生ゴミ堆肥の作り方

[園芸相談センター]の過去ログです

りっぷ 【四国】 2008/10/28(火) 21:07:19
畑作り初心者です。生ゴミから堆肥を作ろうとしていますが、上手くできません。生ゴミ処理バケツでは、悪臭と虫がわくので、先日からは、庭の片隅に、ブロックで囲いをして、毎日出る生ゴミにボカシをまぜたモノを投入して、土と一緒にまぜています。ある程度たまったら、板でふたをして、そのまま放置して次の囲いにまた生ゴミを投入しています。このやり方で数週間したら堆肥ができると思うのですが、これでいいのでしょうか。アドバイスあればお願いします。

ばんざいうさぎ 2008/10/29(水) 12:53:19
ブロックでの囲いというのはどなたから教わった方法でしょうか?
家庭で行う堆肥に使うのには通気性が悪いと感じますが・・・
腐敗や虫がわくというのは嫌気性菌類が増えてしまい腐敗して匂いが虫を寄せ付けるという事です。通気性の良い環境で定期的に掘り混ぜて新たな空気を補給してあげねば腐ってしまうのはあたりまえで土を腐らせているだけ。それは畑には使えません

まず堆肥には動物性の残さはできるだけ使わないこと(腐敗菌が増えやすい)、土の他に藁や雑草を刈り取ったものや落ち葉、抜いた根つき雑草は乾燥させてから混ぜるなど有機物を沢山補給してやり、生ゴミを混ぜる数回に一度は発酵促進剤やEM菌のぼかしなどを混ぜてあげる(あれば米ぬかなどを少量入れるのも良い)
これをたびたび掘って切り戻し空気を入れてあげて、通気性の良い囲い(板や角材、金網や特大のゴミバケツの底と横に穴を沢山あけたものや家庭用コンポスト容器)に入れては混ぜます

そうするとミミズや微細昆虫、バクテリアなど好気菌類が殖えて、それらが数か月かけて堆肥に作り上げていきます
ですので数週間で堆肥にするのは早すぎて未熟です。それを畑に鋤きこめば地中で再発酵が起きてしまい、作物の根を痛め生育が阻害されます
これからの寒い時期はもっと発酵具合が遅くなります
堆肥は積み終わってからも定期的に掘ってかき混ぜて寝かせ数か月から半年置かなくてはできません

堆肥ができる仕組みを御理解していないようですので、本屋で園芸コーナーに行き数冊堆肥や土についての本を見て、そのなかでわかりやすいのを一冊購入なさって手元に置き読んでみてください

堆肥というのは肥料と違い、しょうゆや味噌や漬物のように菌による発酵で作り上げる生き物が作ってくれるものなのです。そのまま放置していては腐ってしまうのが当たり前で、その状態のものは畑に混ぜても作物には良い影響をあたえません。完熟した良い堆肥は土の良い香りがしてミミズや微細昆虫がたくさんいます

定期的な世話と菌にとって快適な環境を考えて整えてあげればよい堆肥が作れるようになりますよ

らん吉 【東北】 2008/10/29(水) 16:10:09
生ゴミで堆肥を作るのは大変な事です。
私も出すゴミをなるべく少なくしたいと市役所から補助金を頂き生ゴミ用のコンポスト(100L以上)を使用してましたがちょっとした隙間から蝿が入りひどい目に遭いました。
畑の残渣は入れて駄目だといわれましたが台所からの生ゴミを入れるのはやめました。
今はEM用の小さいバケツで発酵させてから畑に入れて土をかけています。

りっぷ 【四国】 2008/10/29(水) 22:12:46
ばんざいうさぎさん、らん吉さん、ご返答ありがとうございます。堆肥作りの本も少しは読み、講演会でも大感動を受けて、ぜひとも生ゴミは自分で処理して、いい土を作りたいと願っておるものです。しかし、近所に普通の野菜作りの先生はいますが、生ゴミ堆肥は作ってないので、細かいことをたずねる先生がいないのです。これからもひとつひとつ解決していきたいのでよろしくです。さて、私もコンポスト2台を私の小さな畑に設置しております。この夏はうじがわいて、中身はどろっとしたものになってしまいました。お二人のお話から察するに、つまりコンポストには、よく乾燥した残渣とか、生ゴミでもよく乾燥させてから入れ、土や葉っぱなども、想像以上にたくさん入れて、なおかつ必死でかき混ぜる、、、これをやらないとだめなのですね?

