石灰肥料について

[園芸相談センター]の過去ログです

ごんちゃん 【四国】 2006/08/21(月) 19:14:54
まもなく冬野菜の植え付け準備にかかります。白菜やほうれん草などを蒔く土の酸度矯正に石灰を施す、とありますが、毎年必要なのでしょうか。

りっこ 【関東】 2006/08/22(火) 02:51:50
土壌酸度計があれば何箇所を計測できますが...隣のおばさんは30坪程度の菜園でかなりの種類の野菜を上手に作っています。当方は最初の頃は新種の野菜ばかりが出来ました(ダイコンを植えれば人参の大きさ、スイカは大玉を植えれば小玉、タマネギを植えればサトイモのようなサイズ、ほうれん草は一向に生育せず、白菜やキャベツは青虫やヨトウムシを育てているような状態でした)。おばさんは春や秋口に植え付けの1週間以上前に必ず一面に石灰を雪化粧のように薄く播いています。又、特にほうれん草は必須のようですよ。(酸性土ではうまく育ちません)

Iwasaki 【近畿】 2006/08/22(火) 17:37:27
石灰は必ず必要と言う物でも有りません。
地域により、土の性質が若干違う為です。
土が火山性の酸性土であるかどうかにも左右されますし、前回植えた作物や今回植える作物でも、異なって来ます。
又、酸性雨の影響も近年では大きく、ハウス栽培で無い物では、土に石化を入れた方が良いでしょう。
一般的な葉野菜は、弱アルカリ性を好む為、酸性質の肥料(硫安等)を今まで使用していれば、消石灰や苦土石灰を土に入れる方が良い様です。
又、種の発芽には、弱酸性を好むのですが、成長段階での弱酸性は殆んどの野菜には向いていません。

くりん 【関東】 2006/08/22(火) 17:53:11
消石灰と苦土石灰の使い分けがわかりません。
教えてください。

deepsea 【東北】 2006/08/22(火) 20:10:29
ネットで検索すると、だいたい答えが出てきそうなんですが。

白菜もほうれん草も、共に連作を嫌うようです。
ということは、質問の内容を噛み砕いて「毎年同じ場所で育てたい」様に見受けられますので、そもそもそれが良くない、ということになります。

白菜はやったことないのでわかりませんが、ほうれん草は酸性土を極端に嫌います。連作もやったことありませんから不明ですが、まず最初の年に石灰を蒔いて、ほうれん草を作ってみて収穫後、その土のpHを測ったら本当にその次の年も必要なのかわかるのではないかと思います。

要するに、そもそも連作は良くない訳ですから、まず今の場所で消石灰を蒔いて作ってみて、うまくいって、また次の年も作りたいなら、場所を替えてまた消石灰を蒔いて作る。ということになります。
その意味では、毎年石灰は必要でしょうね。

あと、くりんさんへですが、他の方の質問のスレッドで便乗質問をするより新規にスレッドを立てて質問すべきでしょう。まだ、解決マークもついていませんし、混乱の元です。

しかしそれだけ何なので...苦土とはマグネシウムのことです。
マグネシウム(Mg)は、植物が必要とする三大成分(N,P,K)の次に多く必要とされる成分です。

石灰を蒔くのは消毒、酸度調整の二つの意味がありますが、苦土石灰の場合は更に Mg を追加する意味もあると考えられます。

しかしながら Mg は最近の化成肥料には幾らか含まれているのが大半であり、明らかに Mg 不足だと思われる場合に追加することも可能でしょうから、どうしても苦土石灰でなければならないということではないと考えます。但し野菜や果物には Mg が多く含まれる(つまり生長途中で沢山必要になる)ことから、最初から Mg を土に入れる意味で、苦土石灰を使った方が、味もよくなると思われます。

ごんちゃん 2006/08/23(水) 03:22:45
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石灰のやりかたはよく解りました。皆さん有り難う御座いました。


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