私のサクランボの葉も落ちます。

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ちゃっぴー 【甲信越】 2007/07/15(日) 13:22:34
 最近サクランボの葉っぱが落葉するという質問がありましたが私のサクランボもそうなので質問します。
 サクランボの葉っぱが6月中旬ごろから一枚二枚と黄色くなり落葉します。去年も一昨年もそうでした。短果枝や側枝の付根から順番に一枚ずつゆっくりと。ですから夏の終わりには残っている葉っぱは半分くらいになり10月には1/4位で他の木の広葉の落葉より早く無くなってしまいます。本では秋まで葉を保つことが大事だと書かれています。裏返せば落葉し易いと言うことでしょうか。殺虫剤も殺菌剤も掛けていませんので葉っぱは病気には成っていませんが毛虫尺取虫コガネムシの食害はあります。葉っぱに目に見える病気の症状はないけど病気が原因でしょうか。西日が悪そうな気がしたので置き場は6月いっぱいは4時まで日のあたる場所、7月からは1時すぎまで日が当る場所へ変更しました。水遣りは様子を見て1日0〜2回、肥料は春以降やっていません。今年の春植替えをしたので根詰まりは大丈夫だと思います。葉が落ちるのは鉢植え3年目のナポレオンと佐藤錦です。今年鉢植えにした大将錦とさおりはなんともないです。
 消毒する場合薬剤は何が良いでしょうか。オーソサイド・ベンレート辺りでも落葉に効果があるでしょうか、お薦めがあったら教えてください。
 以上、よろしくお願いします。

炭焼きおやじ 2007/07/15(日) 17:14:28
肥料不足です。

花が一通り終わってから、定期的に葉面散布で養分を補うこと。
それと実を成らすなら必ず花後にお礼肥を。

cat 2007/07/15(日) 19:56:31
霜が降りる頃まで葉が残ってないようなら、病害による早期落葉でしょう。
見た目に健全そうでも、菌は感染していて、黄変(褐変)する頃には葉の内部は菌糸だらけになっています。
予防が大事で、症状が出た葉は薬剤散布しても元には戻りません。
薬剤には、予防効果だけで治療効果のないもの、予防効果と治療効果のあるものがあります。
(予防効果とは、感染を防止する効果で、既に感染している葉には何の効果もありません。治療効果とは、感染していても未だ症状が出ていない葉で、それ以上内部で菌が活動するのを抑える効果です)
同じ系統の薬剤を反復使用すると耐性菌が出やすいので、系統を考えて異なる系統のものを数種類使う事になります。
時期的には、最低でも梅雨入り前に予防効果のある薬剤を散布し、その後8月一杯までは3,4週に一度は治療効果のある薬剤を散布した方がよいでしょう。
適用薬剤
アミスター10フロアブル、アンビルフロアブル、インダーフロアブル、オーソサイド水和剤80、オンリーワンフロアブル、コサイドボルドー、
スコア水和剤10、スミレックス水和剤、Zボルドー、トップジンM水和剤、
トリフミン水和剤、ナリアWDG、ビスダイセン水和剤、フロンサイドSC(フロアブル)、
ベルクート水和剤、ベルクートフロアブル、ベンレート水和剤、ラリー水和剤、ロブラール500アクア、ロブラール水和剤、ロブラールフロアブル

例えば、上の例では、ベンレートとトップジンは同系統です。

鉢植でしたら、樹も小さめでしょうから、雨よけをされたら?(既にされてるかな)
薬剤の散布回数は減らせると思いますよ。

ちなみに、私の経験では苗木を植えて年数の少ない若木のうちは薬剤なしでも大丈夫でしたが、4,5年後からは薬剤無しでは早期落葉を抑えられなくなりました。






 

ちゃっぴー 【甲信越】 2007/07/15(日) 20:02:34
 炭焼きおやじさん回答ありがとうございます。
 今思い出したのですが肥料は緩効性肥料をナポレオン・佐藤錦は4月に15粒、5月に10粒でそれ以降は遣っていません。さおり・大将錦はさらに6月7月にも10粒位与えました。さおり・大将錦は一年目でしかも下から枝を出させる為に強剪定したので樹勢を付ける為に肥料を多く与えました。ナポレオン・佐藤錦は樹勢が強かったので少なめにしたのですがそれがいけなかったのでしょうか。確かに鉢植えは肥料に流出が多いので肥料不足に成っているのは間違いないようです。そう言えば鉢植えは肥料をこまめに遣って摘心で樹勢を整えるとどこかで読んだのを思い出しました。

ちゃっぴー 【甲信越】 2007/07/15(日) 21:29:23
 catさん回答ありがとうございます。
 病気は予防が第一ですね。来年はきちんと消毒したいと思います。今年はオーソサイドが手元にあるので台風が過ぎたらすぐ消毒します。見た目が何とも無くてもやっぱり病気なんですね。肥料不足とのご意見もありますので肥料と合わせて消毒も実施します。沢山の農薬リストありがとうございます。耐性が出来ないよう何種類かを使い分けたいと思います。
 雨除けは実が色付く頃のみでその後はしていません。やっぱり通年雨除けがあった方が病気には良いんでしょうね。でもハウスの様にではなく軒下なので日当りが正午位までしか無いので雨の日のみ避難していました。今の場所も西日が当るのは良くなさそうなので1時過ぎまで日が当る所に移動したのですが日照時間が少ないでしょうか。
 以前の質問の「剪定」の件ですが、さおり・大将錦を強剪定したところ良い枝が出てきました。ありがとうございました。

cat 2007/07/16(月) 17:57:29
>通年雨除けがあった方が

いえ、秋以降、特に落葉期は不要です。
特に開花期は、ビニールや波板の種類にもよりますが、紫外線をカット
してしまう素材のものがあるので、受粉に寄与する昆虫の活動が阻害される
ので、ないほうがよいと思います。

ちゃっぴー 【甲信越】 2007/07/19(木) 21:16:31
[[解決]]
 catさんありがとうございます。お返事遅くなりすいません。
 今日消毒しました。様子をみて今回と違う薬剤でまた消毒して見ます。雨除けの件ありがとうございます。紫外線の件は現状は軒下で雨宿りなので問題ありませんが今後増えた場合の参考にさせて頂きます。


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