ネギが消える
kurin
2007/02/13(火) 17:05:04
そろそろネギの苗を作ろうと思っていますが、今までに何度も植えた後で苗が次第になくなることがありました。
ヨトウ虫は被害にあうたびに捕殺していますので、他に原因があるようです。
乾燥に対しては、まめに水をやっています。
肥料は多すぎると赤さび病になりやすいと聞いています。
土壌の酸度が強いのでしょうか?
特に苗が小さい時によくある様な気がします。
野鴨
2007/02/13(火) 17:59:06
虫か、病気かを見極めて対応することが必要かと思われます。
もう少し教えてくださいね。
・お住まいの地域
暖かいか、寒いか、雪は積もるのか、雨が多いのか・・・
・消えてゆく苗はどのように消えていきますか?
固まりになって消えていく場合は、病気の線もあります
・苗はどのように作りますか?
チェーンポット苗、稲用苗箱
・苗の状態から消えていくことはありますか?
・本圃で使っている薬はありますか?
・同じ畑で別の物(例えば、ホウレンソウや大根など)を作ったときでもネキリされますか?
ひょっとしてですが、無農薬で栽培していませんか?
苗立枯病か白色疫病かもしれないと考えているのですが・・・
Iwasaki
【近畿】
2007/02/13(火) 18:30:18
葱や玉葱は、水の遣り方等の失敗が多い様です。
水の遣り過ぎにる根腐れ等も慣れないと多いと思います。
葱苗の土壌の管理を怠ると、半数が消える事も有ります。
葱苗に適した土壌で無いと難しい場合が有ります。
水捌けの良い保水性の有る土が向いています。
後、肥料等はどの様に行っていますか?
私の場合は、育苗箱やポット等は使わずに、ビニールトンネルをした畝で苗を育てています。
この方が丈夫な苗が良く取れています。
肥料は、硫安や尿素の500倍液を週一で与えています。
葱は、苗の段階で他の植物と違い、肥料が多く必要に成ります。
タネツリ
【関東】
[URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/]
2007/02/14(水) 12:28:06
野鴨さんの書き込みに答えられると、的確な解決策が見つけられるでしょう。あと
・その畑を観察する頻度。毎朝とか週1とか。
・例年の大体の播種月日
・「何度も植えた後で」この部分は「発芽した後で、植える前に何度も」とは違うのですか。
kurin
2007/02/14(水) 16:14:59
皆様、早速のご返答ありがとうございました。
少々、舌足らずの記述だったようなので今一度申し添えます。
住まいは千葉県銚子です。
春は東京などより4度ぐら低温なので、ビニールトンネルなどの簡易温室で作ります。
今年は温風器を入れてペチュニア等、花の苗を作っていますのでこの中で苗作りをするつもりです。だから苗の段階で温度の問題はないと思います。
毎年、苗は概ねよく育ちます。肥料は専ら液肥を与えます。
苗床(発砲スチロールの箱など)で消えたことはありません。
苗が小さい時(15cmぐらい)、植えると失敗が多いような気もします。
去年も一度消えたので、再び苗を作り植え付けたので現在でも、ワケギ位の大きさです。最初は寒かったからかもしれません。
ただ、ネギは真冬でも枯れないので育たないまでも、寒さには強いとおもっていたのです。
農薬は使っていません。だから他の葉菜は夏は作りません。
肥料は以前は無知から、硫安ばかり与えてたこともありましたが、ちょっとした風で折れてしまうので最近は8−8−8の化成肥料を与えています。
消える時は育ちが悪く、いつの間にかまばらになります。まとまって枯れることはありません。
ネキリはエンドウでよくやられます。畑を掘り返すと夜盗虫がよくいます。
被害にあった朝、周りの土を掘り返すと、殆どつかまります。
肥料が多いと赤錆病になるという隣人の話は間違えでしょうか?
土壌が酸性だとどんな症状が出るのでしょうか?
Iwasaki
【近畿】
2007/02/14(水) 20:47:28
植付け後の問題と言う事は、水捌け等と散水の影響だと思います。
実際、葱等のユリ科の植物は、水捌けが良い通気性の有る土を好みます。
対応としては、畝の高さをを少し高い目にします。
化成肥料は、土質の劣化(硬化)を起こし易くなりますから、有機肥料(牛糞・鶏糞・油粕等)を植付け前(一週間以上前)に十分鍬込んで置くと良いです。
又、土壌の酸性度が強くなると、マンガン過剰が起こり易く成ります。
其の他には、肥料の与え方によってはホウ素過剰も起こし易く成ります。
対処としては、植付け前に、消石灰等を混ぜて若干PHを調整してから植え付ければ良いです。
Iwasaki
【近畿】
2007/02/14(水) 20:52:11
書き忘れていましたが、苗が小さいと乾燥等の影響も受けやすいです。
特に植付け時に根を傷めていますので、散水は暖かい時間に十分行います。
此れを怠ると枯れる事が有ります。
kurin
2007/02/15(木) 06:55:27
Iwasaki様、再度ご指導ありがとうございます。
ネギは白根の部分を多くしようとして、浅い溝を掘って植え、成長に従って土を盛るようにしていたのが良くなかったのかも知れません。
マンガンやホウ素が過剰になると、どんな症状が出るのでしょうか。
消石灰は気休め程度に蒔いていますが、量の過不足は分かりません。
園芸を始めた頃は、リトマス試験紙か薬液かでPHを測ったこともありましたが、明瞭な結果は分かりませんでした。
野鴨
2007/02/15(木) 08:18:48
いくつか心当たりの症状を調べてみました。
可能性として一番大きいのは、ネキリムシですね。
定植するときに、殺虫剤を入れていないと、食べられてしまうことが多いです。
