、葉がないくせに次々花を咲かせるところがいじらしくてホロリときます。
ヒヨドリ被害でしたら、来年は不織布で囲うことも考えようと思います。(長文すみません)

ばんざいうさぎ 【北海道】 2011/02/22(火) 11:14:12
私の住む北海道は冬は実質野菜など植物栽培は不可能なので今の時期の話ではないのですが、野菜や花などのある時期にはヒヨドリに限らず鳥の被害がありますね
ヒヨドリで一番困るのはキャベツを喰い荒されること。キャベツ一玉が食べられ始められると集中して食べられ丸々一つ喰い荒らされます。みみこさんの所のスティックセニョールも元々はキャベツなどと先祖が共通していますので甘みや旨味に味を占めて通って来るのだと思います。ヒヨドリはパンジーの花など他の花弁だけも食べるそうですからプリムラの花や葉も食べるのでしょうね

ただ、食害だけを見てヒヨドリが犯人だとは限らないので、現行犯で目撃していない限りはヒヨドリの犯行とは言えません。カラスやハトなどでも植物の被害があります。特にハトは発芽しだした豆類など抜いて食べるのでタチが悪いですが植物の花弁を千切ったりもするそうです

前に、ルドベキアの一年草の品種の鉢花を買って庭に植えたのですが花が咲くと何者かが黄色い花弁を千切っていくんです。食べてはおらずそこらに花弁を散らしていきます。通りから隔てられた人気の無い場所なので「誰の犯行なんだろう?」と思ってたら、偶然犯行中に出くわしました
カラスだったのです。若いカラスが3匹で花弁を引きちぎって遊んでました。昔カラスがタンポポの花を食べていたという話を読んだことがあるので、好奇心の強いカラスは黄色い色に興味を示すのかもしれません
こちらとしては今花を楽しめないともう来年はないので支柱で柵を作ってクチバシが届かない様になど工夫もしてみましたが結果ルドベキアを檻に入れてるような様子になってしまったので、諦めてしまいました

鳥からの食害はまず何の種類が食べに来ているかを確認して、その種類ごとによる対処法をしないことには防いでも防ぎきれないでしょうね。カラスだとビニールや不織布くらいは平気で破いてしまいますし、防いでいる設備自体にカラスが興味を持てばカラスのオモチャくらいにしかなりませんので・・・
うちではヒヨドリはまだ可愛い方でカラスとの戦いの方が深刻です。いつも我が家を監視しているカラスがいて(本人?にすれば私の方が後から住み付いた縄張りの侵入者と思っている様です)時にはしつこく着け狙われます。この「ストーカー」と呼んでいるカラスとの攻防は私のライフワークの一部と言っても過言では無いくらいで、私が来る前から学習して味を占めている食用の赤い実になる植物はまともに植えられず、イチゴは見つからない様に目立たない場所でひっそりと作ってますが(将来は白いイチゴの栽培を考えています)どうしても目立ってしまうトマトまではそうもいかず、熟しても赤くならない品種を選んだり食用ホウズキで我慢している状態なんです・・・

山ちゃん 【中国】 2011/02/24(木) 18:38:22
自宅の真ん前が畑ですので、否応なくブロッコリーがヒヨドリに突かれるのを見ざるをえませんでした。ところが最近は見かけなくなりました。来年まで出没しないことを祈ります。
ところで、カラスの件ですが黄色を間違いなく好みます。カラスにゴルフ場でボールを銜えて持ち逃げされますが、白色ボールより黄色ボールを好んで持ち逃げする話はゴルフ場では有名です。

通りがかりです 2011/02/25(金) 20:47:50
1月中旬の大雪の日から烏の大群が隣の神社の林と実家の離れを中心に来ています。今は、ここの平ら全部の烏の全部が夕方になるとあちこちから空を真っ黒に染めて舞い戻ってきます。
鳴けば五月蠅いし、臭いし、糞でかべや屋根はべっとり色が付き、そのにおいたるやまだ寒さで戸を開けられないのが幸いですが、数分も外にはいられません。駐車場の車は1時間も置けば地色が分からなくなります。
 困って人に相談したら黄色のものをつるせ、と言われましたが、なかなか見つからずにいました。そーですか、黄色はまずいですな。
今は困り果てています。雪が溶ければ、水菜やブロッコリー、レタスに糞がいっぱいついて食べるどころの話ではなくなります。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2011/02/26(土) 14:59:31
通りがかりですさんへ
亡き伯父が別の地区で害獣駆除の仕事をしていましたので、カラスについていくつか知恵を授かりました
まず、カラスには頭が良過ぎるという欠点があるのだそうです。何かで恐怖を植え付けられればその場所には来なくなるとか(ただ、これは誰がやったか知られない様に。個人がカラスをいじめると必ず仕返しされます)
例えば伯父にカセットのダビングを頼まれたのですが、その音源は「カラスがいじめられている声」で、ダビング中悲壮な声が長時間繰り返され聞くに耐えられないシロモノ。こんなもの何に使うのかと聞くと「カラスは仲間意識が強いので誰かがいじめられると助けに来る。声を聞き付けて集まってきたところを駆除したり、集まっている所で聞かせるとパニックに陥り飛びまわるのでそこを駆除するんだ」と言っておりました。この工夫は駆除する場所にカラスを誘き寄せたり、寄っている所から飛び立たせ駆除しやすい様に用いる方法なのだそうです。でも、駆除を頼んだり自分たちで実行するには、あまり人の密集していない所で地域の皆さまの協力が無いと行え無い方法ですよね・・・。ただ箱罠(カラス専用の檻)を置ける状況であるならこの音を流すと結構駆除の効率が良いのだそうです。その箱罠にはまず囮のカラスを一羽入れておき、心配したカラスが簡単に入れるが出ようと羽ばたくと障害物があって飛び立てず、上記の様に仲間思いのカラスが寄って来ては次々と罠に入ってくるそうです

