不知火の根腐れ

[園芸相談センター]の過去ログです

どかべんを思い出す 【東海】 2008/05/04(日) 01:08:14
昨年秋に買った不知火の苗(鉢植え)を地植えにしようとしたら、細い根がほとんどありませんでした。買った直後に大き目の鉢に植えたときは、いっぱい根があったのに。
先日、くん炭を多目にすき込んで地植えにしましたが、新芽が出ていません。
見守る以外に手はないのでしょうか。葉が沢山あるため逆に根からの水分吸収が追いつかなくなる恐れがあるようにも考えられるので、葉、枝を少し切った方が良いのでしょうか。

cactus 2008/05/05(月) 00:19:25
どうしてクン炭を使われたのでしょうか。排水性や通気性の悪い土壌だ
からでしょうか。一般的には堆肥や腐葉土を多めに入れるのですが。
クン炭では腐葉土や堆肥のような役目は果たせませんよ。

どかべんを思い出す 2008/05/05(月) 09:54:30
鉢の土は、たしかに排水性や通気性の悪い土でした。植え替え時、鉢の中が少しドロドロしてました。
地植えの所は、畑の土(という名称で売っている)5、堆肥3腐葉土2位の割合で作った土に、排水を良くするというくん炭を1近く混ぜてみたのですが。
地植えの所は、くん炭無しの同じ割合の土できんかんが3年間生長し続けています。

cactus 2008/05/05(月) 21:29:01
地域が違うのか、畑の土と言う名称で売られている土があるのは初耳で
す。その土がどのような物か分かりませんが、その土に混ぜられた物が
不知火(清美オレンジとポンカンの交配種で、デコポンと言う)に適応
に適していなかったのが原因かも知れません。

今回の配合率を見ますと半々で混ぜられているようで、排水性や通気性
に関しては優れているとは言えませんね。
地植えは庭だろうと思いますが、植えられる場所の土に堆肥か腐葉土を
混ぜる程度で十分でした。堆肥や腐葉土には微量の養分しか含まれてい
ませんので、肥料代わりに入れられても意味がありません。
腐葉土や堆肥は土壌改良材で、肥料とは違う事を覚えていて下さい。
クン炭も土壌改良材で、通気性や保水性が悪い土壌に入れると、通気性
や保水性が高まる効果があります。また入れる事で根腐れを防ぐ効果も
ありますが、アルカリ性ですから入れ過ぎると逆効果になる事もありま
す。酸性土を中性にするには効果があります。キンカンがクン炭なしで
生育を続けているなら、不知火にもクン炭は必要がない事になります。

通常なら掘り土にバーク堆肥とパーライトなどを混ぜ、底に元肥を入れ
て被せ土をし、株を入れて混ぜ合わせた土を入れながら周りを良く突っ
ついて締め固めます。幹の衷心より半径50pの位置に土手を作って、
その中に水を入れながら細い棒を挿しながら水が十分に浸透するように
します。

植付ける時は不要な葉や枝は少し剪定をし、根が弱る事を事前に予測し
て根を助けるため剪定をしてから植付けを行います。
もしかしたら小枝や葉が多かったため、葉からの水分の発散が大きかっ
たため、衰弱してしまったとも考えられます。
それと聞き忘れていましたが、植えた時期はいつでしたか。

どかべんを思い出す 【東海】 2008/05/05(月) 22:07:47
時系列?で再説明すると
昨年11月:M-16不知火の苗を購入、土作りをしてないので地植えせず、培養土を入れて直径20cm位の鉢に植替え。
その後:骨折等で地植えできず。3月頃土作り。
今年、4月26日:地植え。鉢から抜いた時、根腐れしていたことが判明、くん炭を入れてみようと考えた。鉢底石として庭石(踏むとジャリジャリ音のする石)を使ったのが悪かったのか。

衰弱していたのは鉢植えの段階なので・・・
当面の対策としては、少し剪定した方が良いということですね。
畑の土というのは、農家もよく利用する藤枝の園芸店で扱っている土で、赤土みたいな感じです。赤玉土とは異なります。

cactus 2008/05/11(日) 18:00:02
藤枝の園芸店と言われても、回答する僕らとは住んでいる地域が違う事
もあるので、地域の園芸店を書かれても分かりません。

赤土みたいと言われますが、本来は赤玉土と同じ物です。赤土をフルイ
にかけて大中小の大きさに分けたのが赤玉土です。
赤土は黒土の下層と鹿沼土の上層の間にあり、黒土が有機質を含むのに
対して、赤土は有機質を含まない粘土質の火山灰土で弱酸性です。
畑に良く利用されていると言われても、果樹と野菜とは根本的に違いま
すから、野菜が育つから果樹も同じように育つとは言えません。

