ソラマメの耐寒性
つくし
【東北】
2010/03/16(火) 13:03:26
昨年11月上旬、ソラマメをポットに蒔き、無暖房の室内(小屋、ガラス越し、最低0度くらい)におきました。
現在、20〜30センチに育っています。
まだ、蕾は確認できませんが、戸外に定植してよいものか・・・。
エンドウは15センチくらいまでであれば耐寒性が強いと聞いたことがありますが、ソラマメの場合はどうなんでしょう。
今の季節でもたまに雪が降り(さすがに積もるほどではありませんが)最低気温も氷点下を下回っています。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2010/03/16(火) 15:23:34
北海道でもソラマメを作っているの人はいるので東北でも可能な事は可能ですが本州の関東標準のやり方とは育て方が変わってきますね。蒔き時が寒冷地の場合は春になるそうで、そうなると完全に蒔く時期が違いますよね・・・
毎年うちの親戚がこちらで自家用にソラマメを作っていますが、春蒔きの場合は3月下旬ころにビニールポットに蒔いて新聞紙とビニールをかけて20度くらいの室内で管理、4月すぐ頃発芽したらすぐに屋外に出し1ヶ月くらい外気の寒さにあて(これがコツだそうです)、5月上旬くらいに本葉2〜3枚で畑に定植、露地なら地温上昇の目的の黒マルチを使いポット苗を土ごと埋めるように植えつけるとのこと。このへんではソラマメは一般的ではないので、北海道向けの作り方を教わってきた近所の方から聞いて作っているのだそうです
すでに30センチくらいになったと言う事は側枝が伸びてきていませんか?4〜5本残し切ってもう支柱を立てる時期だと思います。本来はもう畑に植わっていなければならない大きさですよね・・・
室内であまり暖か過ぎず日の良くあたる様な場所で、大きなビニールポットに植えて育て、夜はできるだけ寄せて背の高い段ボールをすっぽり被せるか、木で枠を作りビニールを張ったものを被せてなおかつ毛布など被せて保温してあげるくらいでしょうか・・・。本当は野菜用の大きなプランターに定植してしまい、暖かくなるまでは同じような保温法で育てるのが生育は良さそうですね・・・
北海道では本州では秋蒔きの野菜を、春に蒔いて育てるものが結構あります。特にこの辺で盛んに作られているタマネギはまだ雪が溶けてもいない3月初旬にビニールハウスで種を蒔き(1月にハウスの骨組みにビニールを張るか、張ったまま冬を越します)ビニールハウスの中にビニールトンネルの中と大の支柱を二重にしてビニールの間に空気の層がある二重ビニールトンネルの苗床を作ります。これで日中は結構暖かくなり芽が育ちますが流石に夜は寒過ぎるので、暖房設備の無い農家はビニールトンネルの上に夜だけ古毛布をかけて夜の低温を防いでいるんですよ
もしどうしても屋外でしか管理できそうもないのでしたら、一番日当たりのよい地面にムシロや藁を厚く敷き、その上にビニールポットの苗の置き場所を作ってから中のトンネル支柱を設置しビニールを張り、さらにその上から大のトンネル支柱を設置してビニールを張り、風で飛ばされない様に紐でビニールを抑え、その二重トンネルに夜は古毛布をかける(雪や雨が降るならその上からさらにビニールを被せることになるでしょう)。本当は小規模でも良いのでビニールハウスを建てられれば一番安心なのですが・・・。うちのお隣の家では、古いビニール製の車庫の骨組みを再利用して小さなビニールハウスを建てています。そのくらいの規模でも良いし、透明なビニールやプラスチック製の透明な波板でできた屋根や壁のある場所(例えば納屋や物置の壁の一部を波板に替えたり、広さのあるアルミサッシの玄関フード、無加温のサンルームなどがあると良いのですが・・・
どうしても事情により寒さを避けられない、日当たりの良い環境が無理でしたら、徒長や寒さで傷むのを心配しながら今の苗だけを育てるよりも、畑用にとこれから改めて種を蒔き直して上記の方法で育苗する方が丈夫で実の成りの良い株になるでしょう・・・。今までの苗は場所がなければプランター栽培が良いかと思います。育ちや成りの良さは望めないかもしれません・・・
どうしても冬の厳しい環境だと、冬越しの手間や費用がかかってしまうので耐寒性の強くない植物は寒さを防ぎながら春に蒔く事になります。こちらでは家庭菜園のトマトなどの野菜苗の実生苗は2月に種を室内で蒔き育てることになるので、最近では接ぎ苗を定植時期に買うのが主流になっています。ソラマメの販売苗というのはおそらく無いでしょうし、まだ蒔き時が過ぎていないのでもし苗作りをしなおす気がおありなら春蒔きで作ってみて、それがうまくいけば来年からは春蒔きで行ってはどうでしょうか?
つくし
2010/03/16(火) 16:04:41
返事、ありがとうございます。
昨年は、5月ころ苗(販売苗)を植えつけて育てました。
今回は、本数(収量)を増やしてみたいと、種からの栽培に試みたのです。
エンドウも、秋と春が蒔き時なのですが、秋に蒔いておいたほうが収量が多くなるので、ソラマメもと思って秋に蒔いてしまいました。
私の近所では、ソラマメの栽培は一般的ではなく、知り合いの農家に聞いても、「作ったことがない」という人ばかりで、暗中模索状態での栽培をしているところです。
さち
【関東】
2010/03/16(火) 17:33:40
埼玉南部ですが 今年は寒さが強く例年と比べて最初に出たものが寒さにやられ黄色くなり 取り除きました 側枝が元気に伸びて今咲き始めてます これからのそちらの温度の上下がわかりませんが こちらは1月の一番寒い時期でマイナス3度 上は5度くらいでしょうか 雪の下になった時も融けてくると元気に立ちあがり冬を乗り越えました
ただ雪が何日も続いた場合は どうなるかわかりません 又地に根をしっかり張っている状態ですので今から植え付けた場合の状態はすこしハンデがあると思います 出来ればビニールトンネルをして 今伸びているものがダメになっても 4月になって新しい芽が出てくると思います出ない品種もありました)ので試しに植え付けてみませんか 夜はビニールトンネルの上にコモを掛けると 少しは寒さが違うと思います
シンジ
【関東】
2010/03/16(火) 20:34:57
ソラマメは、苗が大きくなってから厳しい寒さに会うといたんでしまいます。 20〜30cmは少し育ちすぎかと思います。
朝の最低気温が不明なので、確かなことは言えないのですが、保温対策として、以下の方法でかなり寒さよけは出来ると思います。
・黒いマルチシートを敷く
・苗の上に白い不繊維の布を2枚に折ってかぶせる
・白い農業用ビニールでトンネルを作る。
シンジ
【関東】
2010/03/16(火) 20:36:57
訂正です
誤)白い農業用ビニール −> 正)透明なビニールトンネル
つくし
2010/03/18(木) 00:10:04
[[解決]]
皆さん、ありがとうございます。
やはり、皆さんの回答をみると、エンドウと同じように、小さいうちは耐寒性があり、大きくなると耐寒性が劣ってくるようです。
あと、ひと月ほど経てば、遅霜の心配はありますが、かなり暖かくなりますので、戸外に植えてみようと思います。
それまでは、このままの状態を維持できるようあまり暖かくならないようなところで、管理していきたいと思います。
次は、雪の降る少し前と、雪が消えてすぐに(戸外に)蒔いてみて、どちらがうまくいくか、自分なりに模索しようと思います。
皆さん、ありがとうございました。
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