ほうれん草の連作障害について
そらまめ
2009/05/11(月) 11:51:00
小さな家庭菜園を作っています。
ほうれん草の連作障害を防ぐため1年以上は期間をあける、とよく書かれていますが、4月に植えたほうれん草が今月下旬にはなくなりそうです。そうした場合、その後にはほうれん草は植えてはいけない、ということなのでしょうか?
畝筋を10cmほど離せばまた植えることはできるのでしょうか?
mutin
【関東】
2009/05/11(月) 18:39:15
連作に耐えられるかどうかは、土壌によります。ほうれん草を連作すると土壌が窒素過多になってきます。腐葉土を入れ窒素を吸収して等ということも可能ですが、土があまりよく出来ていないようであれば、連作はやめたほうがよいです。
今の時期ですと、トウモロコシなど如何でしょうか? トウモロコシは土壌の栄養分を吸い取る力が大きいので、窒素過多になっている土壌もリセットしてくれます。
りっこ
【関東】
2009/05/12(火) 08:37:23
mutinさんがお書きの通りです。植えてもかまいませんがリスクを負うということです。連作障害が出たときの対処も難しいですよ。たとえばキャベツ農家では膨大な面積で連作をします。代替地があればいいのですが広大なので同じ場所で栽培せざるを得ない場合が多いようです。輪作ならばあまり出ない障害が発生し、殺菌剤や農薬を駆使して対処するのです。苗を植えつけてから収穫までおよそ40〜50回ほど散布します。家庭菜園ではそんなに農薬を散布しないでしょう。それにはやはり標準の植え付け年数の間隔を守ったほうが無難ということです。ほうれん草だけが野菜ではありませんからどんな菜園でも輪作計画をたててみてはどうでしょう。それでもお好きな野菜を連続して植えたいときはあるものです。当方はそのときはプランターを用います。他には40Lほどの土が入る野菜プランター12個もナス科、アブラナ科、アカザ科、キク科、イネ科などの野菜を輪作して連作防止をしています。小松菜でもホウレン草と同じように翌年が望ましいですが比較的連作障害は出にくいです。
どうしても同じ場所に植えたいときは連作障害が出にくい資材の投入ですね。珪酸系が入っている資材を入れ、有機質(腐葉土など)をたっぷり入れることです。
それと「10cm離せばどうか」というと小さなシャベルで掘り起こしても隣同士混ざり合いますので連作と同じことだと思います。
そらまめ
2009/05/12(火) 12:29:49
mutinさん、りっこさんありがとうございます。
本当にみなさんよくご存じですね。勉強になります。
小松菜の連作もよくないのですね。知りませんでした。
結局、同じ土壌には続けて同じものを植えない方がよい、ということなんですね。
今、この1週間ほど前まで小松菜が植わっていたところに、牛糞堆肥と苦土石灰を入れて2,3週間休める予定です。
この後に小松菜ではなくほうれん草だったら大丈夫なのでしょうか?
その逆でほうれん草の場所を同じようにして小松菜を植えるのは問題ないのでしょうか?
何か屁理屈を述べているようですが、教えてください。
mutin
【関東】
2009/05/12(火) 19:18:52
小松菜の後にほうれん草あるいは、その逆ならあまり問題ないと思いますが、場所によっては、この時期のほうれん草や小松菜は、少し作りにくいですね。
モロヘイヤとか、ちょっと遅いかもしれませんがリーフレタスなんかは如何でしょうか。虫が付きにくく育てやすいと私は思います。
ナスやトマトの苗も植え時ですね。
そらまめ
2009/05/14(木) 14:18:06
[[解決]]
mutinさん、再びありがとうございます。
小さい場所なのであれもこれもと思いましたが
ちょっと休ませることにします。
ありがとうございました。
野菜・家庭菜園用掲示板@園芸相談センター