moat 【近畿】 2008/10/31(金) 18:16:18
畑は自宅の近くでしょうか?
近くであれば毎日出る生ごみは穴を掘って直接畑で分解させるほうが効率的です。
ボカシをお使いのようですがEMのボカシでしょうか?
であれば通路に穴を掘り、穴の底面一面にEMボカシを撒きますそのうえに水を切った生ごみを入れEMボカシを撒き生ごみと混ぜます、さらにEMボカシをふりかけ、土で埋め戻します。
以上を毎日少しずつ位置をずらし埋めて行きます、夏ですと1週間位で分解され卵の殻や玉ねぎの皮のように分解のしにくいもの以外は跡形もなく消えてしまいます。気温が下がると分解は遅くなり、今頃ですと焼く影通らい必要かと思います。

りっぷ 【四国】 2008/10/31(金) 22:15:41
moatさん、とても希望の持てるご指導、ありがとうございます。私の使っているのは、EM発酵資材(生ゴミ処理用)と書いてあります。1`200円で、見た目は籾殻とぬかを混ぜたような感じです。これでいいのですよね??ほんとに夏ですと、1週間くらいで跡形もなく野菜くずが消えてしまうのでしょうか???やっと夏が終わった暑い四国ですが、早く来年の夏に試したくて仕方ありません!「、、、、今頃ですと焼く影通らい必要かと思います。、、、、」ってこれは、今頃だと1カ月くらいかかると書かれてあると解釈していいですか?それで、1週間ないし1カ月で生ゴミが消えてしまったら、その土はどうしたらいいですか?やはり、野菜達に使うにはもう少しの期間、畑におく方がいいでしょうか。それとも他の土とも混ぜたら、すぐに野菜の植え付けに使えるでしょうか?

のら 【北陸】 [URL:http://hey.asablo.jp/blog/] 2008/10/31(金) 22:27:37
生ごみ処理バケツ2つとコンポスター2つで生ごみの処理をしています。処理バケツといっても灯油用のポリタンクの上部をカッターで切断して取り去り、底はドリルで穴を開けて鉢底石を入れ市販の園芸用土を入れるだけの簡素なシステムですが、気温が高い5-10月の半年間は充分使えます。
コンポスターは冬用で、気温が低くバケツでの処理ができない時に多く利用します。当地よりも気温の高い四国ならバケツの使用期間はもっと長くなると思います。
バケツの具体的な使い方は下記アドレスをご覧ください。
http://eco.tut.ac.jp/~bac/03_spcorner/namagomi/housiki.html

わが家では生ごみでも腐った物や土壌菌が分解しにくい物(ミカンの皮・筍の外皮など)、排水口に溜めた雑菌の多いごみなどは堆肥化しないで燃えるごみに出します。つまり、生ごみを100%堆肥化しないで分別して処理しています。

moat 【近畿】 2008/11/01(土) 12:12:50
(生ゴミ処理用)でOKです、1週間ないし1カ月で生ゴミが消えてしまったら、その土は他の土とも混ぜたら、すぐに野菜の植え付けに使えます、苗を植えるのは良いですが、種まきはその上に3cm位覆土してやる方が安全です、EMの乳酸菌が種をボカシて発芽しなくなります。
根菜以外は生ごみが残っていても特に問題ありません。
肥料用のボカシをご自分でお作りに成ると良いですよ、生ごみにも使えます。

りっぷ 2008/11/03(月) 18:20:10
のらさん、moatさん、ご助言ありがとうございます。のらさんの自作生ゴミ処理バケツ、すごいですね、農学関係の論文かなにかの一部でしょうか?
専門的で、私には難解な部分もありました(^_^;)
最後にコンポストの使い方について易しく教えていただきたいのですが、私は、ウジをわかせてしまいます。また、コンポストを引っこ抜いて、混ぜてみるのですが、残渣のカタチがなかなか消えません。色が濃紺で、泥みたいな(?)のもあります。コンポストの下部には、小さな扉があって、そこからふかふかの堆肥を取り出せる、なんて広告には書いてありますが、どうしたらそんなになるのでしょう?

