ミニカボチャの連続授粉

[園芸相談センター]の過去ログです

パンプキン 2010/06/27(日) 10:43:06
こんにちは。

プランターでミニカボチャ(坊ちゃん)を3株、栽培しています。
親ツル1本仕立てで、1株当たり2〜3個の収穫を目標としています。
子ツルは未だですが、栽培スペースが確保できない為、出ても摘心する予定です。
現在、親ツル2.5m程、雌花は4節毎に蕾があり以下の様な状況です。

(1)下位節の雌花===>摘果
(2)12節目===>開花せず授粉失敗して摘果
(3)16節目===>6/25、人工授粉(直径約4cm、多分、授粉成功)
(4)20節目===>6/27、本日、人工授粉
(5)24節目===>蕾の状態

教えて戴きたいのは、4節毎に授粉すべきか、養分を1果に集中させる為に間をあけて授粉したほうがよいのか?ということです。
もちろん、授粉したからすべて成功≠実がなることは、わかっているのですが・・・

例えば、親ツルで2個収穫するとして、

(a)16節目が授粉に成功しているとして、20節目は摘果して
24節目に授粉させる(8節空ける)

(b)16、20、24節目の全てに授粉して、しばらく様子をみて成長のよい2個以外を摘果する。

(c)16節目が授粉に成功しているとして、20、24節目は摘果して
もっと先の雌花に授粉させる(8節以上空ける)

(a)〜(c)のどれが、よいでしょうか?
まったく見当はずれで、もっと別の考え方がありますでしょうか?

りっこ 【関東】 2010/06/27(日) 19:42:19
栽培環境の情報があればいいと思います。プランターサイズ、3株はどのように植えられているのか、又、仕立て方はどのようになっているのかなどです。お住まいはどちらでしょう。カボチャの雌花のつき方はいろいろです。連続して雌花がつくこともあります。露地植えですが当方ではできるだけ連続した雌花にはかならず結実させるようにしています。あまり間隔あけるとやがてうどん粉病が発生したときなどには対処がむずかしくなります(あっというまにうどん粉病が広がり葉が痛みますので...)。できるだけ着実を後回しにしないほうがいいと思います。メロンなどは収穫時期をそろえるために1ツル2個採りの場合は出来るだけ近い節からでた雌花に着果させます。

パンプキン 2010/06/27(日) 21:34:55
りっこさん、こんにちは。

説明不足で申し訳ありません。3株の内、本命は1株のみで残りの2株はプランターサイズも小さく、授粉時の雄花採取用に栽培しており収穫はあまり期待していません。3株の内訳は以下の通りです。
あ、それと住まいは京都市内です。

・プランターA(予備1)
   12号丸鉢(容量約16L)1800X900木製ラティスに誘引

・プランターB(予備2)
   12号丸鉢(容量約16L)1800X900木製ラティスに誘引

・プランターC(本命)
   野菜用長方形(容量約50L)1800X1800垂直ネットにS字型に誘引

素人考えでは、連続して結実すると根からの養分が分散されて悪影響があるかと思いましたが、りっこさんの環境では問題ないという事が聞けて参考になりました。
露地栽培は経験がありませんが、うどん粉病はプランターで、特に当方のようなベランダで雨が直接当たらない環境の方が発生しやすいのではないでしょうか。当方では既に軽度のうどん粉病は何度も発生しておりカリグリーンを数回、散布しています。
下葉の方はダメになり切断した葉もかなりありますが、かえって株元に太陽が当たり、風通しもよくなり、逆に良かったような感じがしています。

