レタス類の葉物の防虫について質問!

この記事は[園芸相談センター]の過去ログです

eremia 【近畿】 2007/05/31(木) 16:57:27
リーフレタスのプランター栽培をしています。昨年は葉の中にお絵かきをするように食い荒らす虫と戦いながらの収穫でした。今年は何とか食卓に安心できるサラダをと思い、熱消毒をした土を求め防虫ネットを準備して作ってみたのですが、ネットをどうやって入り込んだのか、また絵描き虫にやられてしまいました。おまけに土に隠れる食欲旺盛な芋虫や土の中をよく見るとダニのような細かい白い虫までいます。主人がこんなプランターを見たら気持ち悪いといって家庭園芸を許してくれないだろうと思います。無農薬で野菜を育てるなんて無理なのだろうかとプランターの前でかがみこんでしまいます。
家庭で食するのに市販のものより安全な野菜を口にするにはどうしたら良いでしょうか?無農薬にこだわりたいと思っていたのですが、こんなに虫が付くものだかと実感したら、今まで農薬を毛嫌いしていた考えを少し修正せねばならないのかを思えてもきました。只今妊娠中…農薬を調べると市販のものはどうなっているのかと野菜に過敏になってしまいます。きれいな野菜を求めるのが無理なのか・・?農薬をもし使うとどうやったら安全に収穫できるのか、色んなHPを見て神経質になっているので教えていただけたらと思います。

RED 2007/05/31(木) 17:23:57
 農薬についてですが、これは適正に使用している限り、「食べる」ぶんには安全であることが保障されています。
 残留農薬の害というのは、実のところ心配しなければならないようなものではありません。
 気になるようなら、よく洗えばそれで十分です。
 農薬については非科学的で脅迫まがいのサイトも多く、あまり気にしすぎると(ストレスを受けると)妊娠中は良い影響がないと思いますので、気にしない方がよいと思います。

 ただ、その一方で「農薬散布」は食べるのとは比較にならない暴露量になるため、安全とはいえません。
 なので、気をつけなければいけないのは散布のほうです。

 私としては、低毒性農薬を選択して使うことが、身体的にも精神的にも良いと思います。
 イモムシであればBT剤が効きます。これはごく普通に存在する細菌を利用したもので、イモムシが食べるとアルカリの胃液と反応して毒性を発揮します。
 そのため、酸性の胃液を持つ温血動物には害がないというのが特徴です。良くも悪くも選択性が高く、イモムシやケムシ以外はまったく効かないという性質ももっています。
 最近は大手ホームセンターでも扱っているのを見かけます。

 エカキムシは薬での防除が難しいので、手で潰すのが一番かと思います。あれって、梱包材のプチプチ潰しと似たような中毒性があるような・・。

 除虫菊成分のピレトリンスプレーも使いやすく、しかも残留性が極めて低いので使いやすいですが、こちらはBT剤より散布時は注意が必要です。

 野菜のサイトではありませんが、こちらは有名どころで大変参考になります
http://www7.plala.or.jp/organicrose/

りっこ 【関東】 2007/05/31(木) 22:09:21
虫たちは食べやすいものから順に食害するようです。いろいろな種類の野菜を栽培するとレタスはほとんど被害がありません。春菊、チマサンチエもほったらかしで虫はよりつきません。いろいろな種類の入ったサラダレタスをまいても被害はありませんでした。そのかわり絵描き虫の被害はべつの野菜に良く付いています。絹さや、京菜、二十日ダイコン、ダイコン、小松菜などでこれらはネットがけかハウス栽培でないと防御は無理ですね。(無農薬栽培として)コンパニオンプランツではありませんが近くの野菜を食害させてレタスを守るということもできるようです。果菜類なら葉は穴だらけにされても実は食べれますから...

mutin 【関東】 2007/06/01(金) 13:50:20
食物から摂る残留農薬の安全性について一言

 これらは、人間への内分泌かく乱作用あるいは遺伝的影響については安全であるとは証明されていません。これらはまだ未知の物質が多いのが現状です。しかし、現在わかっているだけでも、内分泌かく乱作用を起こす量で食物の残留農薬をみてみると、オーバーしている食物は多いです。
 残留農薬は、危険性が実証された量を根拠に規制するというのが現状です。危険性が実証されていないことは、安全性が証明されていることにはなりません。
 実際に、危険性が徐々にわかってきて、規制量がどんどん厳しくなってきている物質等は多量にあります。子孫への影響では、人間の場合、1世代めぐるのに30年近くかかりますから、疫学調査もそうした時間軸で行われています。ですから、危険性が実証された時点では時既に遅しということにもなりますし、結果的に使用開始数十年後に規制が厳しくなることが起きます。そういった点からも、現在疑わしいと考えられているものは、子孫のためには摂取しないほうが好ましいのです。