のら 【北陸】 [URL:http://hey.asablo.jp/blog/] 2008/11/04(火) 11:54:49
りっぷさん、こんにちは。
説明不足でしたが、紹介したサイトは豊橋技術科学大学 エコロジー工学系・平石研究室の特別コーナー「生ゴミ処理の実際」のページです。この方法ですと天気の良い夏場はスイカ・メロンの皮、エダマメの鞘などは3日で影も形もなくなり完全処理できます。臭いや虫の発生はほとんどありません。

コンポスター使用時のうじ発生については未経験ですが、生ごみがある程度溜まったら必ずごみが見えなくなるまで庭土を入れることと、投入時に腐敗物や雑菌の多い生ごみ、動物性の生ごみなどを大量に入れないようにすればトラブルの発生を低く抑えることができると思います。

私の場合コンポスターが2個ありますから、1個がいっぱいになってしばらく置いたら天地返しを兼ねて別のコンポスターに移します。先日生ごみ堆肥を使い切って1個が空っぽになったので、ごみの引越しを始めたところです。コンポスター使用では比較的長いサイクルで堆肥化しています。

pinetree 【九州】 2008/11/04(火) 19:02:13
 ご存じかも知れませんが,堆肥の発酵は大きく分けて「好気性発酵」と「嫌気性発酵」があり,それぞれで有機物の分解に関与する菌や微生物が異なります。キーワードで検索してみてください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC

 私は,枯れ草や木材チップなどとチッソ肥料を使った好気性発酵の堆肥作りしか行いませんが,実家でのコンポストの様子などから思うに,生ゴミコンポストは嫌気性発酵,もしくは好気性発酵との中間型になりやすいのではないでしょうか。特に水分が多すぎると悪臭もしますし,虫もわきやすくなります。

 ワラや枯れ草などと石灰窒素を使った好気性型の堆肥作りでは,夏場でしたら内部温度は簡単に60℃を超えます。このような状態なら
>数週間したら堆肥ができる
と思いますが,嫌気性発酵の状態になればそんなに短時間では熟成は難しいでしょう。すでにお解りのようですが,特に,土壌水分が問題で,水が滲むような生ゴミでは,嫌気性発酵になり悪臭もしますしアメリカミズバエなどの虫も発生しやすくなります。

 質問の最初にあるようなブロック囲いでの堆肥作りは好気性発酵ですので,多分,ポイントは
1 生ゴミは可能な限り水を切り,多量に入れない
2 水分調整に枯れ草やワラなどの炭素率の高いものを入れる
3 最初に発酵に要する菌類を十分に加えておく
  原料を追加する場合,土や熟成した堆肥などを薄く加え,菌類を補充する
4 発酵が思わしくなかったり枯れ草などが多い場合,石灰窒素などを加える
  石灰窒素は,虫がわいた場合も有効です
5 好気性発酵が進み発熱が始まると水分を多少含んだ生ゴミでも乾燥しますが,乾燥しすぎると発酵が止まるので軽く散水します

 生ゴミ処理を中心に考えると,好気性発酵は難しいかも知れませんね。らん吉さんやのらさんがお書きのように,ある程度分別するか,微好気性発酵のEM菌を使った処理を併用すべきかとも思います。

http://www.cacn.jp/technology/qa_pdf/Q5-11.pdf
http://3098.pr.arena.ne.jp/ecorisa/sogo_new/sigen/nama_ochiba/3-1-b.pdf

 なお,下のpdfにある「微生物を供給できるもの」とは,EM菌や堆肥,腐葉土,土などで,発酵に必要な微生物を一気に増やすためのスターターのことです。
 材料やスターター、温度などの条件さえ合えば意外と簡単だと思うのですが,水分などの条件が一つでも外れると途端に難しくなります。多分,生ゴミの含水量だと思いますが,制限要因を探し出せれば対策は自ずと見えるはずです。

りっぷ 【四国】 2008/11/09(日) 11:22:14
のらさん、pinetreeさん、ご指導ありがとうございます。このサイトで少し勉強したつもりで、コンポストには、畑の土を入れて、生ゴミを覆っておきましたところ、土の水分が過剰だったのでしょうか、、、、隠れていたらしいウジ達が、現在、サナギ(?)みたいになって、30匹くらいコンポストの外側の上部に張り付いております。軽くねじって閉めるコンポストのふたの隙間から出てくるのでしょうか?やつらも成長して子孫を作るのに必死なのでしょうか。私にとっては、ショックで、少しオソロシイ光景です。コンポストには、本当に十分乾いたものしか入れてはいけないのでしょうね。

