人参の収穫
台湾リス
【東海】
2010/05/07(金) 18:42:56
秋に播種した人参、20センチは超える葉がふさふさ、見るからに美味しそうなので収穫してみた。ところが葉の勢いに相応しくない、お粗末な人参だった。ゆでてみると、トウモロコシの芯と同じ位の硬さの芯の周りに、赤い人参が張り付いている。その芯はまるで尖ったハシの様。鮮やかな緑の葉を天ぷらにして満足するしかなかった。
土作りは、播種の4週間前に石灰、その2週間後に鶏糞、腐葉土で十分耕転しました。収穫まで一切追肥なし。何がいけなかったのでしょうか?
シンジ
【関東】
2010/05/07(金) 19:29:23
塔立ちしています。春に収穫する場合は、夏に播く品種を8月に播きます。 秋はいつ頃播きましたか、時期が遅かったですね。
タネツギ
【関東】
[URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/]
2010/05/07(金) 21:04:00
種子が入っていた絵袋に記載されている播種時期を、守らなかったのではありませんか。
Iwasaki
【近畿】
2010/05/08(土) 05:31:24
人参の品種は何ですか、人参は品種により種の播種時期に違いが有ります。特に春取りは品種の影響が大きいです。
又、土寄せ等されましたでしょうか?
良く有る原因としては、品種の選び方と肥料(元肥を含む)のやり方です。鶏糞の主成分は、窒素と燐酸です。
その為、単一ではカリ成分が少なく根菜には少し向きません。
ただし、前作物の残肥が十分の場合はその限りでは有りません。
又、一般的な春取りの播種時期は、11月中旬から2月位迄です。
シンジさんの書かれている7月〜8月撒きは、冬取りで収穫は3月迄です。
台湾リス
【東海】
2010/05/09(日) 09:30:21
や、皆さんご回答ありがとうございます。
種子はタキイの向陽二号、春まき秋まきOKと銘打っています。春まいた時は立派な人参を収穫できました。今回まいたのは9月の最終日曜日でした。
二つ程お答え下さい。
一つは、この美味しそうな葉を食する方法。天ぷらではいただきました。特に乾燥小エビを入れてのかき揚げは美味でした。
二つ目は、トウ立ちが起こる要件。どの様な条件が揃うとトウ立ちが起こるのですか?
実は、大根についても同じ種子で冬にまいた物は、大きくならないうちに今、花が咲き始めています。真冬にトンネルで栽培したチンゲン菜も大きくならないうちに菜の花状態です。トウ立ちを防ぐ方法がありますか?
Iwasaki
【近畿】
2010/05/09(日) 15:36:30
まず、抽苔の原因ですが、此れはある程度の大きさに成った株が、低温(10度以下)に曝された後に、高温長日(温度は10度以上)に曝されていると起こります。
せり科の人参同様、大根等アブラナ科の植物でも同じことが言えます。
アブラナ科の場合は、ビニールトンネルは早めに寒冷紗に交換するか撤去で少し改善されます。
次に、人参の葉の料理方法ですが、掻き揚げ等の他には、ゴマ和え(お浸し)が有ります。
人参の花に付いては解りかねます。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2010/05/09(日) 23:58:07
トウが立っている、立っていないにしろ完全に収穫遅れですね・・・
その土地によるのかもしれませんが、こちらでは種屋さんに収穫期を聞くと「種を蒔いてから100日前後」と言われます。以前家族が農協の青果部へと異動に成り、農家のニンジンの収穫期スケジュール調整の担当に成った事がありましてその勉強に付き合い覚えたのが、こちらは出荷用ニンジンは蒔きが多く収穫が遅れると‘向陽’や‘千浜’などの特に糖分が高い品種は長雨などで根が腐ってしまう、品種によって芯が硬めのものだと遅い収穫では芯が硬くなって不味くなるとのことで、種を蒔く時期と収穫時期は厳守、農協での受け入れの関係で収穫日調整とのことで収穫期が近い農家のニンジンを2本くらい抜いてきて、家で茹でてみてそのままで食べてみて硬さや味のチェックをしてから「ここの農家は何日に収穫」と判断していました。家族も食べさせられ品種ごとの味の評価を求められました。これが、品種ごとに味が全く違うんですよ。私は向陽はクセがあって苦手で、千浜が甘くて美味しく感じられました
ニンジンは収穫が早くてもまだ良いですが遅いと格段に質が落ちます。できるだけ収穫は適した時期に済ませるのが望ましいです
台湾リス
【東海】
2010/05/11(火) 13:29:19
『低温(10度以下)に曝された後に、高温長日(温度は10度以上)』ということならば、初冬から早春に栽培された物は常にトウ立ちの危険を孕んでいるということになりますね?皆さんはトウ立ちを防ぐために、どの様な工夫をこらしているのですか?
なずな
【関東】
2010/05/11(火) 17:51:35
こんにちは。
私もアブラナ科を育てました。
蒔く前に園芸書を読みましたら、春は常にトウ立ちの危険があるみたいですね。
葉のニオイ成分を含めてアブラナ科の生存戦略のようです。
工夫はトウ立ちしにくく改良された不抽苔種(ふちゅうだい種)や時期に合った種を選ぶのが良いそうです。
種蒔き時期がずれた場合、種会社になんとか方法は無いのか聞きましたが、無い、との事でした。(一般家庭)
どんな工夫が有るのか私も知りたいです。
Iwasaki
【近畿】
2010/05/11(火) 22:36:09
台湾リスさん 高温長日つまり遮光が出来れば抽苔を少し遅らす事は出来ると考えています。
又、家庭では無理だと思いますが、水菜等で実際に一部行われていますが、ビニール温室等保温をして10度以下にしない等の方法も有ります。
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