そろそろ枝豆に農薬

[園芸相談センター]の過去ログです

トシキオ 2008/06/30(月) 09:59:21
丈が5−6cmになった時、葉が(硬い所)が黄色くなって取りましたが、これは病気ですか?化成肥料を撒いたのですが・・・・。
まだ農薬は散布してません。農薬は家庭園芸用スミチオン乳剤です。
散布する前は、普通のマスク、ゴム手袋、ビニール手袋でも大丈夫ですか?昨日、雨が降って、葉が乾く夕方に散布するのですか?
散布は、1回だけですか?又、以前に、土寄せをしましたが、空気が入るように、サヤが生えるまでに土寄せをした方がいいのですか?

cactus 2008/06/30(月) 19:19:00
追い肥をするのは開花し始めた時で、肥料の施しを背丈で決めないで下
さい。植えつける前の土壌作りの時に元肥として1回、開花し始めた時
に追い肥で1回で与えます。与える時期は決まっています。

葉が黄色くなるだけでは分かりません。葉は収穫が終わるまで緑のまま
って事はなく、生長するつれ下葉から枯れ落ちてしまいます。
全体が萎れて枯れるのであれば萎凋(イチョウ)病、葉裏に黄色い斑点
が出来るのであればベト病などが考えられます。

害虫の場合は殺虫剤、病気の場合は殺菌剤を散布すると覚えて下さい。
葉裏や茎などを観察して、虫が居なければ病気か自然落葉と考えます。
スミチオン乳剤は一般的に良く使われる殺虫剤ですが、適応する害虫と
してアブラムシ、グンバイムシ、カイガラムシ、ケムシ、ハマキムシ、
ミノムシ、スリップス、ヨトウムシ、テントウムシダマシ、コガネムシ
、エカキムシ、に有効と言われています。ただしエダマメに作物登録が
されていないと、スミチオン乳剤を使用する事は出来ません。
まずは発生した原因を調べ、病気か害虫か自然なのかを確かめるように
して下さい。自己判断による薬剤使用は、植物を枯らせる原因になりま
す。薬害を起こさせないためにも、調べる事が大切です。

下記に書く事は今回の枝豆に関しての事ではなく、薬剤の使用に関して
簡単に説明をしています。現在の原因が判明していませんから、この事
が枝豆に関してとは思われないで下さい。

薬剤散布時の服装ですが、普通のマスクでは人体に薬害を起こします。
薬剤散布に適応する防毒マスクが適しています。
ビニール手袋の種類によっては、薬剤の成分により溶ける事があります
から、厚めのゴム手袋を使用された方がいいですね。目を薬剤から守る
防護メガネも必要です。出来れば雨カッパを着た方が安全です。

薬剤を散布する時ですが、薬剤散布は出来るだけ朝方の風が吹いていな
い時間帯に行います。薬剤が乾くまで1〜2時間程度必要で、午後から
雨が降りそうな時は薬剤に展着剤を混ぜます。展着剤は薬剤が雨で流れ
ないようにするための一種の糊です。展着剤を混ぜた薬剤が乾けば、雨
が降っても大丈夫で、薬剤効果が半減する事はありません。
基本的には1週間から10日おきに2〜3回ほど薬剤散布を行います。
2〜3回ほど散布をして効果が出ない時は、使用中の薬剤使用を止め、
別の有効な薬剤を使用します。ただし10日程度は空けて下さい。

シンジ 【関東】 2008/06/30(月) 22:26:10
○殺虫剤の散布について
極力殺虫回数は少なくしたいところですが、次に時期は最低限必要かと思います。
 ・株が大きくなると、2から3mm位のカナブンに似た小さい虫がビッチリたかることがあります。 これも出来れば手で取ります。(私は手でひねりつぶしています) 株数が多い場合、取る手間が大変なので散布します。 1回まけば大体駆除できます。 
 ・花が咲き終わり、小さな莢が出来た頃に、莢に1回散布します。 これをしないと、枝豆の収穫時期には、枝豆の莢の中に虫が結構入り込んで食害しています。はじめは気がつかないで、食べる頃になってがっかりしていました。又、この時期の水やりの管理が、収穫量を左右するので、十分な水やりを忘れないようしてください。 乾燥させるのは禁物です。 

殺虫剤の散布するタイミングですが、葉が多少濡れていても平気ですが、せっかく散布後雨で流されては、薬効も薄くなるので、散布後2から3日雨が降らない頃を見計らって撒きます。 私は野菜栽培には、展着剤をつければ薬効期間が長くなるのはわかっていますが、利用していません。 

散布する時は、書かれた格好でも良いと思います。ただ、散布した薬が自分にかからないように、風の川上に立つことです。 風向きが変わることもあるので注意が必要です。 散布し終わったら、体についた薬を取るために、うがい・顔・手洗いはかかせません。

○土寄せについて
  花の咲くころに倒伏防止のために1回やります。 


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