ここらは田舎ですので、伯父は家の敷地のカラスよけに駆除して足を切った後の(足の数で保健所からいただける駆除手数料の額が決まるのだそう)死骸を吊るしていました。気味悪いねと言ったら、普通の家なら市販のダミーの死骸や、黒ビニールを死骸っぽく吊るすのも効き目があるよ。うちは本物が手に入るから吊るしてると言っていました。これもカラスの恐怖心を煽る方法ですが、ダミーだとしてもちょっと見た目が悪いですよね・・・

あと、特定の野菜などを食害されたくない場合にはテグスで有る程度の大きさの輪を作り、それを長くしたテグスで電車の吊り輪の様な形に2本の支柱を使って、いかにもこれは罠だよと言わんばかりに野菜の前にぶら下げて置くと警戒して近づかない事もあるそうです。うちの「ストーカー」はあきれるほど利口なので引っ掛かりませんでしたが、予防できるという所も多いです

「隣の神社の林・・・」の文で、うちと全く同じ立地と思いました。でもうちの地区は周りが畑なのでカラスはそちらに集まり、ここでは特定のカラスからの個人攻撃はあっても、かろうじて人家が糞害に遭うまでの被害はないです。お書きに成っている内容、あまりにも酷くて耐えられない、大変なものですね・・・
被害は人間だけではなく、カラスに追われた鳥が我が家の窓ガラスに激突する事も多いんです。先日も突然ゴン!という音に、もしやと思って窓下に行ってみればオスのウソが雪の上に落ち脳しんとうを起こしていました。我が家に匿って正気に戻ってから、カラスが居ないか確認して放してあげました。ウソは夏は高い山にいて冬に里に下りてくるので警戒心が薄いらしく、何時間も庭の生垣で枝先をついばんだりと寛いでいるので飛び去るまで見ているこちらはハラハラました。この呑気さがカラスに狙われたのかもしれません

とりあえず野菜にかかる糞はビニールハウスの小型の作りの物や大きめのビニールトンネルで防ぐくらいしかなさそうですね

知人の方のお知恵はゴミ袋での事例を予防にも使えるとの勘違いなのかもしれませんね。カラスは黄色っぽいビニールだと中が見えにくい目の構造をしているので黄色っぽいゴミ袋だけを使えばゴミを荒らされる被害が減るのだそう。餌の供給源を絶つと徐々にカラスの数が減るのでゴミ置き場では有効でしょうが、ただ吊るしてもおそらく効果は無いでしょうね・・・。餌の供給源を絶つ為にゴミは夜のうちに出してもらい、収集も夜間のうちに終えてしまうという地域も出てくる様になってきました

通りがかりです 2011/02/27(日) 22:54:05
もみもみ さま
ヒヨドリではなく、烏のことで済みません。同じ鳥の被害でお困りですね。
こちらの烏はさらりーマンとでもいうのか、朝日が出るとどこかに出かけ、夕方、グループごとに陣地をめざし、帰ってきます。糞の匂いや残り物から糠などを食べているようです。
この陽気で雪も消え、畑の葉物はすっかり糞の下になりました。もーたべられません。
食べられるのもしゃくですが、せっかく大きくなってるのに食べられないと言うのももっとしゃくですよね。

ばんざいうさぎ さま
ありがとうございます。近所の人が烏の死骸を烏が多く集まる木の下に、竿竹の先につるしてくれましたが、まったく変化はありません。
このごろは近所の他のかたも夕方になると金属の棒を叩いて追っ払っていますが、効果は?です。神社の大きな木の枝や葉は烏が大量に留まるためか折れて、木の先端はなくなっていますので、枯れてしまうかもしれません。
烏が寝床として使っているところは、春になると変わるとのことで今しばらく行政も見守っている状況です。簡単には殺せないのだそうです。
 いずれにしろ、ここの場所では葉物の種は蒔けなくなりました。


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