いんげんの仕立て方
らいむ
【関東】
2009/05/04(月) 18:07:04
いつも画像掲示板でお世話になっています。
今年初めていんげんを蒔いたのですが、仕立て方で疑問があります。
手元の書籍ではつる無しは2本でつるありは1本と書いてあるものや、すべて2本となっているものなどさまざまです。
疑問に思っているのは...
・なぜマメ科は2本立ちなのか
・なぜつるありとつるなしで違う仕立て方を薦めるのか
・もしかしたら、結局何本でも大差ないのか…? などなど。
よろしくお願いします。
らん吉
【東北】
2009/05/04(月) 18:45:11
枝豆・手無しインゲン・手有りインゲン・私は全て2本立て。
多く収穫できるからの理由だけです。
シンジ
【関東】
2009/05/04(月) 20:03:42
1本仕立てと2本仕立ての差は、1株で収穫できるいんげんの量の差だと思います。 つるありの方が収量は多いです。 つるなしの方が必要とする栄養分が少ないので、2本仕立てが可能なのでは。 栽培するのはつるなしの方が支柱を立てない分手間は楽ですね。 収量を確保するための、手間をかけるのをいとわないかどうかではないでしょうか。
らいむ
2009/05/05(火) 16:09:23
アドバイス有難うございます。
重ねて伺いたいのですが、つるありの場合2本仕立てにすると、
収穫量が1本仕立ての倍になるっていうものでもないのでしょうか。
1株あたりの収穫量は、1本仕立てにしたほうが多いのですか?
シンジ
【関東】
2009/05/05(火) 21:10:49
つるありインゲンを1か所に2本育てたことはないので、どういうことになるのかはわかりませんが、野菜を育てる際、種類によって一定の間隔を保ち植えつけていると思います。 それは、根張りが十分に出来る間隔を取って、収量があがる効率の良い育て方をするためだと思います。
従って、どの野菜でも植え付け間隔を狭くすれば、育ちに影響して、収量が落ちる可能性は高くなるのではないでしょうか。
りっこ
【関東】
2009/05/05(火) 21:59:55
まったくの素人の私見ですがやはりそれなりの意味があるように思います。インゲンの茎はそんなに強くありません。ですからつる無しでは2本残して育てたほうがある程度の強風にも耐えられると思います。一方つるありは1本でも2本でもいいようで、ポット苗のときはある程度成長していますから1本でも植えつけて支柱やネットがあるので風には大丈夫でしょう。直蒔きのときは大根などと同じようにお互いが助け合って雨風に耐えれるように徐々に少なくして2本仕立てにするのが多いようです。収穫時期もつる無しに比べて長いので途中で折れたりしてももう一本で収穫できますし、シンジさんがいわれるように支柱での作業が1本づづより手間がかかりません。家庭菜園では本数も少ないですが専業農家ではかなりの重労働になるでしょう。
インゲンは葉も小さく又施肥の窒素量は通常のナスやトマト、キュウリなどの野菜よりかなり少なくて済みます。与えすぎると花落ちや実入りが悪くなります。これは豆科は窒素固定(空中窒素を根に取り入れて肥料を合成することができるからです)で少なくて済みます。ですからお互いの根で栄養分の取り合いがないので2本植えでも大丈夫なのでしょう。それなら3本ならどうかですがおそらく先人がいろいろ試されて複数植えなら2本が一番いいという結論になったと思います。上部も混み合いがなく収穫作業も2本単位での範囲ででき効率もいいですね。
又、元肥で窒素分が若干多い場合でも2本なら肥料過多も軽減できます。
当方は播種時は一穴に2粒しかいれません。ツルありモロッコインゲンの種は比較的効果ですし発芽不良はまず起こりません。そのまま2本で育てます。収量は1本より2本のほうが2倍に近くなりますが比較したことはありません。2倍前後で良いのではないでしょうか。
らいむ
2009/05/06(水) 09:34:49
[[解決]]
皆様、的確なアドバイスありがとうございました。
今はちょうど2本に間引いたところなので、
このまま2本仕立てで栽培してみます。
野菜・家庭菜園用掲示板@園芸相談センター