りっこ 【関東】 2008/11/09(日) 21:42:27
コンポスターの上蓋は隙間があるので不織布などをかぶせて隙間をなくしてから閉めます。十分に乾いた物の投入だけでは堆肥はできませんから難しいところです。当方はコンポスターは2個保有していますが生ゴミは生ゴミ乾燥器で処理しています。それ故コンポスターにはウサギの残渣、籾殻、乾燥生ゴミ、米ぬかなどさらにVS菌をいれ水をかけて堆肥をつくります。もう一つはVS菌のかわりにカルスNCR(嫌気性微生物資材)をいれてつくります(これには石灰窒素は使用できません)。後者は熱がでませんし切り返しが不要なので楽です。お陰で以前家の中でハエが入り込むのが多くて悩んでいましたがいまはほとんど見かけなくなりました。(家の台所にはハエトリリボンを3本くらいぶら下げていました)コンポスターは置き場所は家から10m以上は離れていますが...他にバケツ上のようなもので下にコックがついて生ゴミを投入ぼかしをいれて液肥を利用したりすることが出来る容器も2個ありますが今では面倒で使用していません。当方では以前コンポスターの購入に役所の助成金がありましたが、生ゴミ乾燥器にのみ2万円の補助に変更となり購入、深夜電力で処理しています。地面に穴を掘っての生ゴミ投入から初め、いろいろ試行してやはり生ゴミ乾燥処理が一番楽で効果が大です。

pinetree 【九州】 2008/11/10(月) 18:52:53
>コンポストには、本当に十分乾いたものしか入れてはいけないのでしょうね
 りっこさんがお書きですが,一番のポイントは水分調整です。乾燥させたものだけでは,発酵は始まりません。あと,スターター,温度ですかね。
 水分に関しては,先に挙げたアドレスにも有りますが,好気性発酵の場合は,水分50〜60%です。どうしても水気を含んだ生ゴミを使いたい場合は,生ゴミと同じ重さのワラや枯れ草などの乾燥物を加えるべきではないでしょうか。
 基本的な作り方は以下なども参考になるでしょう。
http://www.city.kobe.jp/cityoffice/24/sosiki/genri/namagomi/index.html

 個人的な考え方で押しつけるつもりはありませんが,コンポストに湧く虫も,分解に関与する微生物,小動物の一つではないでしょうか。「ミミズなら良くて,○じはダメ」な気持ちが理解できないわけではありませんが,アメリカミズバエなどは,水分が多い状態でも効率的に分解してくれる有能な働き手だと思います。ただ,好んで使いたいとは思いませんけど・・・

 好気性発酵を目指しながらも虫が湧いてしまったら,上記のアドレスにも書かれていますが,石灰窒素などを使われたらいかがですか。
 石灰窒素は肥料,農薬,除草剤としての登録を持っており,チッソ成分は緩行性で,炭素率の高い材料を用いた堆肥作りに使います。コンポストだと発生した上からコップ一すくい程度を撒きます。多量に使うと石灰や窒素の過多につながります,また,アルカリ性で目や皮膚を刺激しますので,ご注意ください。
http://lib.ruralnet.or.jp/nouyaku/mo_nmn.htm#S【セ】 

りっぷ 【四国】 2008/11/10(月) 22:09:28
りっこさん、pinetreeさん、ありがとうございます。m(_ _)m。私も生ゴミを自分で処理したいと思い立ったとき、生ゴミ処理機にしようか迷った結果、市の半額助成を受けてコンポスト2台購入したのですが、今やこのように失敗を繰り返しているわけです(>_<) やはり、主婦として、毎日出る生ゴミ処理が一つめの課題ですので、生ゴミ乾燥機は必需品のようですね。早速購入します。ただ、同じ年度に、2回も助成が受けられるかどうか、調べてみないと、、、。それと、生ゴミ処理機でできた乾燥堆肥は未熟だということですが、土に混ぜてからどのくらいの期間で安心な堆肥になりますか?
次に、コンポストの問題ですが、カルスNCRのことは初めて聞きました。すごい微生物資材のようですね。期待大です。ネット検索してみましたが、これはやはりその会社から直接通販してもらうんですか?コンポストにただ放りこめばいいんですね?でも、値段が高そうですね。その時は、pinetreeさんに教えてもらった神戸市のゴミ処理のHPを見て、石灰窒素でやってみたらいいですね。すっかり勉強になり、希望も見えて来ました。(^_^)v 解決まであと一歩のような気がします。それまで皆さんもう少しご指導お願いします。

りっこ 【関東】 2008/11/10(月) 23:27:41
生ゴミ乾燥処理物を堆肥かるすには袋に同容量程度の腐葉土をまぜて袋に入れ湿らす程度に散水して口をしめて袋に適当に小穴をあけて日陰で夏は1月、冬は3ケ月で出来ると説明書に明記してあります。

