枯れススキ
エル
【北海道】
2009/03/05(木) 22:40:26
最近は稲わらも結構な値段で売っているようですが、同じイネ科のススキを堆肥作りに活用できないでしょうか?
1度、寒さ対策として「枯れススキ」を苗に掛けて効果があったように思います。その後細かく切って冬に畑にすきこみました
農協でイネ科の物を漉き込むと畑に良いと聞きましたが稲わらやもみ殻が手に入らなくてそれらの代用として考えても良いのでしょうか?
ばんざいうさぎ
【北海道】
2009/03/07(土) 23:37:25
ススキやアシは硬質植物で、これらを堆肥化するにはもみ殻堆肥の作り方に準ずるとか。合掌造りの家の茅葺き屋根に使うくらいのものですから簡単には分解されません。トウモロコシの茎よりも分解しにくいのですから普通の堆肥の作り方だと熟成に時間がかかりすぎる様ですね。ですので手軽な堆肥材料と考えてだと使わない方が良いとされている方もおられます
私も一度使えるものかを調べてみましたが、そのような理由の他に一応稔性は低いとされていますがススキの種が堆肥に混ざってしまった時のことを考えると心配で結局使うのはやめました。ススキやアシの種は堆肥や土の中でも生きていていつのまにか畑で芽吹いてしまうと地下茎でどんどん周りに伸びて行ってしまい、見逃しているうちには駆除するのがかなり大変になるおそれがあります。それなら用心にいちいち一本づつ穂を取り除くのも手間がかかりますし、堆肥は別にわざわざ稲わらを用意して使わずともそこらに生えているイネ科雑草の穂が出てこないうちに採ってきたり抜いたりを一度天日で完全に乾燥させてから堆肥の材料として入れれば良いだけのことですし。ちなみにうちでは堆肥に稲わらを使った事は一度もありませんが、コンポスト容器を使用して植物性残さと土と堆肥化促進剤を入れて定期的にかき混ぜておけばいつも良い堆肥が作れます。種の付いていないもの、病害虫の付いていないものなら、(堆肥に向かない種類の落ち葉やオレンジやタマネギの皮、動物性残さは避けて)何でも、野菜クズも落ち葉も軽く水分を飛ばしてからどんどん入れていきます
結論としてはススキやアシは、もみ殻の様な堆肥化の遅いものの代用には使えるけれど、稲わらの代用として考えてしまう事は出来ないというところでしょうか
マルチングとして寒さ対策には使えますが、堆肥として使うにはもみ殻堆肥の方法で出来上がりの時期を考えず気長に完熟を待つのなら使えるというところでしょうね
エル
【北海道】
2009/03/07(土) 23:53:19
[[解決]]
ばんざいうさぎさんありがとうございます。すすきを刈ったときの感覚は硬いでした。やはり堆肥には時間がかかったり等で駄目なのですね。
周りにすすきがたくさん生えている物ですからこれを利用してと考えていましたが止める事にします。
落ち葉や残渣で堆肥を作ってみます
家庭菜園生活
2009/03/07(土) 23:59:02
枯れススキはよく燃えますから、灰にして撒くのがよいということですね。
エル
【北海道】
[URL:灰]
2009/03/08(日) 20:26:06
そうですね。
雪解けとともに家庭菜園野の始動開始ですから灰にして畑にまいてみます。
ありがとうございます
野菜・家庭菜園用掲示板@園芸相談センター