桃の新枝について教えて下さい

[園芸相談センター]の過去ログです

桃太郎 【四国】 2009/05/25(月) 23:56:24
桃の実がピン球位の大きさになっているのですが、新枝がたくさん出てきて
50センチ程に伸びています。
風通しも悪く実に日光も当たりにくくなってしまいました。
すももの木も同じ状態になってしまいました。
この新枝を全部取ってしまうと来年は実が成らなくなってしまいますか?
これ以上樹を大きくしたくないのですが‥‥
どうすれば良いか教えて下さい。

りっこ 【関東】 2009/05/26(火) 01:53:56
桃の品種はなんでしょう。品種によって樹勢も違います。桃もスモモも今年出ている枝に来年の花芽ができますので全部撤去すると来年は開花結実はありません。ですから様子を見ながら適宜不要な新枝(上向きの徒長枝など)のみ撤去したり、摘芯したり、捻枝をして整います。これが夏剪定で7〜8月頃に行います。施肥もこの頃に切れるようにしないとこの先更に枝がでてくることになります。花芽は今年出た枝の下部のほうに付き上部は葉芽です。冬に上部の葉芽を2〜3芽残して切戻し剪定します。毎年この繰り返しということになります。50cm以上なら徒長枝となりそれ以上には開花しても結実しなくなります。扱いは枝から上向きについているときは夏に根元から撤去したりします。他の向きのときは先端部を摘芯して、近辺の枝のつき方などを見ながら(樹形を考慮する)判断することになるでしょう。
現在の樹高や樹齢どれくらいでしょうか。
スモモはかなり大きくなります。新枝はどんどん摘芯して小さな短果枝(15〜20cm程度)をつくると来年の結実も多くなります。これをしないと新種によって直立性のスモモは中が見えないくらい混み合います。ソルダムなら開張性なので比較的横に広がりますが...

桃太郎 2009/05/26(火) 23:12:38
りっこ様ありがとうございます
モモは4年スモモは5年になります。樹高は両方とも2.5メートル位です
品種は両方とも忘れてしまいました‥すみません(^_^;)
ももは8月の始め頃にならないと熟しません
すももは大きい物は5センチ位あり皮は赤黒く中はうすい黄色です
肥料は1度もやった事がありません。根元に畑の草や野菜の残りなどを
積んであります

りっこ 【関東】 2009/05/27(水) 21:21:44
品種をお忘れとのこと残念です。特殊な品種でなければそちらで8月上旬の収穫で自家結実性があるのは白鳳(大玉白鳳なども含む)、清水白桃、大久保などが知られています。スモモははやり自家結実性があるのはサンタローザではないかと推測します(果皮の色が少し違うようですが)。
あと株元に残渣を積まれているようですが害虫の住処となり非常に危険です。コガネムシの幼虫やときとしてカミキリムシ(鉄砲虫)などが通常は幹に穴を開けて産卵しますが草木にもします。できる限り取り除いたほうが賢明ですよ。鉄砲虫は枯れた木々にもあなをあけるからです。そこから生樹に移動することがよくあります。

桃太郎 2009/05/28(木) 01:15:18
よくわかりました。残渣は急いで取り除きます
ももの品種ですが白鳳と書いてあったような、かすかな記憶があります
新枝の撤去は7月まで待ったほうが良いですか?
50センチ以上伸びてるし今なら手で付け根から簡単に折れるので上向きの
枝だけでも撤去したいのですが‥‥
すももは摘芯ということは先端部だけ摘めばいいのでしょうか、こちらも
50センチ以上伸びているのですが

りっこ 【関東】 2009/05/28(木) 02:09:18
あくまでも樹形をみて本当に不要な枝でこれから伸びて1mになると推定するならそれは徒長枝と判断しますので基部から撤去してもかまいません。最終的には1果あたり実の大きさにもよりますが20〜30枚の葉があれば肥大に影響はないでしょう。でも葉も痛みますのでこの先の保険としてもたくさんの撤去はしないほうがいいでしょう。花芽ができる頃に50cm以下の長さの枝ができて花芽形成後には新枝の伸びが止まるように施肥をするのが翌年上手に実を成らすこつでおります。せっかく樹木などに蓄積した養分がすくなくなってしまうからです。
スモモは見回りながらドンドン摘芯したほうがいいです。50cm以上ならなおさらです。摘芯は先端部2cmほどを摘みますがその下を逆の手で押さえて利き手で上部を引っ張れば切り口に手を触れないで済みます。はさみは使用しないほうがいいですし、午前中にやれば夕方までには切り口は乾燥します。
それと桃もスモモも肥料をうまく与えると実も樹形もかなり大きくなります。実をたくさんつけるとやはり実も小さく甘みも薄れますので実の数も欲張らないことです。当方は成木で30個前後です。これとて何個がうまく口にはいるのかわかりません。くにか(植え付け7年目)という品種は450gにもなりますがたくさん実をつけると250gくらいです。標準は400g程度です。あと夢あさま(浅間白桃の枝代わりで自家結実性)や西王母がありやはり30個くらいづづ袋がけしています。今猛烈ないきおいで新枝もでています。先日の強風新枝も数本根元から折れたのがあります。取り去るのに脚立に上りながらの作業で大変です。3mほどになりましたので...(植え付け3年目です)ほかにも桃は15本ほどあり大玉白鳳は鉢植えですが6個ほど袋がけで肥大中です。

桃太郎 2009/05/28(木) 13:36:49
りっこ様はたくさんももをつくっておいでるのですね。それで、そんなに
ももに詳しいのですね。
3年目で3メートルにもなるんですね
うちのももは始めて実をつけた年に台風のような雨風にたたかれて中央部
のたくさん実をつけていた枝が1.5メートル位のころで2つに裂けて
折れてしまいました。それからは枝を横方向へ誘引して、できるだけ高く
ならないようにと思ってつくってきたのですが、桃の木のまわりには
スモモ、ネクタリン、グユミがあり、これ以上横へ広げるのも無理なので
なんとか今の樹の大きさを保ったまま育てられないかなと思ってるのですが
新枝を上へ向いて延ばすしかないでしょうか? 
とにかく台風の風をまともに受けるので、高くするとまた折れないかと心配
です。樹高が2.5メートルと書きましたが本体は2メートル位であとの
0.5メートルは新枝の高さです。
すももは急いで摘芯します。


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