当方は面倒なのでコンポスターに入れたり、直接地面に入れて米ぬか、雑草、等と混ぜてカルスNCRで処理し10日ほどおいて苗植えや種まきをしています。堆肥代わりには直接使用は出来ません。途中で醗酵するからです。

当方も以前はコンポスター2個までは助成金の対象でしたので2個目を購入して申請に出向いたら条例がかわり生ゴミ乾燥処理機の助成に変更となっていたので購入しました。一度に2.5kgが処理できるタイプです。いまはメーカーも改良して3kgのタイプになっているようです。カルスNCRは1kgと10kgがあり10kgは送料無料で対応するようです。当方は1kgを3個ほど別の販売店から入手しました。使いがってがよいので来春は10kgを直接購入の予定です。

今年トマト、キュウリの跡地に作物残渣、雑草、乾燥処理物、ウサギの残渣を混ぜて使用し、15日ほど経て高菜播種し現在10cmほどびっしり成長しています。臭いは全然しません。10個ほどの野菜プランターも全部同じようなやり方で土も再生しています。

りっぷ 2008/11/11(火) 20:53:50
我ながら、ものわかりが悪く、しつこいとは思いつつ、せっかくの機会ですので、さらに質問及び確認をさせていただきますね。
○ 生ゴミ乾燥機で処理したものは、土や、ボカシ等混ぜてさらに何日か熟成させたら、普通の土のように使えるのでしょうか。それとも濃縮堆肥みたいになっていて、さらに普通の土と混ぜて使った方がいいのでしょうか。
○ コンポストには、野菜の残渣、乾燥生ゴミ、畑の土等を配合を見ながら入れる。そしてカルスNCRは、上からふりかける。上からふりかけるだけでよいのでしょうか。本当に、混ぜ返したりしなくていいのでしょうか?割合はどのくらい入れたらいいのでしょうか。
○ 夏野菜のおくらや、枝豆の茎はものすごく固くなって、木みたいになりますよね。コンポストの処理能力を超えると思います。なので、畑の隅で良く乾燥させ、燃やして、その灰を畑にすきこむ、これでいいでしょうか。
基本的な質問ですみません。ここまで面倒見ていただいたついでに、どうかお答え、ヨロシクお願いしますm(_ _)m

りっこ 【関東】 2008/11/11(火) 21:37:57
生ゴミ乾燥処理後の土壌への投入はカルスNCR以外はいずれにしても醗酵過程があるので気候などもあり一概にいつとはいえないでしょう。なにも混ぜなくても通路に穴を掘って埋めておいてもいいですよ。菜園の回りで1mほど離せばおなじように穴をほって埋めておいてもやがて堆肥になっているでしょう。
カルスNCRを用いたときは土壌であれコンポスターであれ混ぜ合わせなければ駄目です。土壌ではすべてをすきこむことが大事です。上にぱらぱらとまくだけでは菌は死滅します。一度漉き込んでしまえば跡の処理が不要ということです(後処理の切り返しが不要というだけです)。使用する量は10坪なら2〜3kg、プランターなら5%程度で十分です。野菜残渣は当方は全部すきこんでいます、トウモロコシの根も茎も3〜5cmほどにして入れています。勿論燃やして灰にして大量でなければ土壌phもきにしないでばらまくとこもあります。プルーべりーなどの酸性をこのむ鉢への使用は止めてください。カルスNCRは菌の食料を入れなければ駄目です。これが米ぬかです。もしなけば硫安などが必要ですよ。10日以上あけるのは菌が繁殖している期間が必要なのです。そこに野菜苗などを定植するには再度元肥は必ず入れないと窒素不足になります。コンポスターでの利用はモミがらや大量にたまった生ゴミ乾燥処理物、米ぬか、ウサギ残渣を使用して一度に満杯になるほどの材料を用いて堆肥をつくります。ですから毎日の生ゴミのときはカルスNCRは手間がかかりすぎると思います。このときは好気性発酵資材を用いたほうが簡単ですね。

りっぷ 【四国】 2008/11/12(水) 22:52:26
[[解決]]
今回、質問に答えてくださった皆々様、本当にありがとうございました。最後に至りまして「切り返し不要」という専門用語を、勝手に、土と混ぜないで上からふりかけるだけでかまわないんだ、とまちがって解釈していたことに気づきました。そんな、「ご飯はふりかけでおいしくなる!」みたいな便利な薬があるわけないですよね。土は十分混ぜ返してやることが必要なんですね!このサイトはすばらしいですね。双方向性があって、疑問点は何度でも聞き返す事ができるので、大変助かりました。これからもお世話になることと思います。皆さん、本当にありがとうございました!


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