桃の虫

[園芸相談センター]の過去ログです

エレナ 【近畿】 2009/05/24(日) 00:43:21
去年も失敗したのですが桃の実の袋がけについてですが
去年は今時分に袋をかけでっかくなって袋をはずすとほとんどすべてに
虫(幼虫)が入っていました。ほかの人に聞くと袋がけがへたくそではなく、かけるときに卵を産み付けているもんだっと言われました。そこで今年は2週間に1回くらいの割合で毛虫駆除剤を実にふりなるべく親が卵を海に来ないようにしてました(または幼虫がいれば死んでいると思い)。そして今日袋をかけようと思ったらもう虫が入っておりました。どうすれば虫を防げるのでしょうか 開花したら袋をかぶせるのでしょうか
また農家の人はどう防いでいるのでしょうか
ほかの人は桃は無理小さいし虫のエサになるだけといっていましたが
本で書いているように成功したいのですがむりかな 教えてください

りっこ 【関東】 2009/05/24(日) 02:44:06
虫が何か特定することが大事ですね。開花して結実し肥大が始まって1ケ月以内にやはり薬剤散布が必要なようです。専業農家はフェロモントラップで誘殺して防御することが多いです。推測ですが主な害虫はシンクイムシでナシヒメシンクイとモモノゴマダラノメイガが多く4月には前者が5月下旬ころには後者も発生します。ですから通常の袋がけの時期まで無農薬では被害は甚大になる可能性もあります。ほかにカメムシなどが果実に吸汁痕をのこして果実をだめにします。蛾の飛来ですから通常夜間にスミチオン乳剤の1000倍液を散布することで防ぐこともできるようです。
当方は意外にこれらのシンクイムシ類の被害はありません。アブラムシなどが見られたころにはスミチオン乳剤を散布しますし、キトサン溶液も散布します。副次的効果として防御効果があるのかもしれません。

カンナ 2009/05/24(日) 10:30:48
果樹のモモは農薬漬けを覚悟しないと食べられる大きさに育てるのは素人にはまずムリです。

産卵されないように薬を撒いても効果は3日くらしかありません。
産卵された卵が孵らないようにする薬もあるので
それを併用したほうがいいでしょう。

エレナ 2009/05/24(日) 16:05:23
ありがとうございます。モモノゴマダラノメイガと思います
ムシコナーズとかでは無理でしょうか

ガーデナ 【関東】 2009/05/26(火) 14:29:20
農家ではないのですが毎年おいしい桃を収穫できていますので私の栽培方法をお教え致します。特別な管理方法はやっていませんが必要な管理を必ず実施する事が大切です。虫が出てから殺虫剤、病気になってから殺菌剤では遅すぎます。関東地方ではアブラムシ、縮葉病、桃の実につく各種の虫と病原菌などが多く対策なしでは虫や菌の残りを人間が食べる事になってしまいます。我が家の桃はジャンボ白鳳という品種ですがお店で売っている桃よりずっと甘くておいしくなります。具体的には私は次のように管理しています。
1.石灰硫黄合剤の散布
 花の蕾が膨らむ直前の3月上旬に樹木全体に散布して越冬する害虫や雑菌を退治します。
2.スミチオン+オルトラン+ビスダイセン+ダイン混合液の散布
 出葉したらアブラムシと縮葉病対策の為若葉に対して散布します。実が付いてきたら実にもかけて害虫と病気を予防します。月に2度の割合で散布しますが縮葉病が落ち着く5月中旬からは実だけに散布します。
3.袋がけ前後の散布
 2の薬剤を実に散布し直後に袋掛けを行います。袋掛けが終わったら袋の上から薬剤を散布します。特に縛り口付近には念入りに散布します。
4.袋を外すまで
 2の薬剤を月に2回袋の外から実に散布します。収穫の一週間位まえに袋を外して日当たりを良くして色づきを良くします。

りっこ 【関東】 2009/05/26(火) 15:02:10
ガーデナさん当方とは少し違うようです。まず、オルトラン水和剤は桃には適用がありません。又、他の柿やブドウなどでも使用回数はスミチオンの6回以内に対してオルトラン水和剤の回数は半分です。あとビスダイセンは縮葉病はやはり発芽前ですし散布回数も3回以内です。若葉には効果はありませんが他の病気にはかなり有効な薬剤ですね。当方も桃は無農薬栽培は不可能と思いますが、薬剤散布の基本は適用薬剤であるとこと、使用回数と時期は必ず守ること(特に収穫前何日との注記など)と理解していますがどうでしょう。

ガーデナ 【関東】 2009/05/27(水) 06:49:05
りっこ様へ
オルトランは樹木のアザミウマの除去に対して5回以内の適用があります。使用目的の相違はあるとしても使用不可ではないように思いますが。
エレナ様へ
桃は花の蕾の段階で7割を摘蕾し着果したら2割を摘果するので果実になるのは1割と言われています。くれぐれも全部実にしようとは思わないことです。残す蕾や実は枝ぶりや位置によって管理しやすいものを選びます。小さいという言葉で思い出しましたので追記しました。


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