小さいときに、根を囓られると、修復が効かずそのまま枯れてしまいます。
大きくなれば、多少囓られても自力で治せるのですが。
ここはひとつ、土壌消毒などいかがでしょうか。
連中は土の浅いところにいるので、効果は期待できます。
他の作物が無いときに、畑をビニールシートで覆うことができれば、消毒は実行可能です。
もし、初夏に空いている畑があれば、太陽熱消毒もお勧めです。
もう一つの気になることは、肥料やけです。
888が緩効性の肥料の場合は、私の思い違いですので、飛ばしてくださいね。
ネギは肥料灼けしますので、基肥の半量くらいを緩効性の肥料にされるか、土寄せの際に追肥を行う方が良いと思います。
赤さび病とpHの関係について、資料を探してみたのですが、残念ながら見あたりませんでした。近所の方が独自に発見した法則なのかもしれません。
ネギとpHの関係ですが、ネギのpH適応範囲はなかなか広く、
5.7〜7.4とされていて、当地ではpH6になるように栽培しています。
余程、酸性土壌!、というわけでなければ気にする必要はないです。
今まで、消石灰を気休め程度に播いているのでしたら、大丈夫かと。
pHの測定は「慣れ」な所があります。あきらめずにチャレンジしてみてください。
タネツリ
【関東】
[URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/]
2007/02/15(木) 08:22:29
次の点は、いかがですか。
・その畑を観察する頻度。毎朝とか週2とか、毎日何度もとか。
・例年の大体の播種月日、移植月日、定植月日、
・消えるのが多い月
・ヨトウムシとネキリムシの違い
Iwasaki
【近畿】
2007/02/15(木) 14:49:52
マンガンやホウ素が過剰に成ると、枯れる事も有ります。
特にホウ素過剰に成ると下葉の先端から枯れて来ます。
又、マンガン過剰は、中心の葱の葉が黄色く成ります。
此れは、鉄欠乏に似た症状に成ります。
この他に、枯らす可能性の有る生理障害は、りん欠乏やカルシウム欠乏です。
病気では、萎黄病等も注意が必要です。
特に、土を盛って行く軟化栽培では希に起こるらしいです。
この病気は、関東地方で良く発生しているらしいです。
>ネギは白根の部分を多くしようとして、浅い溝を掘って植え、成長に従って土を盛るようにしていたのが良くなかったのかも知れません。
此れについては、畝の溝より高ければ問題は有りません。
其れよりは、肥料の与え方や害虫等の対策の方が気に成ります。
肥料も一度に与えるよりも、回数を分けて少量ずつ与える方が、肥料障害も起こり難く安全です。
又、葱等のユリ科の植物は、水捌けの良い保水性の有る土を好みますから、畝の高さは高い目に作ります。
特に、土を被せて行く場合は、通常の高さ位の畝に植え込み位置を持って行き、其処から土を盛り上げて行きます。
植え込み位置が、溝より低いと雨等の時に浸かり込む為、病気等の問題が発生しやすく成ります。
kurin
2007/02/15(木) 14:52:21
ヨトウムシとネキリムシは同じものと思っていました。
今まで分かっていたのはネギ等が地際で噛み切られていたもので、根が切られていたかどうかは調べたことはありません。
周りを掘って捕まえるのは青虫ぐらいの大きさの黒い色をしたヤツです。
私の畑は空き地になっている隣地、60坪程度なので、殆ど毎日のように見回っています。
当地に移り住んで20年近くになりますが、最初のうちは園芸メモともいえる記録をつけていましたが、最近は慣れてきたのと作物の種類を減らしたこともあって記録をつけていません。
しかし、種蒔きは3月ごろ、定植は4月末ごろが多かったと思います。
タネツリ
【関東】
[URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/]
2007/02/15(木) 18:55:21
ネキリムシの特徴については、次に載せております。ヨトウガ幼虫とは違います。
http://homepage2.nifty.com/tane-tak/fmsg11.htm
>種蒔きは3月ごろ、定植は4月末ごろが多かったと思います。
播種は同時期ですが、定植は早くて梅雨後半、通常は9月15日ころにしてきました。早いと小苗で、溝に植えにくいでしょし、ネキリムシ被害も見つけにくいでしょう。
5月からがネキリムシの被害時期で、できるだけ毎日見て、加害(地上部を切って地中に引きずり込む)を見つ次第捕殺します。そのままにしておくと、次々と付近の苗を切り、全滅します。根は切らないと思います。
消えるのは、品種の問題もあります。品種は何ですか。御地方面特産の赤葱や坊主しらずは、当地では夏越しが難しいです。
☆有機菜果種吊*Suginami*TOKYO☆
タネツリ
[URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/]
2007/02/15(木) 18:59:49
失礼しました。訂正です。
溝に植えにくいでしょし→溝に植えにくいでしょうし
見つ次第→見つけ次第
kurin
2007/02/15(木) 19:31:38
[[解決]]
タネツリさんのホームページを拝見しましたが、ネキリムシとヨトウムシの区別が今一はっきりしません。
でも皆様のご指導のお陰で知識が増えました。
当地へは釣りが目的で来ましたが、近時すっかり釣果が落ちました。園芸とゴルフが主になりましたので今後とも宜しくお願いします。
下條 実
【関東】
2007/06/12(火) 20:28:30
葱に赤錆病がでます薬品で撒布しましたがあまり効果がありません
何が原因でしょうか教えて下さい
野菜・家庭菜園用掲示板@園芸相談センター