根腐れを起こした原因では、もしかしたら赤土が原因かも知れません。
キンカンを植えられた時も同じように、赤土を使用されたのですか。

りっこ 【関東】 2008/05/11(日) 22:12:20
何が原因かは判別が難しいと思いますが、最初の苗の購入時は何に植えられていたのでしょう。又、新苗でしょうか。枝がある2年生ものですか。通常なら柑橘は春に植えつけます。たんに水苔などで巻かれてビニールに包まれていたのですか。鉢なら植え替えしないで春までそのままのほうがよかったでしょう。その時期に植え替えると寒風などで葉が字丸まったり根傷みを起こします。又、新苗の植え付けは接木部から上に30〜40cmで切断します。果樹苗は鉢植えでは赤玉土と腐葉土で十分育ちます。(ブルーベリー以外ですが)当方は80鉢ほど全てこれで問題ありません。勿論柑橘もそうです(デコポン、はるみ、黄金柑、はるか、はやか、桜島、麗紅、プチ丸、レモン、セミノール他に沢山ありますよ)。鉢は10号スリット、12号スリット、25L、34Lプラ鉢など)鉢底に赤玉の大粒や34L鉢には底に発泡スチロールも入れます、次に中粒や小粒、有機肥料(有機100%)をパラパラまいてそのご赤玉と腐葉土を6;4ほどに混ぜていれています。上から水をやると1分くらいしてからスーと引いていきます。デコポンは2年生苗(7号鉢)を1昨年秋に購入しハウスに春まで置きそのご34Lで植えつけています。開花しましたが全て落花、現在は花芽が数個ついています。同じ時期に購入の石地2年生苗は春までハウスでそのご露地植えで12月に1個収穫できました。柑橘は土質は選ばないのでなんでもいいはずです。市販の培養土でもいいと思いますよ。化成肥料などを与えると肥料当たりがあるので当方は一切使用しません。根ぐされは水はけと植え付け時期による根傷みとその後の寒さではないでしょうか。

どかべんを思い出す 【東海】 2008/05/11(日) 23:19:53
御教示ありがとうございます。
cactusさん:根腐れは、地植え前=直径20cm位の鉢に市販の培養土を入れて冬を越している間に起きたのですが。きんかんも同じ割合の土で地植えしています。
りっこさん:購入時の苗は、主枝を1回切ってあり、その下から枝が出ていて70cm位あります。葉だけで、実は無かったです。直径10cm位の鉢に土などで植えられていて窮屈そうだったので、11月に少し大きな鉢に培養土を入れて植え替えたのですが、その方法やその後の管理が悪かったのでしょう。
 幸い地植えして2週間経っても落葉はありません。少し剪定し、防風ネットを重ねて強い日光が当たらないようにし、根の近くの土にバーク堆肥を混ぜ込んだりしています。

りっこ 【関東】 2008/05/12(月) 00:06:52
そうですか。もう大丈夫と思います。デコポンは樹勢が強く根が回復すれば新葉もどんどん出てきますよ。当方露地植えで1,30cmほどのデコポン昨年秋に葉が黄色になりそのうち枯れてきました。原因は鉄砲虫でした。通常見えない方向に穴が空いていました。即刻穴下から切断です。樹高50cmほどになってかろうじて下部に10cm程度の小枝のみ残りました。そのままほったらかしでいたらこの春あちこちから新芽が沢山出てびっくりです。同じ時期(今年で3年目)に植えたデコポンは現在花芽がついています。あとせとかの新苗を昨年春に購入しハウスに植えつけましたら葉が全部落ちてしまいました。35cmほどに切断していますのであわててメーカーに電話したら「大丈夫ですよ。せとかは最初の春はよくあります。そのうち葉もでてきます」とのことでした。確かにその後葉もどんどんでてハウスなので虫などによる葉痛みも全然なく20品種ほどある柑橘のなかでは一番状態がいいです。果樹のなかでは柑橘は非常に丈夫で強いと思いますよ。東海地方ですから3年ほどすると美味しいデコポンが出来ることを祈っています。

どかべんを思い出す 【東海】 2008/05/12(月) 21:34:03
[[解決]]
安心しました。
3年前に買ったデコポンが昨年春に萎縮病のような症状が出てしまい処分しました。その後M−16不知火という苗を見つけとっさに買ってしまったものの、植える所が無く鉢植えのまま放置していたのです。


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