りっこ 【関東】 2010/06/27(日) 22:22:35
坊ちゃんカボチャの栽培経験はありませんが別品種で600g程度のミニカボチャのプランターでの栽培経験はあります。12号鉢でも行灯型なら2個〜3個ほどは収穫可能と思いますよ。又、50Lプランターでは、できれば摘心して子ツル2本をだしてネットに誘引して栽培すればより管理が楽だったでしょう。親ツルだけならツルが痛んだときの保険がないからです。西洋カボチャは一般的に親ツル仕立てと思われますが最近は摘心して子ツルをだして育てるやり方が多いようです(品種にもよるは思いますが...)。親ツル仕立てでも途中から子ツルは発生し、それにも開花結実はしますが徐々に味はおちてくるようです。
うどん粉病は梅雨明けで天候が回復し、乾燥が続くと発生しやすく、その頃には草勢も落ちてきますので尚更かかりやすくなるようです。
露地植えの「くりあじ」ですが子ツル3本仕立てで、26日に子ツル2本で2箇所、27日に同じ子ツルの連続した節の雄花に受粉させて現在3個結実しています(カボチャの着果は翌日判明しますが実が小さいうちに触ると拳骨くらいまでに落果することがあります)。
メロンは1個1.5kg前後あり、50Lプランターでは子ツル2本でつるあたり2個ほど収穫可能ですから、総重量では4x1.5=6(kg)となります。坊ちゃんカボチャなら400g程度と小さいのでネットの面積次第ですが、6〜10個ほどは収穫可能と思いますがどうでしょう。

パンプキン 2010/06/28(月) 05:02:12
りっこさん、こんにちは。

12号鉢の方も、もちろん密かな期待はありますが、鉢が浅いので土容量が少ない為、根がはれないのか本命に比べて葉も小さく、
ツルの成長も遅い(現在約1M程)ので期待半分、あきらめ半分という所です。

カボチャの着果は翌日判明との事ですが、どのような判断基準がありますか?
当方のでダメになったのは、2〜3日しても実が大きくならず、逆にしぼんでいったり、実が黄色くなったりということで
判断しましたが、翌日に判るならそれに越した事はないので、もし判断基準があれば教えてください。

本葉5〜6枚で親ツルを摘心して子ツル2本出して、3本仕立てがポピュラーな栽培方法であるのは書籍などで確認しておりましたが、
いかんせんマンションのベランダでの栽培で、私の環境では厳しいのではと思っています。
親ツルを摘心した方が、子ツルは出やすいと思いますが本命の株は既に2個結実しているので今からでも先端を摘心して子ツルの出現を
促した方が良いでしょうか?現在約30節目ぐらいです。
今なら未だ、ネットに誘引できるスペースもあります。

なずな 【関東】 2010/06/30(水) 17:25:15
こんにちは。
ウチも親ツル1本仕立てで、早く植えた坊ちゃんカボチャがそろそろ収穫です。
結実するとツルは自然に止まってくるので、1本仕立ては何もしなくて良い、との方法をしていました。

結実の先のめ花(4つ目)が色々な理由で黄色くなったので、果実の充実とツルを増やして、葉を増やそうとの思惑から先端をカットしました。
10日以上経ちますが、子ツルは出ないです。(ウチだけかも)

どうも、坊ちゃんの結実の数は気にしなくても良いみたいです。
受粉に成功するとおしりが翌日には倍くらいに大きくなりますよ。

パンプキン 【近畿】 2010/06/30(水) 22:23:17
なずなさん、こんにちは。

もう収穫とは早いですね。3月頃に種蒔されたのでしょうか。
4つ目が失敗という事は3個の収穫でしょうか。勝手に想像しています。おいしいものが出来るといいですね!
ご存知かとは思いますが、収穫後1週間程置くとデンプン質が分解され甘みがますそうです。

なずなさんのは、授粉後、成功すると翌日に倍位になりますか。当方のは翌日にそのような急激な変化は見られないのですが個体差があるのでしょうか。りっこさんもこの事をおっしゃっていたのかもしれませんね。

子ツルは株が元気なら、そのうち出てくると思います。(根拠なし)只、おいしいものができるかは???です。先のりっこさんも味は落ちるようですとコメントされています。

なずな 【関東】 2010/07/03(土) 11:05:04
こんにちは。
他のところでさちさんが読んだ「野菜の輪作栽培」を読んでみました。
農家用の栽培内容ですが、カボチャは1番花、2番花または3番花を確実に着果させて、サッサと終わらせる方法も有りました。
りっこさんも書いて有りますが、うどん粉病がひどくなる前に着果は早目が良いようですね。

