柿の落果について

この記事は[園芸相談センター]の過去ログです

りっこ 【関東】 2010/07/11(日) 23:02:41
柿の落果が品種により発生してようやくとまりそうです。この時期までの落果要因としては生理落果とカキノヘタムシによるものが一般的です。いままでは柿のヘタをみて、枝にヘタが残っているものはヘタムシによるもので、ヘタごと落果するのは生理落果と解釈していました。
ところが最近生理落果でもヘタを枝に残している事例が多くみられます。真偽のほどはどうなのでしょうか。
品種により生理落果が多いのは当方では早秋、甘百目、受精しない次郎、さえ藤などです。禅寺丸もあり毎年開花していますが受粉樹としての役割は果たしていないようです。当方の鉢植え早秋(鉢植えで台所出口のデッキ置き)は2年生苗を秋口に定植、翌春開花、今年も15個ほど花芽がつきましたが全部ヘタを残して落果です。ヘタと落果をよく観察しても虫が入った形跡はありませんでした。これはやはり若樹故の
生理落果と解釈していいものでしょうか。一般的に早秋は特に生理落果が多いと聞いたことがあります。ヘタ付での落果のときは果柄部分が茶色になって来ますのでやがて落果すると予想はできます。甘百目はヘタ残りとヘタ付落果の比率は20個づづと半々くらいです。まだ60個くらいは残っています。カキノヘタムシ用に農薬スミチオン1000倍希釈液の散布は6月中旬に1回しています。

タネツギ 【関東】 [URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/] 2010/07/12(月) 12:12:22
>枝にヘタが残っているものはヘタムシによるもので、ヘタごと落果するのは生理落果と
 信用すべき果樹研究所サイトも、次にそう記しています。
http://www.fruit.affrc.go.jp/new/kaki/textbase/rakka.html
>生理落果でもヘタを枝に残している事例が多くみられます
 そう見えます。落ちた果肉すべてと、木に残っている蔕を一部取って観察してみても、食害痕跡が見つかりません。
 果梗や蔕をかじったのが、分泌物作用で落とすのかといぶかります。
 富有主体の木で、農薬無散布です。ヒメコスカシバ類対策として、分岐部への塗布だけしました。

りっこ 【関東】 2010/07/12(月) 18:18:59
タネツギさんありがとう御座います。当方も果樹研究所サイトでそう解釈していました。ところがNHK趣味の園芸 カキにはヘタ残りの画像が生理落果と記載されています。又、カキ農園にメールで尋ねたら当園では「ヘタがついて落果するカキはまずありません」とのことで、その園のHPでは生理落果の画像ではヘタが枝に残って紹介されています。専業者なので当然農薬も用いていますのでカキノヘタムシの被害は少なく、でも生理落果は品種により激しくときには一個ものこらないこともあるといっていました。このときもヘタは全部枝に残り、ヘタはそのうち遅れて落ちるとのことです。
原因はいろいろあるようで、果樹研究所の生理落果の解説には疑問があるともいわれました。
当方もどうも農園の方がおっしゃるように思います。タネツギさんがご指摘の分泌物(ホルモン)などの関係、実と樹の養分の取り合い、適正な摘果、適正な窒素肥料、日当たり、受精不良、生理落果を起こしやすい品種、若木などが要因とおもいます。勿論害虫の被害は時にはあるとは思いますがどうでしょう。

タネツギ 【関東】 [URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/] 2010/07/15(木) 22:00:11
>NHK趣味の園芸 カキ
 記載箇所のページを教えてくださいますか。図書館へ貸し出しを申し込みました。
>その園のHPでは
 園名かサイト名を教えてくださいますか。参照したいので。

りっこ 【関東】 2010/07/16(金) 02:17:16
NHK 趣味の園芸 カキ よくわかる栽培12ヶ月 出町誠 著
平成19年10月15日 発行 掲載 52ページです。
参照サイトは下記です。よろしくお願いします。

http://www.ohno-nouen.com/ohno-news.html

タネツギ 【関東】 [URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/] 2010/07/22(木) 22:04:16
当地区内での図書館サービスが遅延しています。
NHK出版には『カキ』に2著者あり、中村三夫著にも、同じくp.52に蔕が残っている写真が掲載されています。
中村著は、写真説明に「受粉できかなった果実はヘタを残して落ちる」と関連性を明記し、果樹研サイトとは対立する表現です。
出町著は写真説明に、「生理落果により…果実が落果、ヘタのみが残った」と記し、関連性記述がやや弱い表現で、たまたま残ったとも読める感じがしないこともありませんが・・・。
大野農園さんのは、関連性明記です。
りっこさんも、私も今のところ(2010/07/12(月) 12:12:22)、生理落果でも蔕が枝に残るという観察結果です。
去年撮った写真が見つからないので自信がないのですが、接ぎ木接合部分のヒメコスカシバ等被害で枯れた黒柿は、短期間にすべて落果したのですが、ヘタごと落ちたように記憶しています。
果樹研を含め、早期落果についてです。
『現代のカキ』(石崎政彦 著・農業図書 昭和43)p.53には
「早期落果の場合は、ヘタと果梗の結合部に離層を生じ、果実はヘタをつけたまま落ち、その後果実と分離するが、
後期落果は、果実とヘタの接合部に離層ができて、ヘタを枝上に残し、果実だけが落ちる。」
とあります。
早期落果についての記載は、ここだけが果樹研と同じです。
果樹研へ照会してみましょう。

タネツギ 【関東】 [URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/] 2010/07/27(火) 14:12:06
果樹研究所から回答がありました。
より適切な記述に改めることを含む準備のため、当分ページを閉じたそうです。
落果の特徴については、「果実成熟期に見ると」との前提で読むと、理解できます。
なぜか毎朝1個ずつですが、富有の落果が止まりません。果実にヘタムシ痕跡のないものが大半で、ヘタは遅れて落ちます。


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