イチジクの夏果、秋果?
ナイン
2008/07/30(水) 15:37:51
イチジクの2期生りは、「春果、夏果」なのか「夏果、秋果」なのかどちらが正しいのでしょう。どちらも使われているようで、夏果と書いてあった場合「サキ生り」か「アト生り」か解からないときがあります。
私感では「夏果、秋果」の記載が多いと思うのですが、実際に育ててみると「春果、夏果」のほうが的確な表現のような気もします。
熟して食べられる季節がいつかということなのでしょうが、栽培地域によって季節のズレもあるでしょうし、私の育てているバナーネは「アト生り」の後にもう1回さらに小さいのが少しだけ実ります。「春果、夏果、秋果」?の3回です。よって、通常の場合は「春果、夏果」と呼んだほうがいいと思うのですが……。(3回目の秋果はもしかすると、天候の加減により次春に実るものが早まったものかもしれません)
りっこ
【関東】
2008/07/30(水) 15:48:03
イチジクは多くの皆さんが育てていると思います。まずお住まいと栽培環境を書かれてはどうでしょう。九州と関東、東北では気候がかなり違います。又、実際に収穫されたのは何月頃でしょう。
ナイン
【近畿】
2008/07/30(水) 17:49:26
スイマセン!近畿地方の日本海側で陽当りの良い所に地植え、挿し木の6年目です。3回目が採れた話はこの際無視して頂いて、サキ生りは春果というのか夏果というのか教えて下さい。
もしかすると、その地方(採れる季節)によって呼び名が変るということなんでしょうか?
りっこ
【関東】
2008/07/30(水) 18:21:00
まず春果というのは当方は聞いたことがありません。当方も露地植え8本、鉢植え2本で7品種ほど育てています。2期生りは通常夏果、秋果で表現します。ご存知のように夏果は秋に出来た花芽が翌春に肥大し開花結実したものです。ですから収穫は6月ころから7月中旬ころまでです。秋果も品種により中生、晩生などがありますので8月中旬ころからの収穫となります。「サキ生り」、「アト生り」というのも初めてききましたが字句から判断するとサキ生りは夏果を意味していると思います。
あと夏果の花芽はその年に伸びた新梢に出来る花芽で混合花芽ではありません。冬季にこの花芽と混合花芽を残して剪定すると花芽が開花して結実、夏果となり、一方混合花芽はそこから春に新梢がでて葉腋に花芽ができ開花、結実して秋果となります。
ご存知のようにイチジクは全部が一度に収穫できるわけではありません。1日に1個完熟するのでイチジクとも言われているのです。それで遅い時期にはまだ小さな実で残ってしまうのがあります。時としてこれが越冬して春に大きくなることもあります。これはあくまでも秋果のなごりで春果ではありません。
タネツギ
【関東】
[URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/]
2008/07/30(水) 21:39:15
>小さな実で残って…これが越冬して春に大きくなることもあります。
>これはあくまでも秋果のなごりで
これを夏果と呼ぶと理解してきました。
『イチジク』大野敏朗著p.77など。
春果・夏果と記しているサイトがあったので、メールで知らせ、訂正されました。
ナイン
2008/07/31(木) 10:42:15
[[解決]]
なんだかイチジクってややこしいやつですね。
要するに、前の年に延びた枝に春着く実を夏果、今年延びた新枝に春から夏にかけて着く実を秋果と呼ぶ、ということですね。
3回実が着いたというのは、秋に桜が咲くような天候のいたずらによる産物だったのかもしれません。(でも2年も続けてなんです……)
タネツギ
【関東】
[URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/]
2008/07/31(木) 13:36:14
解決後ですが。
>イチジクってややこしいやつですね
例えば、summer fruitsの訳が夏果でしょう。夏の果物です。食べられる時期で区分している方が、生産者・消費者にとって共通理解しやすいと思いませんか。
>3回実が着いたというのは、秋に桜が咲くような
晩秋までに取れれば秋果、越冬すれば夏果になります。若木で結実数が少なかったので間が空いた、という感じかも知れません。秋の返り咲きは、病害虫で初秋までに葉を失った部分に、よく見られます。
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