山ウドを増やしたい!
どれみ
【近畿】
2010/05/27(木) 11:50:36
山ウドを少し栽培しています。株が混んできたので、一度掘りあげてもう少し広い範囲に植え替えをしたいのですが、葉が茂りだした今の時期より枝葉の枯れた秋から冬の時期がいいのでしょうか?
又、簡易な軟化方法をご存知の方ご教授下さい。栽培範囲は2m四方くらいにする予定です。
パタリロ
【四国】
2010/05/27(木) 18:11:21
今植え替えると、枯れてしまいます。
冬、地上部分が枯れているときに掘り上げて刃物で芽と根を付けて切り分けて植え付けます。
軟化はモミガラやオガクズを使用します。
冬に株の上に円筒状や四角形の物を置いて(ダンボールでも大きな空き缶でもよい)その中にモミガラを入れておきます。
山ウドは土の乾燥や真夏の非常に強い直射日光に弱い(高山ならよいでしょうが)ですので、半日陰での栽培をお勧めします。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2010/05/27(木) 19:29:41
プラスチックの波板で囲って中に水はけの良い軽い土や、パタリロさんおすすめのモミガラやオガクズを入れておくと良いですよ。長さ50センチくらいの軟白ウドを作るなら、波板は土に埋める分も考えて高さ70センチくらいに切り、波板の溝を利用して円形や曲線状などに曲げて囲います(上部は塞ぎません)、波板が倒れない様に波板の合わせ目や所々を外側から太くて丈夫な支柱を土に刺して支えておくと良いです。春にその中に入れたものの表面が小さく盛りあがりひび割れてきたら収穫時で先まで真っ白なのが採れます。この方法は軟白ネギやチコリ、土を深く起こせない土地での大根やゴボウ栽培などにも使えます。同じ方法でホワイトアスパラも作れますが、土を掘り起こさず地面近くに伸びてきたのの地中の茎を切る収穫な為ホワイトアスパラ専用の先に刃の付いた収穫棒が必要になります
うちではウドは野生味の強い緑色の細い茎や葉も美味しく食べたい為、茎の半分より下だけが軟白になれば良いので毎年秋や雪解け後の庭の植物の枯れたのや落ち葉(念のため毒性のない、病害虫に冒されていない、種の付いていないもの)は皆ウドの植えてある場所に積んでおきます。もう二十年以上そうしているのでウドのある場所は土を掘るとフカフカで少しは堆肥の代わりにもなるらしく毎年良いものが採れます。そういう途中までの軟白程度で良いのなら株を木の板の枠などで囲って、枯れたものや落ち葉を積むと庭も綺麗に片付いて一石二鳥です
植え替える時は今の大株のままではいずれ株が弱ってくるので勢いの回復の為にもいくつかに株分けして植えつける事に成るでしょうが、そうするとそれを次の年に軟白して収穫してしまうのは株の為には良くないので(株の特に根の回復の為には光合成の為に沢山の葉が必要なため。花を咲かせるのも良くないので蕾が出て来たら取り除く)、芽が沢山あるなら今冬いっぺんに植え替えるのではなく今冬に半分、来冬また残りを植え替え今冬の植え替えたのをを軟白すれば毎年食べながら効率よく全部を植え替える事が出来ますよ
どれみ
2010/05/28(金) 18:39:28
[[解決]]
四国と北海道、海外のお二人、丁寧なご回答有難う御座います。
植え替えは今冬の宿題にします。
私も青い葉まで頂いて山の気を賞味しているのですが、茎の部分を
もう少しナガークして……という強欲な?作戦です……。
芽は沢山出ているのでご教授のように半分づつやってみます。
余談ですがこのウド、たけのこ堀に行った時に見つけて掘って
持ち帰ったものなのです。枯れずに同居してくれてラッキー。
あっ、ウドが自生していた竹薮は我が家の山です。その後何度行っても
自生ウドには出会えません。最後の1本だったかも?
野菜・家庭菜園用掲示板@園芸相談センター