 その上で、eremia が御自身で体験されたように、農薬無しに虫がついていない野菜を大量生産することは大変難しいことです。私たちは大量の化学物質に囲まれているわけですから、お子様のためになるべく避けていただくにしても、ある程度は止むを得ないと観念するしかない面もあります。

cat 2007/06/02(土) 19:55:38
>防虫ネット

何ミリ目のを使われたのかわかりませんが、目が大きすぎたか、
掛け方が不適切だったのでは。
不織布などをきっちり掛ければ、普通は無農薬でいけますよ。

eremia 2007/06/04(月) 14:18:09
[[解決]]
REDさん、りっこさん、mutin さん、catさん 回答ありがとうございました。理想の野菜を作るのって難しいと思いましたが、安心して食べられるプランター野菜にもう少し期待して手間をかけて作ってみようと思います。農薬の種類も教えてくださってありがとうございます。BT剤は使ってみようと思います。とても混乱していた気持ちがほんとにすっきりしました。ありがとうございました。

ちび 【東海】 2007/06/05(火) 13:50:12
すでに解決済みになっているのですが、共感したところがあったので・。私も初心者で、始めて、レタスをプランターでつくり最近やっと収穫できるようになりました。喜んで食卓に出したのですが、子供たちが、プランターを覗いて絵描き虫の幼虫をみつけ気味悪がって日曜日スーパーでサニーレタスを買ってきました。結局無駄になってしまいそうですが、綺麗で虫くいひとつない野菜を見慣れてる家族にはあまり見せないが無難かも・・・元気な子産んで下さいね・・・

ばんざいうさぎ 2007/06/07(木) 22:26:27
解決されてますが見てらっしゃるでしょうか?
私の経験ですが、ミントを植えている鉢を周りに置くと、羽の生えている虫はミントの精油が揮発する香りを嫌がって野菜に止まらず諦めていきますよ
私はたまたまミントの各種類をコレクションしていたので畑のブロッコリーの株間に鉢を置いてみたところ全く虫食いがありませんでした

ミントは野菜と一緒に植えると蔓延って大変な事になるので、必ず鉢かプランター植えで、野菜のプランターを囲むように置きます

妊娠中なら気分の悪いときに香りを嗅いでリフレッシュすることもできます(ハーブ類は妊娠中は口にするとよくないものもあるのでお子さんが生まれるまでは香りだけに)
ミントには、果物の臭い(アップル・パイナップル・オレンジ・レモン・バナナ)やオーデコロン(この種類だけ飲用は無理)やジンジャーのような香りなど多彩です。大きく育ったらハーブティーにして育児の合間にお飲みになるとリラックスできると思いますよ

赤ちゃんの飲み物に使うと不眠に効いたり野菜嫌いにならないと言われるジャーマンカモミールのハーブティーなどハーブには育児に役立つものもあります。育てるのも難しくないので是非育ててみませんか?

eremia 2007/06/08(金) 22:33:10
レスに気が付くのが遅くなってしまってすみません。ちびさん、ばんざいうさぎさん 書き込みありがとうございます。只今プランターはBT剤を準備する予定で、葉が刈られ次に新芽を出す時を待ち状態です。今回、色々回答を頂いたおかげで、色んなことを考えさせられました。やっぱり食卓に乗せる葉が収穫できたことは感動ものです。選別に時間を掛けても収穫してやろうという気持ちです。ハーブで、育児に役に立つものがあるとのこと、“シメタ”と思いました。上にいるお兄ちゃんはもうすぐ2歳ですが野菜はほとんど食べなくて食事中は大騒ぎです。今からでも間に合うだろうか・・と・・これからのこともあるので見てみようと思います。ありがとうございます。


この記事は[園芸相談センター]の過去ログです

野菜・家庭菜園用掲示板@園芸相談センター園芸相談センター