胡桃の木の根元に穴が!

[園芸相談センター]の過去ログです

ちゃめた 【近畿】 2008/04/11(金) 13:28:23
3年目の胡桃の木を育てているのですが、木の根元に大きな穴が開いて中に空洞できてしまいました。穴の周りは黒くなっています。
なんで早めに気づけなかったのか後悔しています。かわいそうなことをしてしまいました。
今は葉っぱなどは元気なのですが、これから枯れていってしまうのでしょうか?
なんとか元気になってほしいのですが、よい方法があれば教えてください。
また、先の枝だけでも挿し木にしたりなど助ける方法はないでしょうか??
なにもわかっていなくてすみません。アドバイスをお願いします!!

パタリロ 【四国】 2008/04/11(金) 17:35:34
胡桃はオニクルミですかカシクルミですか?鉢植えですか地植えですか?現在の太さと高さは?穴の直径は? 実生で3年目の胡桃だと50cmくらいから2m程まで生育に差が出ていますので。胡桃は幹にカミキリムシ程度の空洞が出来ても枯れずに大きくなっていくことが多いですよ。
挿し木はできないし、接木の活着率は低いので、気になるのでしたら新しい苗木を手に入れるという方法もあります。

ちゃめた 2008/04/11(金) 19:31:43
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>パタリロさま。
こんにちは。ご回答ありがとうございます!説明不足ですみません。
胡桃はカシクルミです。10号鉢に植えていて高さは現在130cmくらいです。
穴の直径は3cmくらいで中の空洞は幹の中身がすっぽりなくなっているという感じです。幹の太さは直径6cmくらいです。
カミキリムシかもしれないとのことでしたので、さっきスミチオン乳剤を塗布してみました。
しばらく様子を見て見ます。
ありがとうございました。

Buntas granpa 【甲信越】 2008/04/14(月) 21:28:08
解決済みですが追加発言。カミキリムシの幼虫と思いますが、木屑で穴が塞がれていませんでしたか?木が太く助かっていて穴が古くても、黒く汚れた木屑の塊が木の傍に落ちているかも知れません。スミチオン乳剤の塗布ぐらいでは中の木の中の虫は死にません。私はKincho のゴキブリコックローチかやはりKinchoのアリキンチョールのノズルを穴に挿して噴霧します。古い穴も薬で処理しないとアリの巣になって木の寿命が短くなるでしょう。アナは薬で処理のあとセメンか何かで塞いで腐るのを防いだほうがいいと思います。庭周りのときは腰に剪定ばさみ、手にコックローチを持ってうろうろしますが、年に幾つか大事な植物をカミキリムシにやられます。薔薇などでも木の中に噴霧する限り木は枯れません。葉っぱなどに噴霧すると低温障害で枯れてしまいますが。3年もたった木ですから大事に育ててください。鉢植えで実がなるかは知りませんが。

パタリロ 【四国】 2008/04/15(火) 18:12:57
クルミは形成層から肉盛りして数年で穴の出口をふさぐでしょう。
後は木質が外へ外へと出来てきます。私もカミキリムシには「コクローチ」を使用しています。先端は医療用の20〜30cmの長さの注射針を使用しています。便利いいですよ。時々は噴霧しないと虫の巣になる可能性はあります。樹の断面は生理的に防護層ができますので、樹に元気があればそこから腐ることはないでしょう。元気がないときは定期的に消毒してください。セメントを詰めているのを時々見かけますが、虫歯に素焼きの陶器を詰めるようなもので生物である樹にはしないほうがよい と物の本には書いてあります。

pinetree 【九州】 2008/04/15(火) 18:56:18
 解決済みに重ねて,かつ細かい話で申し訳ありません

 農薬取締法上は,登録外の使用(スミチオン乳剤の塗布など)は違法になりますのでご注意ください。ただし,食用作物でも,1年間は食べないのであれば登録外農薬でも利用は可能です。また,家庭用殺虫剤は農薬ではありませんので,登録自体がありません。
 以前は,有機リン剤を布に染みこませてカミキリムシの穴に詰め込む方法などが行われていましたが,樹体内に移行することを考えると,あまりやりたくありませんね。

 クルミの実を食べることを前提にしながらも,1年以内に実を着けないのであれば,園芸用キンチョールE
http://lib.ruralnet.or.jp/nouyaku/NB177/NBH15975.htm
があります。ノズルで穴に噴霧します。

 薬剤を使いたくない,または実がなるというのであれば,細い針金を穴に差し込みカミキリムシを刺し殺します。ミカン類では,私はもっぱらこの方法で,キンチョールEは,針金が届かないときしか使いません。

 原因がカミキリムシかどうかよくわからないのですが,カミキリムシであれば,今の時期ならかなり深く食い込んでいるはずで,種類や地域によって異なりますが梅雨前から夏にかけて羽化するのではないかと思います。
 もし今も中に居るのなら,幹の穴位置よりも,多くの場合は,上の方だと思います。そのつもりで針金で探ってください。

 傷口は,痛んだ樹皮や木質部をマイナスドライバーなどで取り除き,接ぎロウなどを塗布しておきます。無ければ,木工ボンドなどでも結構です。
 その際,木質部が変色したり腐ってぼろぼろと崩れ落ちるようなら,被害は一昨年かもしれません。もしそうなら,中に虫はいないはずです。


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