その本では、2番花の開花前にその先を摘芯?みたいなので、ウチの事もあって、想像ですが、果実が出来てからの摘芯は効果的ではないかも知れません。

ウチの早く植えたのは購入苗で、先にめ花が咲いたので、短日処理の苗らしいです。1番花が咲いた時には雄花がなくて受粉出来ませんでした。(農家では)着果ホルモンを利用する手も有るそうです。

収穫までたどり着くだけでアップアップです。
食べられるもの、ましてや売り物を作るのは大変な事ですね。

りっこ 【関東】 2010/07/03(土) 15:39:16
カボチャ栽培は意外と奥が深いと理解しています。当方の菜園は狭いので「いかにして美味しいカボチャを沢山収穫でき、長期保存できるか」に毎年挑戦しています。
受精したかどうかはひとつはなずなさんがおっしゃるように実が若干大きくなることで分かります(肥大の程度は栽培環境や品種にもよるでしょう)。あとは果皮の色で判断ができそうです。雌花のときの子房(?)の色が翌日では若干薄くなります。受精不良果は、大きさが変わらないで、色も変化なく数日すると黄色になって朽ちていきます。受精したものは大きくなるにしたがって色合いも艶がでて徐所に濃くなってきます。ミニカボチャ以外なら受精10日ほどで直径14〜15cmほどになります。
あとどの位置で受精させるかですがやはり下位節ではその後の成長に支障が出やすいので7節以上が理想です(品種により5節程度でも大丈夫なものもありますが)。親ツルを摘心して子ツルを3〜4本で仕立てるときは1ツルに2個着果するとその後の雌花は開花しないで黄色くなって落蕾することが多いです。
又、1ツルの10節目くらいに着果させ、それより下位節から孫ツルがでていたとき、本来なら着果節より下位節からでた孫ツルは撤去ですがそのツルに雌花が咲き受精すると最初に着果して肥大中のものはこぶし程度で成長が止まり黄色くなって朽ちることがあります。他のツルの肥大中の実には影響はありません。
パンプキンさん、来年の坊ちゃんカボチャ栽培では親ツルを本葉5枚ほどで摘心し、子ツルを3〜4本ほどだして1ツルあたり3〜4個の収穫で径10個以上を目指して見てください。おそらくできたものは全部美味しいものになっていますよ。摘心しないと、子ツルの発生が遅れて収穫量も望めなくなってしまうからです(親ツルだけの仕立てでは品種によっては子ツルが出にくいものもあるからです)。
現在の状況での親ツルの摘心が適切かどうかは、申し訳ありませんが
当方では判断できません。

パンプキン 【近畿】 2010/07/03(土) 21:42:07
[[解決]]
なずなさん、りっこさん、こんにちは。

1番花授粉後、1週間経ちましたが1番花は直径8cm程になり急激な成長に驚いています。
逆に2番花は、ほとんど成長が見られず直径2cm程です。(黄色に変色したり、萎んでいないので授粉には成功していると思います。)
授粉は2日しか違わないのに、この生育の差はカボチャ自身が調整しているように思います。草勢も衰えてきたようです。
多分、カボチャ自身が1番花に養分を集中しているように思えてなりません。
当初のスレ質問は、連続して結実すると摘果作業が必要かと思い質問しましたが、お二方がおっしゃるように連続で結実してもカボチャ自身が調整して上手くやってくれるように感じました。

親ツルの摘心は3個目の結実確認後に行おうと思います。(なずなさんのと同じ状況かな?)
親ツルに、これ以上実を成らせても味が落ちるだろうという判断からです。

マンションのベランダ栽培でスペースの関係上、子ツル仕立ては敬遠してましたが、来年は是非、親ツルを早期に摘心して子ツル仕立てで、やってみようと思います。
色々教えて戴き、ありがとうございました。


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