ピートモス酸度調整
しゅうくん
2007/01/14(日) 22:32:05
ブルーベリー用のピートモスが余りましたので花苗野菜苗を作るため酸度調整をしたいと思ってます土に混ぜた場合の遣り方 ホームセンターに調整済みとなっているピートモス単体のものの作り方はどのようにして調整されているのでしょうか ご存知のかたいらっしゃいましたら教えてください
たちつ
【近畿】
2007/01/15(月) 23:02:29
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明確なpH調整製造工程のサイトが見つかりませんでした。
工業的には、多分石灰水に浸けて、干しているだけだと思います。
趣味の園芸では、薄く広げて土に混ぜるか。(密度を下げる)
ネットに入れて、一日水に浸け、その後3-4回水で濯ぐとかすればよいのでは。面倒なら、ネットに石を入れて、2-3日川に投げ込んでおくとか。流れて行ったりして・・・・(^_^;)
普通の人なら、そのまま無頓着に、使っていると思う。第一にpH調整済みとか、酸度未調整という事すら、念頭にないと思いますよ。
我が日本人は、大体からして、説明書を読むという事は、ホビー系とCP系と携帯系オタクぐらいなもの。不便を感じない程度に使えれば其れでよい。説明書なんて、必要なときにはいつもないもの。見付けたとしても、何年も前に捨てた電化製品の説明書位ですよ。 Y(^^♪
仮に、ピートモスpH4として、石灰上澄み液pH12としても、ピートモス固体の中から、どないして水素イオンを取り除くのでしょうか。中和といっても、乾燥したり、濡れたりすれば、元に戻ると思う。従って、ピートモスの滲み汁(アク液)を薄めるか、中和するしかない。と思いますよ。
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のら
【北陸】
2007/01/16(火) 13:18:30
わが家の庭は砂質で水はけがよすぎます。
自家製堆肥(落ち葉・生ゴミなどを腐熟)をすきこんでいますが、
足りないので時々ピートモスも入れてますよ。
圧縮170L酸度未調整ピートモスなので苦土石灰の適正使用量は私も迷い、
ネットで調べたらピートモス1Lに対して3〜7gの使用量とサイトで
バラツキがあることわかりました。(pH4のピート→目標値pH6の場合)
結局少なめに3gと決めて14Lのトロ箱にピートと苦土石灰45gを入れ、
混和してから使用しています。
庭に直接すき込むよりも、無菌なので鉢の用土に腐葉土代わりに使うことが多いですね。
ピートを使用してからの3年は特に問題は発生していません。
水もちがよくなり、昨年はサトイモが上手くできたと思っています。
しゅうくん
2007/01/16(火) 14:10:29
細かい調整の仕方ありがとうございます さっそく石灰で(カキガラしか使ったことが無いのですが)試してみますピートモス1Lに対して3グラム 5グラムといれてみてPHを計ってみます
たちつさんのおっしゃるように 石灰水につけてみるのもためしてみますが 洗ったほうがPHがあがるということでしょうか 色々試してみます ありがとうございました
野鴨
2007/01/17(水) 08:24:34
こんにちは。
カキガラはpHの上昇が緩効なので、あまりpH上がらないのではないでしょうか?pHの上がりすぎない石灰資材として注目浴びている資材ですし。
むしろ、普通の石灰を施用した方が効くと思いますよ。
ちなみに、水素イオンは洗い流すのではなく、水酸化物イオンと合成させて水にするといった考えの方がわかりやすいかもしれません。
H+ + OH− → H2O
ご参考まで。
しゅうくん
2007/01/17(水) 12:09:28
石灰が水酸化物イオンを持っていてピートモスの中の水素イオンと合成して水になってPHが上がるということでしょうか 化学の勉強ですね 大昔を思い出します カキガラは今回は使わず石灰にします
ありがとうございました
たちつ
【近畿】
2007/01/17(水) 23:19:03
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農業指導として、ピートモスのpHには、炭酸苦土石灰で、中和するようです。炭酸苦土は、Mgを含む岩石を粉砕しただけの未処理石灰。
多分自然に近いのでよいのかも。
他の石灰との良し悪し・調整量は不明。・・・あまりにも基本的過ぎて、表示するまでも無いので省略されているのかも。
適当でよい事ですが、何となく気になる事柄ですね。(^_^;)
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しゅうくん
2007/01/18(木) 21:24:51
たちつさん貴重な情報ありがとうございます 炭酸苦土は初めて聞く名前です(勉強不足)ホームセンターにあるか探して試してみます
しゅうくん
2007/01/19(金) 14:29:23
[[解決]]
炭酸苦土はホームセンターにありませんでしたので苦土石灰をためしてみることにしました いろいろとありがとうございました
てて
2007/02/25(日) 00:23:13
解決後にお邪魔します。ちょっと面白そうな話で興味があったので書き込みました。
畑しか作らないのでピートモスは使わないのですが、ピートモスってコケが堆積して出来た土モノなので、地層の中で微生物の働きでいろいろな酸が生じているために酸性なのだと思います。微生物が作る酸は一般的に弱酸なのでそれを中和するには強いアルカリは必要ないはずです。今回いろいろな方のメッセージを読んだうえで補足しますと、その瞬間に中和しようとさえしなければ、むしろカキガラや骨粉、単カル、熔性燐肥など中性の水には溶けないアルカリ資材を混和し、水を掛けておけば、ピートモスの酸が強ければ強いほどこれらを早く溶かしながら徐々に中和していくと思います。この場合中性に近づけば反応が遅くなりますので適切なところで反応は止まるはずです。販売している場合もたぶん厳密にコントロールしているわけではなく単カルあたりを適量混ぜているのではないでしょうか。
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